基調講演は、行橋市で産婦人科医院を開業されている、内田 美智子さんでした。
演題は、「今の子どもたちに必要なことは何か」
プロフィールでは、「生きることは食べること」 「食」 の大事さを熱く伝える、と紹介されていました。
人気ランキングのクリックを御願いします → 人気blogランキングへ
講演のなかで、特に印象に残ったのは、『家事の力』 という話でした。
大学に入って、充実した生活を送るには、家事の力、特に食の力が重要だと言われます。 自分の健康や幸せのためには、献立を考え、食材を選び、料理し、美味しく食べる技術が必要です。
ところが、多くの学生は、大学に入るまでに、そんな食の力を身に付けていません。 「朝ごはんを食べない」 「お菓子と清涼飲料水でお腹一杯」 「毎日の夕食をコンビニに頼る」 そんな学生は、勉強でもサークル活動でも恋愛でも、真剣に取り組めるほどのバイタリティが無いのです。
内田さんがよく学生に話すこと。 『君たちは将来、絶対に社会のリーダー的役割を担うことになる。 会社や地域社会など、大なり小なりの組織をマネジメントしなければならない日が来る。しかし、自らをマネジメントできない人間が、組織をマネジメントできるだろうか。 組織をマネジメントしようと思えば、まず、セルフ・マネジメントからだ。 では、セルフ・マネジメントとは何か。 それは、時間のマネジメントと食のマネジメントからだ。』
ちなみに、と内田さんの考えが続きます。 プロジェクトをマネジメントするときに求められる一つの力は、『段取り力』。 イメージ力も発想力も求められます。 こうした力を身に付けるには、料理ほど格好の教材は無いですよ、と。
人気blogランキングへ ← クリックを御願いします。
ブログランキングに参加中です
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます