『綱引きをする力』 を測定する機器を使います。
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一人づつ引っ張ったときを測定し、続いて集団で引っ張ったときを。
さて。 一人で引っ張った力を 100 とします。
すると。
二人で引っ張ると、一人が引っ張る力は 93 に!
三人で引っ張ると、一人が引っ張る力は 85 に!
八人で引っ張ると、一人が引っ張る力は 49 に なってしまいます!
綱引き実験では、綱を引く人数が多くなるほど 一人当たりが出している力 は 小さくなることが分かったのです。
これを 『リンゲルマン効果』 というそうです。
それは、『人間は集団になると一人当たりの出す力が減少する』、というものだそうです。 『社会的手抜き』 とも呼ばれるそうです。
どうせ自分が頑張っても、その努力は わかってもらえないし、わかるはずもない ・・・
しかし、実生活の上においては、反対に協同作業やチーム活動が 予期せぬ成果をあげることを体験しますね。
野球などのスポーツもそうです。 そこに声援などが加われば、さらに良い成果をだすこともあります。 一概には言えませんが、ビジネスシーンや社会活動でも 全く予期せぬ成果をあげた経験はあります。 たまに、ですが
『社会的手抜き』 ではなく、むしろ 『社会的促進効果』 を目指してみたいものですね。
え?
『あんたの場合は、引っ張るどころか、チームに ぶら下がっているんじゃない!?』
御明察! 反省いたします
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