久しぶりに日曜開催となった京都支部学習会「聞き方・伝え方の学び」
他の場所で支部法座があったり、かなりの大雨だったりしていつもの顔ぶれが見えなかったりもしたけれど、初めて参加してくださった方が数名。
同日に日曜礼拝の遠足があるので、子どもをそちらに預けて参加してくださったおかあさん方や、以前から参加したいと思いながら二の足を踏んでましたという関東から(!)の参加者など。
また、お仕事の関係で日曜でないとなかなかさんかできないって方も久々に。
事前に始めての参加者があるだろうということを聞いていたので、事前にいろいろはかりごと。
あまり意識せずにいつも通りって方がいいとも思うけど、ついつい欲張ってしまう。
始まる時間の時点ではちょっと少なめの人数。
いつもどおり2分間黙想して、外の音や自分のうちからのメッセージを意識してもらう時間。
そして自己紹介しながら分かち合い。
初めての方の緊張を少しやわらげる事が出来ればと、ちょっと企画ものを。
「流れ星のエクササイズ」というものをやってみる。
以前、別のワークでS先生に教えてもらったもので、いつか機会があればと暖めていたもの。
約一年間参加して慣れてきた方も、初めての方も、「いかに聞いていないか」ということの確認。
ほとんどの方が、「自分の思い込みで話を聞いている」という感想。
そのことにちゃんと気付いて、またそれをしっかり言葉にして返してもらえるところに、参加してくださってる方の成長を感じる。
絵を描くことや、間違ってるかもしれない、上手く出来ないってことなんかに抵抗や不安があって当然なんだけれど、そういうことも含めて「今・ここ・わたし」ということにオープンになって、素直に出来ていないことを言葉にしてもらう…これってすごいことじゃないかなと。
この分かち合いの時点ではじめてのお母さんお二人が送れて参加。
エクセサイズを経験してもらいたかったなって思いと、途中からだとちょっと緊張するかなってことが気になってたけれど、ここはそのまま分かち合いを続ける。
一息ついて、「聞き方・伝え方」の実践。
今回はいきなり3人組になるんじゃなくて、まずは「聞く態度(聞いてもらう態度)」を確認するワーク。
これは以前「地域若者サポーター養成講座」で教えてもらったもの。
といっても簡単なことで、ペアを組んで話し手と聞き手に分かれるけれど、最初の数分は聞き手は「反応しない」というルール。
今回は最初3分が無反応で、残り2分は好きなように聞いてもらうということで。
予想通り、最初はついついうなづいたり返事したり。
そこをぐっと我慢してもらって”壁”になってもらう。
この作業で「聞いてもらってる」ってことの喜びを体験してもらう。
やはり反応してもらうとうれしいし、聞くほうも反応しながら聞くほうが楽しい。
でも、普段の生活の中で、ちゃんと反応してるかどうか…そのことを振り返る機会にもなると思う。
休憩を挟んで3人組の実践。
いつもはランダムにペアを決めるけど、今回は私を含めて3名の世話役を振り分けて、初めての人が固まらないように配慮。
後の分かち合いを含めて、「聞くことの難しさ」と同時に、「聞いてもらえることのうれしさ」を感じてもらえたようでうれしい。
家庭や友人たちの間で「話を聞いて欲しい」というのは当然の欲求で、それが満たされていないとしんどさが残る。
ある程度は聞いてもらえる仲間や環境はあったりする。
しかし、ただ聞いてもらうだけではなく「ありのままの私」を聞いてもらうことはすごくまれなことで、とても難しいこと。
どうしても、話の内容に対して「聞き手の思い込み」や「分かったつもりの同調・同情」なんかが混じってしまい、ひどいときは話題を「聞き手の話題」に摩り替えられて取られてしまったりする。
余分なものを交えず、足さず、話し手の「言いたいこと」をその通りに聞く。
そのことで、話し手が自分でどんどん自分を振り返っていくことが出来るし、奥の奥にある自分自身に出会っていく。
話し手を「大事」にする聞き方…
それは話し手が、「ありのままでいられる」ように聞いてあげること。
うん、この学習会は私のための学習会だなとあらためて…
次回6月は、会場や私の予定の関係で平日の夕方に開催。
6月23日(金) 17時から20時です
近日、案内をアップします。
他の場所で支部法座があったり、かなりの大雨だったりしていつもの顔ぶれが見えなかったりもしたけれど、初めて参加してくださった方が数名。
同日に日曜礼拝の遠足があるので、子どもをそちらに預けて参加してくださったおかあさん方や、以前から参加したいと思いながら二の足を踏んでましたという関東から(!)の参加者など。
