この日、胡弓と一緒に演奏して頂いたのは、楊琴と箏でした。
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楊琴(ようきん) 中国楽器としては新しい部類、つまり歴史の浅い楽器だそうです。 それでも、600年以上だと言われました。 さすがは中国5千年の歴史、ですね。 ヨーロッパから伝わったチェンバロ(ピアノの前身)に影響された楽器だそうです。 140以上の弦を弾く楽器で、調律がたいへんだそうです。 演奏会でもピアノの役割を果たすそうです。
演奏者は、周 暁丹(しゅう ぎょうたん)さん。 遼寧省の御出身で6歳から楊琴を習い始めたそうです。 福岡教育大学音楽学科を卒業して、日本各地で演奏されています。 この日も、美しい音色を聴かせてくれました。
箏(こと) 日本の琴の元になった楽器です。 横に寝かせて弾きますが、琴にハープを加えたような多彩な音色の楽器でした。 奏法もハープに近いように感じました。 迫り来る台風の音が、見事に表現されました。
演奏者は、江 舟(こう しゅう)さん。 中国の 『全国民族楽器演奏会』 の優勝者です。 1989年に来日されて、現在は福岡市に在住されているそうです。
胡弓(こきゅう) 弦で弾く楽器ですが、信じられないほど多彩な音色を醸し出します。 馬の疾走する音やいななきの声、ひばりのさえずり。 楽しく踊り、歌う幸福な人々の様子。 素晴らしい技法に、引き込まれてしまいます。
演奏者は、趙 国良(ちょう こくりょう)さん。 吉林省民族楽団でコンサートマスターなどをされてから来日。 日本に永住されています。 2004年には、ニューヨーク・カーネギーホールでコンサートを開催され、好評を博したそうです。 福岡県と福岡市からの文化賞を受賞されています。
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