犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

バンコク便り~プーパッポンカリー

2013-10-12 23:18:13 | バンコク便り

 タイの10月は雨季です。私たちが出張に行く前の週、大雨が降って東部で水害があったというニュースが伝わっていました。幸い私が着いた日は雨は降っていませんでした。

 夕方にホテルに入り、同僚と早めの夕食をとりました。ホテルの向かいにあるソンブーンというシーフードのお店です。


 いつも空港、ホテル、事務所の三カ所を車で移動するだけで、自由時間もないのでガイドブック的なものを買ったことがないのですが、今回は、一人で市内を移動しなければならない日があるので、行きの成田空港の書店で地球の歩き方を買いました。

 この本は、いろいろな情報がコンパクトにまとまっていますね。レストランガイドの中にソンブーンも紹介されていました。プーパッポンカリーが名物とのこと。

 プーパッポンカリーは私も好きで、出張中にたいてい一回は食べます。

 タイ料理の紹介記事でプーパッポンカリーを見ると、

殻なしをお願いする時は「ヌア」と言おう。

という一口情報が。

 プーパッポンカリーはおいしいのですが、食べるのがけっこう面倒。殻が固いので、ペンチのようなもので割らなければならない。手も口のまわりも汚れるし、殻が細かく砕けることがあって、口に入った殻の破片を吐き出したりしながら食べることになります。

(そーか、殻なしのやつもあるのか)

 ヌアはタイ語で肉の意味。蟹の身も同じ言葉で表すようです。

 さっそく今回、ソンブーンで「ヌア」と言ってみました。すると、店員は別の写真を指さします。この店では殻つきのやつと殻なしのやつは、別のメニューになっているようです。

 これは成功でした。味はそのままで、まったく手を汚すことなく、おいしくいただくことができました。


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