今日の神戸は雨。
今年の梅雨は日本のあちこちで極端な雨が降って被害が出ているようです。
これからまだしばらくは梅雨が続きそう。。。できれば穏やかに梅雨明けして欲しいです。
さて♪ポチリポチリの更新になっていますが・・・
今日は先週お届けしたアップルパイのご紹介です♪
お誕生日にはご主人さまの大好きなアップルパイをオーダーくださる広島のMさま。
どちらもドーム型ですが、中のリンゴのフィリングが少しづつ違っています。
リンゴのソテーやコンポート、生を使ったり。。。
Mさまよりご紹介いただき、このアップルパイを見てオーダーしてくださったのは、Aさまと職場のみなさまです。
「職場のみなさんがそろう日の休憩時間にみんなで食べます」
うわ~!どうしましょっ!ご期待に沿えるようがんばりまっす!
Apple Pie☆パイといえばアップルパ~~イ!
職場のみなさん10人くらいで・・・とのことでしたので、最初は切りやすいスクエア型(長方形)がいいかな~と思ったのですが・・・。
でもあのMさまのアップルパイをごらんになっているなら、
「切ってみないと中身が見えない。中身は思いっきり詰まっている」っていうやつ。
や~っぱり「グリとグラ仕様」のアップルパイでしょう!
あ・・・「グリとグラ仕様」というのは私とMさまの個人的なイメージより命名したものです。
ただしリンゴのおいしい季節ではないので、リンゴには一工夫必要です。
リンゴはシナモンとカルバドスの香りを移した煮リンゴ。
ゴロゴロと存在感と歯ごたえを持たせた大きさに。
カスタードクリームを敷いて煮リンゴをぎゅうぎゅう詰めこみ、その間にはバターでソテーしたパン粉を。
このパン粉はウィーン風のアップルパイ「アプフェルシュトゥルーデル」を作る時に使うのですが、コレが焼きあがったらなんともおいしいのです。
この季節、湿度も高くて気温も高くなるのですが、私はエアコンの使い様にちょっと迷ってしまう季節です。
あまり広くないリビングで、エアコンの風が気になったり、お菓子を作るにはいいけど自分や家族はすごく寒い・・・とか。
実際、固形であるバターを小麦粉の生地にうすく伸ばしていくというパイ打ちの作業は温度と時間との格闘でした(⌒o⌒;A
なんとか形に仕上げたものの、わずかな傷や厚み、抑える力加減の違いが焼きあがるとビジュアルではっきりわかってしまいましたねぇ~!!
そして二台のオーブン(買った時期もメーカーも違う)の特長というか、焼いた時の釜伸びの違いもはっきりと現れました。
Aさま、職場のみなさま、どうかおゆるしを・・。
1個焼くのに1時間かかり、それを冷ますのに何時間もかかるので二台で焼いちゃいました。
とはいえ、無事に皆様のお手元にお届けできてほっとしました。
「パイは適度な甘さでサクサクでした。楽しいお茶の時間をすごせました。」とメールをちょうだいしました。
よかった~!
私はパイを焼いている間中、楽しませていただきました!
ペッタンコだった生地がだんだんと膨らんで、何層にもググっと持ち上がって
チリチリと乾いた音がし始めると焼き上がりが近い。
パイの香ばしい香りとともに甘酸っぱいリンゴの香りが部屋に広がります。
ワクワク!ドキドキ!裏までちょうどいい色に焼きあがったら出来上がり♪
作った人が味わう至福の時間をいただきました。
Aさまと職場のみなさま、そしてご紹介くださったMさま、ありがとうございました!