三日目の夕方、スクンウィットにある事務所に所用がありました。
金曜日の夕方とて、道路はすでに渋滞が始まっていました。それで、渋滞を避け、会社のそばにある駅から地下鉄に乗りました。久しぶりの地下鉄です。
かなり深いエスカレーターを降りていくと、係員に呼び止められ、ボディチェックと荷物検査があります。空港のようなゲートをくぐって、かばんを開けますが、非常に形式的なチェックです。
私の事務所の入口にも金属探知機をもった係員がいて、ビルを出入りする人の体とかばんをチェックします。かつて爆弾テロがあったころからの習慣なのでしょうが、警備員に仕事を与えて失業対策にする以上の意味はなさそうです。
地下鉄はタイの物価からすると高いからか、それほど混んでいませんが、座れるほど空いているわけでもない。車内の掲示物を眺めていると、タイらしい掲示を見つけました。
「次のような人には席をゆずりましょう」というような文言で、「次のような人」はイラストで表現されています。
杖をついた老人、お腹の大きい妊婦、そして手をつないだ子供。ここまでは普通です。
もう一つが黄色い袈裟をかけた人。お坊さんですね。
(さすが仏教の国タイ。お坊さんには席を譲るんだ)
でも、若いお坊さんでも譲るべきなんでしょうかね。タイの男子は、一生に一回は出家するといいます。青少年時代に出家する人も多いはず。それとも若いお坊さんは、地下鉄など使わず、托鉢しながら歩くのかな。
子供のイラストも小学生風です。幼児ならともかく、小学生は立たせておいていいんじゃないの? 日本よりも子供を大事にするお国柄なのかもしれません。
最新の画像[もっと見る]
-
東野圭吾『魔球』 6時間前
-
いちご狩りからのPISOLA 8時間前
-
いちご狩りからのPISOLA 8時間前
-
いちご狩りからのPISOLA 8時間前
-
自願奉仕 3日前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 5日前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 5日前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 5日前
-
劇場版「孤独のグルメ」の個人的な楽しみ方 5日前
-
ラーメン屋でモンブラン 1週間前
お坊さんは女性に触ると修行の効果がなくなるといわれおり、衣服が触れるのもいけないらしく、バスの揺れで女性に接触したりすることのないよう席に座ってもらうようです。