午前中,歯医者に行きました。奥歯の詰め物がとれたからですが,この詰め物,スーツケースといっしょにパリを周遊してきました。スーツケースにトラブルがなければ先週の土曜日に行けたものを,事故のおかげで一週間,奥歯に大穴をあけたまま過ごしました。
ところが事情をお医者さんに説明すると,詰め物の下が虫歯になっているという。虫歯のせいでとれたとのこと。したがってせっかく持って行った詰め物は使えないんだそうだ。なんだ,それなら先週の土曜日に行けばよかった。
10年前,韓国駐在が決まったとき,言葉の通じない国で歯の治療は嫌だなあと思って,日本の歯医者で完璧に治療してから赴任したんですね。親不知も,虫歯になっていた一本だけでなく,埋没していたものも含めて4本全部抜いてきた。
今回とれた部分も,そのときに治療したものでした。10年以上たってるからしょうがないか。
10年間に韓国で数回歯医者に通いました。最初は会社の最寄りの歯医者。偶然,在日の女医さんがいて,若くて美人で気持ちよかったんですが,やはり歯医者は年の功。詰め物がすぐとれちゃったのは技術不足なんでしょう。そのあとは当時の自宅(東部二村洞)の近くで,駐在員の間で評判のいい歯医者にかえました。今回行ったところです。
たしか昨年から駐在員も韓国の医療保険に入ることができるようになったので,ずいぶん楽になりました。歯の治療はなぜか傷害保険の対象外。以前は実費を負担したあと,本社の総務に診断書やらいろいろめんどうな書類を送って,日本の保険の対象になる部分を審査してもらって,7割ぐらいが払い戻されるというシステムでした。
この歯医者さんは昭和医大の歯学科を出ていて,日本語ペラペラのうえに,どの材料を使えば日本の保険の対象になるかも熟知している。また治療方法も日本的。在日の女医さんに聞いた話では,韓国の歯医者さんは大胆にけずって,大がかりに治そうとする傾向がある。抜くのも大好き。そして金がありそうな人にはできるだけ高価な治療法を勧める(これは日本も同じかな)。
二村洞の先生は,必要最小限にけずってできるだけ本人の歯を生かそうとする。また,治療法もできるだけ安くあげようという努力が感じられる。
韓国の病院や歯医者はすごく立派な店構え(?)のところが多いのですが,ここは診察室も質素で,時代物のクーラーを使い続けていたりする。腕も申し分ない。そんなところが日本人の好感を呼んでいるんでしょう。
とはいうものの,やっぱり歯の治療は嫌ですね。できるならお世話になりたくない。出張の日程が立て込んでいるので,治療が長丁場になりそうで,憂鬱です。
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宜しくお願い致します。失礼します。
お返事が遅れてすみません。迅速なお返事有難うございます。早速行ってみます。