新旧の鉄道&風景の撮影紀行

鉄道のある風景、京都をはじめ自然のある風景をカメラに納めてます!

想い出の信州紀行(5)

2020年05月05日 | 信州

(続)

 宿舎のペンションを早朝に出て、信濃森上駅から線路沿いを通り、

 姫川沿いの細い道を上って「青鬼集落」に着きました!

 車を駐車場に置いて、集落の小道を行くと背景に冠雪の北アルプスの山塊

 (2814mの五竜岳、2889mの鹿島槍ヶ岳)が見える中に、

 水を湛えた棚田が広がる絶景が待っていました!

 実は、早朝は、雪山が朝日を浴びて輝くモルゲンロートを期待しましたが

 少し赤く染まりました!

 また、手前の畔にコブシの白い花が咲いて絶好のアクセントになりました!

 青鬼集落は14軒ぐらいの建屋が点在しています。昔は茅葺のようでしたが

 今は金属板張ながら、風情ある農家です!

 この山村集落は、標高760mの山腹にありますが、昔(江戸時代?)に

 青鬼堰と言う水路が設けられたので高地でも稲作が可能になったとか!

 撮影後は、ペンションに戻り美味しい朝食をいただきました!

*最近になって、青鬼集落への観光客が多く訪れて畔を荒らす人がいるので

 迷惑のかからない事が大切です!

 また、田圃の水張りは年によって遅くなることもあるので注意が必要です!

 (昔から、山に残る雪形を見て田植えの時期を決めたようです)

   左から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳が聳えています!

         AM5:30 山が少し赤くモルゲンロート?

     長閑な里山風景

 

奥の棚田でも水を張った水田に朝日が差しこんでいました!

     右端に白馬三山の2903m白馬鑓ヶ岳、2812m杓子岳が見えてきました

 

 

 

 

青鬼集落に行く途中の小道から、大糸線の線路が俯瞰出来ます!

大きく聳える五竜岳を背景に、臨時特急の381系パノラマ型のしなの号が姿を見せた鉄道風景です!

(過去に撮影した写真から)

 

(続く・・・大町公園の桜など)