SLの醍醐味は、煙突から吐き出す煙、シリンダーからのドレインとダイナミックに回る動輪など
力行して急勾配を上る時の迫力でしょう!
また、SLのドラフト音は、人間の呼吸、心臓の鼓動にも似て、人間に一番近い機械とも言えるでしょう!
小生が体験したSLの迫力ある路線のベスト3と言えば、奥中山の三重連、函館本線のC62重連、そして
この肥薩線の大畑のスイッチバックとループ線が上げられます。
今日のフオトは、大畑のSLを紹介したいと思います。
この路線は、当時混合列車(客車と貨物が混結した列車)が本務機、後補機ともに
重油併燃装置と大型集煙装置を装備した重装備のD51が33/1000の急勾配を
上ってきます。その間には、スイッチバック、ループ線を使って高度を稼ぐわけです。
(かっては、動輪5つのE10が活躍していたようです)
眼下に大畑駅のスイッチバックの線路が伺える
本務機D51、客車1両、貨物、後補機D51の編成が急勾配に挑む!