コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

「集い」のご案内

2008-10-08 01:40:49 | 真宗カウンセリング

毎年、華光会の京都支部法座の一座として、私が講師を担当する「集い」がある。
基本的に支部の「法座」として開かれるが、通常の法座が「法話」つまり、仏教の説法を元に、自分の信心を見つめていく場なのだが、私が担当するときはちょっと違った側面を打ち出している。

「法話」を聞くというのは大事なことで、自分の後生を「救う」という誓い・願いを教えてもらい、それが「今・ここ」の私が目当てなんだと気付かせてもらう。
しかし、その「聞くだけ」というのが難しく、迷路に入り込んでしまう人が多い。
いざ「法座」となると、そういう「信を得る」という目的がハッキリしているため、うんもすんもなく「目的に達したかどうか」ばかりを追いかけてしまう。

しかし、その前にちゃんと「聞けているか」のチェックはできているだろうか。
ちゃんと「聞く」とはどういうことだろうか。
そのことを、ちょっと見つめなおしてみる時間が大事だと思っている。

そこで、今年も「聞く」をテーマに、「何を聞くか」の中身ではなく「聞き方」に重点を置いて話してみたい。

そして、それは、法座で聞くということにとどまらず、「人の話を聞く」「自分の思いを聞く」といったコミュニケーションや内省にも通じることだと思う。

ということで、ひろくここで宣伝させていただきます。

 『聞く』ということを考えてみよう - 華光会京都支部法座

京都支部の法座の中で、毎年1回は私が担当させていただき、この「聞く」ということをテーマに、話をさせていただいております。
法座ということなので、仏法を聞く…つまり「ご聴聞」のことが一番になるのですが、法座といえど人が集まる場であれば、人間どうしの「聞きかた伝えかた」によって、それぞれの関係が左右されることもあります。

無常と聞かされているので、今すぐにでも仏法の中身を聞きたいだろうとは思いますが、いくら法座の回数を重ねても「聞けていない」のでは意味がありません。
一度、「聞く」ということをゆっくり考えてみませんか。
文責 高橋

日時 2008年10月25日(土)13:30~17:00
場所 華光会館 京都市南区西九条東柳ノ内町22
  TEL:075-691-5241
参加費 500円
講師 高橋京介
お問い合わせ先
高橋京介  E-Mail 
manu.takahashi@nifty.ne.jp
  ホームページ http://homepage1.nifty.com/MANU
申込は必要ありませんので、直接会場においでください。

華光会法座案内