今日の日経新聞の朝刊31面に由々しき記事が掲載されていた。
内容というと、「就活支援、大学が注力」というもので、「内定スキルより人間力を」と見出しが躍っていた。何のことはない、普通の大学関連記事である。
この記事を書いた放送作家の方が、最後の方で述べた「一言」が気になってしかたがない。
>「慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でゲスト講師を務めたときに
>驚いたのは、こちらが話をしているときに弁当を食べている学生がいた
>こと。昼食休憩がない時間割なのでSFCでは普通のことらしいが、外部の
>人が教えに来たときぐらいは我慢することを大学は教えるべきだ。
>上手に叱れる大人が少ないのは社会の問題だと思う」
本当に、本当なのか?天下の慶応義塾大学の学生が、外部のゲスト講師が来た際に「弁当を食べている」こと自体、仰天の事象なのだが、「昼食休憩がない時間割」というのなら、これはSFCの方がまずいのではないのではないか?
「叱れる大人」の有無以前に、昼食休憩がないことが本当なら、大学の方に問題があるとしか思えない。そっちの方が問題であろう。それでなくとも、真剣に学ぶと脳がエネルギーを消費する。そんな中、昼食を何も食べずにぶっ通しで学べということこそが、諸悪の根源なのではないだろうか?
いや、ひょっとしたら、正午を中心として連続した時間で履修することはNGとなっているのかもしれない。でも、それなら、講義中に昼食を食べる学生がいるわけないだろう。そういう、時間帯が履修できてしまうことが、「講義中に昼食」という学生を生じさせる温床となっているのかもしれない。
でも、私は、この新聞記事の内容は本当ではなく、何かの思い違いだと信じたい。慶大生は優秀であるが、昼食もまともにとれない環境で学んでいることが、その代償であるとするなら、あまりに残酷としかいいようがないから。
されど、本当にSFCでは普通に「講義中に昼食」をとっているのなら、逆に、講師の先生にとっては、残酷なことなのかもしれない。だって、回収したレポートやアンケートに、油やケチャップ、ご飯粒、あるいはコーヒーのシミなんかがついていると、見るも無残であろうから。
内容というと、「就活支援、大学が注力」というもので、「内定スキルより人間力を」と見出しが躍っていた。何のことはない、普通の大学関連記事である。
この記事を書いた放送作家の方が、最後の方で述べた「一言」が気になってしかたがない。
>「慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)でゲスト講師を務めたときに
>驚いたのは、こちらが話をしているときに弁当を食べている学生がいた
>こと。昼食休憩がない時間割なのでSFCでは普通のことらしいが、外部の
>人が教えに来たときぐらいは我慢することを大学は教えるべきだ。
>上手に叱れる大人が少ないのは社会の問題だと思う」
本当に、本当なのか?天下の慶応義塾大学の学生が、外部のゲスト講師が来た際に「弁当を食べている」こと自体、仰天の事象なのだが、「昼食休憩がない時間割」というのなら、これはSFCの方がまずいのではないのではないか?
「叱れる大人」の有無以前に、昼食休憩がないことが本当なら、大学の方に問題があるとしか思えない。そっちの方が問題であろう。それでなくとも、真剣に学ぶと脳がエネルギーを消費する。そんな中、昼食を何も食べずにぶっ通しで学べということこそが、諸悪の根源なのではないだろうか?
いや、ひょっとしたら、正午を中心として連続した時間で履修することはNGとなっているのかもしれない。でも、それなら、講義中に昼食を食べる学生がいるわけないだろう。そういう、時間帯が履修できてしまうことが、「講義中に昼食」という学生を生じさせる温床となっているのかもしれない。
でも、私は、この新聞記事の内容は本当ではなく、何かの思い違いだと信じたい。慶大生は優秀であるが、昼食もまともにとれない環境で学んでいることが、その代償であるとするなら、あまりに残酷としかいいようがないから。
されど、本当にSFCでは普通に「講義中に昼食」をとっているのなら、逆に、講師の先生にとっては、残酷なことなのかもしれない。だって、回収したレポートやアンケートに、油やケチャップ、ご飯粒、あるいはコーヒーのシミなんかがついていると、見るも無残であろうから。