マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

マンション管理士

2007年03月21日 | マンション管理士

マンションの価値を決めるもの。 その大きな要素に、管理組合の活動内容があります。 しかし、多くの管理組合と接した経験では、本来機能が出来ていないのが実態のようです。

管理組合によって、課題は異なります。 しかし、機能していない管理組合に共通していると感じるのは、理事会の問題です。 その最たるものは、理事さん自身がマンション管理について無関心なのです。

輪番や抽選でなっただけだから… 一年が過ぎればそれで良い。 自分たちのマンションを維持向上させる役割の理事会メンバーになったにも関わらず、まったく無関心。

更に。 一所懸命に努力している理事さんの中傷ばかりする方も居ます。 理事さんは管理業務等の専門家ではありません。 課題が発生してから、色々なケースを研究して対処することになります。 それを、今の現象だけを見て正論(と本人は思い込んでいるもの)をぶつけても、良い解決には進みません。 下手をすると、理事会が空中分解しかねません。

理事会や管理組合には人間関係の難しさがあります。 そこに居住して、しょっちゅう顔を合わせるのだから、尚更です。

それだけに、第三者的な視点から分析して、かつ『親身』になって対応してくれる存在が必要だと考えます。 もちろん、マンション管理に関する高い専門性も必須です。

それが、マンション管理士だと言えます。 中立な立場で分析し、マンション住民の視点で考え、理事会の活動をサポートする。 自分たちの住むマンションの質を決めるのは、最後は住民です。 管理組合や理事会がしっかりしていることも大切ですが、最後は住民や地域とのコミュニティが決定すると思います。

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