また、お仕事の関係で日曜でないとなかなかさんかできないって方も久々に。
事前に始めての参加者があるだろうということを聞いていたので、事前にいろいろはかりごと。
あまり意識せずにいつも通りって方がいいとも思うけど、ついつい欲張ってしまう。
始まる時間の時点ではちょっと少なめの人数。
いつもどおり2分間黙想して、外の音や自分のうちからのメッセージを意識してもらう時間。
そして自己紹介しながら分かち合い。
初めての方の緊張を少しやわらげる事が出来ればと、ちょっと企画ものを。
「流れ星のエクササイズ」というものをやってみる。
以前、別のワークでS先生に教えてもらったもので、いつか機会があればと暖めていたもの。
約一年間参加して慣れてきた方も、初めての方も、「いかに聞いていないか」ということの確認。
ほとんどの方が、「自分の思い込みで話を聞いている」という感想。
そのことにちゃんと気付いて、またそれをしっかり言葉にして返してもらえるところに、参加してくださってる方の成長を感じる。
絵を描くことや、間違ってるかもしれない、上手く出来ないってことなんかに抵抗や不安があって当然なんだけれど、そういうことも含めて「今・ここ・わたし」ということにオープンになって、素直に出来ていないことを言葉にしてもらう…これってすごいことじゃないかなと。
この分かち合いの時点ではじめてのお母さんお二人が送れて参加。
エクセサイズを経験してもらいたかったなって思いと、途中からだとちょっと緊張するかなってことが気になってたけれど、ここはそのまま分かち合いを続ける。
一息ついて、「聞き方・伝え方」の実践。
今回はいきなり3人組になるんじゃなくて、まずは「聞く態度(聞いてもらう態度)」を確認するワーク。
これは以前「地域若者サポーター養成講座」で教えてもらったもの。
といっても簡単なことで、ペアを組んで話し手と聞き手に分かれるけれど、最初の数分は聞き手は「反応しない」というルール。
今回は最初3分が無反応で、残り2分は好きなように聞いてもらうということで。
予想通り、最初はついついうなづいたり返事したり。
そこをぐっと我慢してもらって”壁”になってもらう。
この作業で「聞いてもらってる」ってことの喜びを体験してもらう。
やはり反応してもらうとうれしいし、聞くほうも反応しながら聞くほうが楽しい。
でも、普段の生活の中で、ちゃんと反応してるかどうか…そのことを振り返る機会にもなると思う。
休憩を挟んで3人組の実践。
いつもはランダムにペアを決めるけど、今回は私を含めて3名の世話役を振り分けて、初めての人が固まらないように配慮。
後の分かち合いを含めて、「聞くことの難しさ」と同時に、「聞いてもらえることのうれしさ」を感じてもらえたようでうれしい。
家庭や友人たちの間で「話を聞いて欲しい」というのは当然の欲求で、それが満たされていないとしんどさが残る。
ある程度は聞いてもらえる仲間や環境はあったりする。
しかし、ただ聞いてもらうだけではなく「ありのままの私」を聞いてもらうことはすごくまれなことで、とても難しいこと。
どうしても、話の内容に対して「聞き手の思い込み」や「分かったつもりの同調・同情」なんかが混じってしまい、ひどいときは話題を「聞き手の話題」に摩り替えられて取られてしまったりする。
余分なものを交えず、足さず、話し手の「言いたいこと」をその通りに聞く。
そのことで、話し手が自分でどんどん自分を振り返っていくことが出来るし、奥の奥にある自分自身に出会っていく。
話し手を「大事」にする聞き方…
それは話し手が、「ありのままでいられる」ように聞いてあげること。
うん、この学習会は私のための学習会だなとあらためて…
次回6月は、会場や私の予定の関係で平日の夕方に開催。
6月23日(金) 17時から20時です
近日、案内をアップします。
参加してくださってうれしかったです。
予定とうまく合うかどうかわかりませんが、自分のことをゆっくり話すことで「自分自身で見つめる」時間ってなかなか貴重ですから。
またお待ちしてます。
聞くという事の難しさを痛感したし、またカウンセリングの奥深さを垣間見た感じです。
何も足さず、引かず相手の言いたいことをその通りに“聞く”ことの大事さを改めて教えていただきました。
聞くという行為は、相手への思いやりをも超え、その人の生きる存在すべてを受容することなのかもしれない。
また色々と教えて頂けたら‥嬉しいですm(__)m