4年の一度のワールドカップもベスト4。残るは決勝戦と三位決定戦を残すのみとなりました。優勝候補と目されていた国が一次で落ちたり,トーナメントで負けたりして,決勝はオランダ-スペインという意外な組み合わせ。サッカー賭博では大穴が出そうです。
競技にはつきものですが,誤審も話題になりました。
ブラジル-コートジボアール戦でブラジルのルイスファビアーノがハンドした球をゴールに蹴りこんでそのまま得点が認められた。このプレーについて,かつて「神の手ゴール」を決めたアルゼンチン監督マラドーナは,
「あれは神の手ではなく彼の手だ」
と評したとか(→リンク)。
もう一つの「神の手ゴール」もありました。準々決勝のウルグアイ-ガーナ戦で,1-1の延長戦後半,ガーナの猛攻にあったウルグアイはゴール前で必死の防戦。FWのソアレスは,キーパーの後ろでゴールを守り,ボールを手で弾き返した。当然のことながらレッドカードで一発退場,ガーナにはPKが与えられたものの,ガーナの選手をこれを失敗。結局,ソアレスの反則がウルグアイを準決勝進出に導いたのです。
スアレスは
「私は『神の手』を使った。今大会のベストセーブだ」
と自賛したそうです(→リンク)。
ただ,今回書こうとしているのは,カミの手でもカレの手でもなく,カメの手。
コメンテイターのスンドゥブさんからこの珍妙な食べものを教えていただいたのが数か月前。彼はスペインで食べたそうですが,日本でも食べられる店があるということで,食べに行きました。
場所は神田のスペイン料理店。カウンターが中心の小さなお店です。スンドゥブさんが予約の電話を入れると,当日ペルセベス(スペインの名前)が入荷するとのこと。いつもあるというわけではないらしいのでラッキーでした。
さっそく,スペインの地ビール(セルベーサ)とともに亀の手を注文します。でてきたのは,こんな感じ(→リンク)の「亀の手」が皿に10本以上。爪と皮を剥いで,中の肉を楊枝でほじくって食べる。
旨い!
塩茹でにされた亀の手は,磯の香りがぷんとする珍味。南国の海の岩場にくっつく,フジツボの仲間のようです。
珍しい食べものというのは,初めて食べたときからおいしいと感じるものは少なく,何度も食べるうちに味を理解する場合が多いのですが,この亀の手の場合は,嬉しい例外でした。
この店は,なかなか大衆的な店で,料理も酒もあまり高くない。ビールが終わったあとはスペインワイン。ボトル一本で2500円は安い。
スペインといえば生ハム。そしてエスカルゴのシチューも頼む。メニューの中で見慣れないものを見つけました。
「白金豚のパテ」
シロガネブタ?
ハッキンブタ?
店の人に聞くと「ハッキントン」。銘柄豚のようです。パンといっしょに出てきてこちらも美味でした。
最後はパエリヤでしめて,一人4000円はリーズナブルです。
競技にはつきものですが,誤審も話題になりました。
ブラジル-コートジボアール戦でブラジルのルイスファビアーノがハンドした球をゴールに蹴りこんでそのまま得点が認められた。このプレーについて,かつて「神の手ゴール」を決めたアルゼンチン監督マラドーナは,
「あれは神の手ではなく彼の手だ」
と評したとか(→リンク)。
もう一つの「神の手ゴール」もありました。準々決勝のウルグアイ-ガーナ戦で,1-1の延長戦後半,ガーナの猛攻にあったウルグアイはゴール前で必死の防戦。FWのソアレスは,キーパーの後ろでゴールを守り,ボールを手で弾き返した。当然のことながらレッドカードで一発退場,ガーナにはPKが与えられたものの,ガーナの選手をこれを失敗。結局,ソアレスの反則がウルグアイを準決勝進出に導いたのです。
スアレスは
「私は『神の手』を使った。今大会のベストセーブだ」
と自賛したそうです(→リンク)。
ただ,今回書こうとしているのは,カミの手でもカレの手でもなく,カメの手。
コメンテイターのスンドゥブさんからこの珍妙な食べものを教えていただいたのが数か月前。彼はスペインで食べたそうですが,日本でも食べられる店があるということで,食べに行きました。
場所は神田のスペイン料理店。カウンターが中心の小さなお店です。スンドゥブさんが予約の電話を入れると,当日ペルセベス(スペインの名前)が入荷するとのこと。いつもあるというわけではないらしいのでラッキーでした。
さっそく,スペインの地ビール(セルベーサ)とともに亀の手を注文します。でてきたのは,こんな感じ(→リンク)の「亀の手」が皿に10本以上。爪と皮を剥いで,中の肉を楊枝でほじくって食べる。
旨い!
塩茹でにされた亀の手は,磯の香りがぷんとする珍味。南国の海の岩場にくっつく,フジツボの仲間のようです。
珍しい食べものというのは,初めて食べたときからおいしいと感じるものは少なく,何度も食べるうちに味を理解する場合が多いのですが,この亀の手の場合は,嬉しい例外でした。
この店は,なかなか大衆的な店で,料理も酒もあまり高くない。ビールが終わったあとはスペインワイン。ボトル一本で2500円は安い。
スペインといえば生ハム。そしてエスカルゴのシチューも頼む。メニューの中で見慣れないものを見つけました。
「白金豚のパテ」
シロガネブタ?
ハッキンブタ?
店の人に聞くと「ハッキントン」。銘柄豚のようです。パンといっしょに出てきてこちらも美味でした。
最後はパエリヤでしめて,一人4000円はリーズナブルです。
大阪~タイと出張続きで,ブログ更新,コメントへのご返事が遅れました。
>可食部分が少ない
そのとおりですね。楊枝で取り出し損ねるとほとんど食べられない。
>伊勢
娘は奄美大島で食べたと言っていました。
南の海に多いのかな。
>次回の来日
行きましょう。その日に入荷されることを祈っていてください。
>熊の手
刺身で食って,寄生虫のために死んだというニュースをずっと以前に見た記憶があります。
グルメも命懸けですね。
>猫の手
最近,猫の手も借りたいです…
http://www.geocities.jp/inngi2010/j200507161.html
旧ソ連衛星国めぐりの節はお世話になりました。
亀の手おいしいですよね。
私は友人が伊勢にいるのでよく行ったものですが、あそこの海も亀の手が山ほど取れます。
本当にただの塩茹でで、絶品の味付けですよね。
日本の岩場の海には大体いますので、是非お試しください。
私もたまに岩場で大きめのやつを採取して、
塩茹でして食べますよ。
フジツボはクロフジツボという種類が割りと大きくなるので、これも塩茹でにしたりします。
まあどちらも可食部分が少ないので、珍味的な食べ方になりますねw