私は単身赴任者。
ということで、名古屋と東京に居住地があるのですが、今日は東京の自宅の方へと戻ります。まあ、こんなの詭弁でしかないのですが、さすがに、緊急事態宣言中に県を跨ぐ移動をしてしまうことに罪悪感を感じざるを得ないので。それにしても、政府や自治体の愚策でコロナが蔓延したのに、なぜ、私が罪悪感を感じなければならないのか・・・ある種のジレンマを感じてしまいます。
去年の11月13日の記事では、以下の内容を記載しております。
GO TO トラベル、GO TO イーツといったキャンペーンを推進しているんだから感染者が増えて当然。サルでもわかる帰結である。欧州では外出禁止といった対策も打たれているのに、わが国では、自粛どころか、推奨しているのだから、その愚鈍さに、もう、本当耐えられない・・・これで、コロナが蔓延したら、また、県を跨ぐ移動は控えろってなるかもしれない。でも、そんなの、さすがにルール準拠を基本とする私でも従えないよ。だって、公の無策で蔓延した結果に対し、その無策の公が自粛しろって手のひら返しをされて、「仰せのままに~」って納得できます?なんせ、過去最高の1,636人ですよ。インフルエンザも流行しそうで、換気が困難な寒いシーズンに、こんな、間抜けなキャンペーンを続けていたら、いずれ破綻するに決まっている。
この記事の概ね2か月後、予言の通り破綻してしまいました・・・私がMBAだから、論理的に考え、未来の予言ができたのではありません。記事にあるように「サルでもわかる帰結」なのです。ただ、そのサルでもわかる帰結を理解して、賢明な国民は第3波以降「GoToを自粛」しなければならなかった。複数での飲食を避けなければならなかった。にもかかわらず、政府の愚策に舞い上がってしまった国民は、コロナ蔓延の共犯者だと思っています。
それにしても、11月13日の記事って、ここまで的確に未来を予測していたのですね。場合によっては、「飲食店や旅行業界を破滅させるのか!」って炎上してもおかしくない記事。なんせ政府肝入りの政策を「間抜けなキャンペーン」とこき下ろし、記事本文の中では「アジアのアホ国民」とまで言い放っているのですから。書きながらも、相当憤っていたと思います。
別に、GoToを利用してもいいし、それが経済に良い影響を与えたのも事実です。しかし、「一葉落ちて天下の秋を知る」がごとく、コロナ蔓延の予兆が発生したら自発的に利用をやめなければならないし、ましてや第3波とまで言われ始めていたのだから、コロナ防止のアクションを起こさないと。
「GoToをやめたら多くの飲食店や観光産業が破綻する!」って言って、それを「人質」にして、ずるずるとGoToを続けた結果が今の現状。結局、傷口を広げてしまいました。あの時、ストップしていれば、飲食店も普通に営業できていただろうし、卒業旅行等で旅行業界も潤っていたでしょうに・・・残念です。
※というか、ワクチンできるまで積極的な行動は控えるべきっていうのがどうしてわからないんだろうな~結局、オリンピックというビックイベントもダメになりそうだし、愚鈍なリーダーを担ぐと、こんな悲劇な惨状に帰結するのでしょうね。