マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

職務質問 ③

2011年08月17日 | 喜働

職務質問を受けた記憶。

それは、大学生時代。

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ある夜、三条通りを御陵まで歩いて帰っていました。 そう。 場所は京都。

歩いていた理由は、まったく覚えていません。 終電を逃したのか。 タクシー代も無いほど麻雀で負けたのか。 あるいは歩きたかったのか。

鴨川を渡り、三条京阪を過ぎ、蹴上に差し掛かる手前で右手には都ホテルが見えるところで。

『パーーン!』 夜道に鋭い響きが。 

おぉっ! 何の音やろ。

と、どこからかワラワラと人が湧いてきて、取り囲まれました。

あっと言う間も無く、手荷物は奪われ、身体を まさぐられていました。

姓名。 年齢。 どこから来た。 どこへ行く。 何故 こんな時間に歩いている。 学生運動家なのか。 日米安保は知っているか。

「何やねん、これは」  そんな質問をする余裕もありません。 いや、質問をする権利は相手にのみ有るようです。

さんざん職務質問されてから解放されました。 解放された理由は、「危険な人物では無い」 と見られたというよりも、「危険なことをするガッツが無い」 というふうに見られたようです。

最後に 「さっき撃ったのは空砲やからな、実弾やないで」  そうか! あれは発砲音やったんか!

解放され、歩いて帰り着きました。 なんか、誰かが後ろから追ってきているような感じが消えません。 追跡されても、なんも無いんやけど。

翌日。 朝刊で初めて知りました。 

フォード大統領。 現職のアメリカ大統領として、初の来日。 昨日は京都 都ホテルに滞在。

深夜、不審な人物が空砲で威嚇され職務質問を受けたということは。 どこにも載るはずがありませんでした。

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