生涯学習の部屋

資格取得数241。6つの修士と18の学士と2つの短期大学士。MBAサラリーマンの生きがい発見生涯学習奮闘記。

なかなか面白いレポート!

2009年12月16日 20時57分21秒 | 大学評価・学位授与機構
そのレポートの作者は私!

次の日曜日、大学評価・学位授与機構で論文試験を受験するのだが、その論文試験は10月に自分自身が作成したレポートをベースに個別に先生が作成する。

だから、試験前に自分の作ったレポートを見直している。

今回、学士(教養/地域研究)で申請しているのだが、テーマは「日本の中の韓国・朝鮮文化」というもので、キーワード科目は「韓国朝鮮の歴史と社会」「東アジアの中の日本文化」「初歩の韓国語」というものである。

自分で言うのもなんだが、このレポートが面白くて読んでいて時間が経つのを忘れてしまう。実際、埼玉の高麗神社や新大久保界隈を歩いてデータを取ったし、自分の住んできた場所である「大阪府寝屋川市」「奈良県奈良市」「埼玉県富士見市」近隣の「韓国・朝鮮の痕跡」をひとつひとつ拾っていっている。

地名に残っている痕跡、あるいは、日本語の中に残っている痕跡もふんだんに取り入れ、「これでもか!」って感じで書き綴っている。

埼玉の高麗神社に「高麗氏」の一族がおられるのだが、高麗氏宗家から派生した「金子氏」「井上氏」「新井氏」「神田氏」「大野氏」「和田氏」「中山氏」「阿部氏」等々についても言及している。JR八高線の「金子」駅周辺の金子氏は高麗家から派生しており、高麗王の流れをくむ。

その拠点である高麗郡は明治まであったわけで、渡来人が開拓した地名が1200年続いていることが凄い。東部東上線に新座市があるが、これも、もともと「新羅郡」であり、渡来人が開いた地である。そのずっと奥の旧男衾郡や深谷市周辺の旧幡羅郡も渡来人が開拓した場所であり、埼玉県には多くの渡来人がたどり着いている。

埼玉だけかといえば、東京の狛江市及び調布市周辺は旧狛江郷であり、ここも渡来人の開いた場所で近隣の古墳からは高麗系の金の宝飾品が出土している。

過去から現在に渡って日本と韓国の関係をつづったレポートなのだが、私としては、かなり思いの詰まった作品である。
コメント
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