いよいよお盆も終わって夏が過ぎようとしています。
一日ごとに夕暮れが少しずつ早くなってくるのはちょっぴり寂しいですね。
さて、今日はベイクドタイプのチーズケーキのご紹介です。
オーダーくださったのは「rico花の教室」のricoさんのお姉さまです。
「スフレタイプではなく、ドーンと重たい、濃厚なチーズケーキが食べたい」とのご希望。
そこでChemin♪の中でも一番濃厚でどっしりした仕上がりのチーズケーキをお作りしました♪
カントリー・ベイクドチーズケーキ☆
クリームチーズを使うのですが、メーカーによって少しずつ舌触りや塩味、酸味、香りや風味が違います。
作るケーキによってどれにするか選ぶのですが、今回はオーストラリア産のクリームチーズを使いました。
そしてサワークリームと香りのアクセントにエダムチーズを少々。
材料を混ぜるときにもあまり空気を入れないように丁寧に混ぜます。
チーズケーキにはレモンを入れて爽やかさをプラスすることもあるのですが
今回はとても濃厚なサワークリームとチーズがたっぷり入っているのでレモンはあえて使わず、ブランデーとバニラビーンズでチーズ特有のカドをとって風味を出しました。
底のクラストはグラハムクッキーとオレオを使ってホームメイド感を出しました。
仕上がりはフラットに♪
真ん中をほんの少し落とすように仕上げようか・・・とも思いましたが
お車で帰省される道中の衛生面のことも考えて少ししっかり目に焼きました。
この「少し」の加減がチーズケーキでは微妙で難しいところです。
オーブンを開けるととチーズのいい~香りが幸せな気持ちにしてくれます。
オーブンからあふれ出す香り、これがホームメイドならではの得がたい幸せ♪
焼きあがってもすぐにはオーブンから出さないで、オーブンの扉を半開きにしてゆっくりと冷まします。
冷めたら冷蔵庫で一晩寝かして完成~♪
しっとりと味がよく馴染んで食べごろになります。
普段はふっくらふんわりしたチーズケーキを焼くことが多いのですが、時にはこんな感じのずっしりタイプもいいなぁ~とあらためて思いました。
ricoさん、お姉さま、オーダーありがとうございました。