お肌の学校

敏感肌、トラブル肌と向き合って32年!シェルクルール化粧品 淳子先生の「お肌の学校」ブログです!

豆知識 ー認知症ー

2018-06-17 11:00:00 | Weblog

台風が通過していきました。今年はいくつの台風に悩まされるのか…。
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                                     □  6月 15日 vol.0825                 
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6月のCONTENTS
 1日発行済み≫季節のお手入れ
 8日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
15日発行   ≫豆知識 ー認知症ー 
22日発行予定≫季節のトラブル
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≪豆知識ー認知症ー≫ 

1983年4月15日、東京ディズニーランドが開園しました。昭和58年のことです。東京ディズニーランドが開園してから、日本のテーマパークのクオリティーがとても向上したことを50代~60代以上の方なら肌で感じることが出来ると思います。老若男女どなたでも楽しめるディズニーランド!しばらく伺っていませんが行ってみたいと思いますもんね!なぜ急にディズニーかというと1957年(昭和32年)に日本橋三越本店の屋上に期間限定の「楽しいこどもの国ディズニーランド」がオープンしていたことをチラッと聞き、そうなんだ?!と思って調べてみたのです。この「楽しいこどもの国ディズニーランド」はアメリカウォルトディズニー社の認可を得た本物のディズニーランドだったそうです。そしていよいよの日本のディズニーランド計画の中には舞浜の他に長野県大鹿村、静岡県清水市、御殿場、横浜市、川崎市、千葉県我孫子市、茨城県ひたちなか市、岩手県盛岡市など挙げられていたそうです。びっくりですね!地元にディズニーがあったかも知れないと思うと不思議な感じがします!最終的に舞浜、大鹿村、清水市を候補地に残し、東京に近い立地と行徳塩田と呼ばれ、少雨・乾燥の気候である舞浜に決定したのだそうです。そして、この東京ディズニーランドはフランチャイズ方式で運営しているのだそうで、ご存知のオリエンタルランドの経営です。フランチャイズ方式での経営は世界のディズニーランドの中で日本だけだそうです。開園10周年記念式典の際に当時のディズニーCEOが大成功している東京ディズニーランドを直接経営ではなく、フランチャイズ方式にしたことを「史上最大の失敗」と冗談っぽく云っていたようですが、きっと本気だったのかもしれませんね!確かにオークランドのディズニーワールドには行ってみたいと思いますが、アジアのディズニーに行くなら日本のディズニーで十分満足と考えますものね!ちょっとディズニーの雑学を勉強してみました。

今回の勉強は、たまたま新聞記事の中で見つけた“一部の薬が認知症に繋がる”という見出しについてです。えっ!一部の薬が?!となればやはり気になる内容ですので少し勉強してみましょう。若い方でも身近に認知症の方がいらっしゃったり、テレビでの特集を見たりしていますと、御本人も大変ですが、まわりの方の介護はその認知の表れ方によってはとても深刻な問題になってきます。しかも若い人にもリスクがあるということで、私を含め少しでも本質を掴んでおくことが大切なことと感じます。初心者向けの簡単な復習ですが、分かっているようで分かってない感じがしますので、まず認知症とは何かから入ります。

色々な資料から調べてみますと、もの忘れと認知症はまず違うということです。年を重ねてくるともの覚えが悪くなったり、人の名前が思い出せなくなったりします。顔は浮かんでいるのに名前が…みたいなことは私でも結構あり、ある時突然にスラスラと出てきたりします。これは「もの忘れ」といって脳の老化によるものだそうです。それに対し認知症は何かの病気で、脳の神経細胞が壊れるために起こる症状や状態をいうそうです。例えば、もの忘れはあまり進行もせず、ヒントがあれば思い出せなかったことも思い出せます。そして本人の自覚が“忘れっぽくなっている”と分かっています。判断能力もしっかりしていますので、日常生活は普通にできる状況であり加齢による脳の生理的な症状といえます。それに対し認知症は体験したことをスッポリと忘れてしまい、ヒントがあっても思い出せません。その症状は進行していき、判断もできなくなります。もちろん“物忘れの自覚がない”ので本人にとっては何でもないことになり、まわりの方を振り回してしまうこともしばしば出てきて、日常生活にも支障をきたしてしまうことになります。老化というよりは脳の神経の細胞の変性や脱落となるそうなのです。よく耳にするアルツハイマー型認知症は、最初もの忘れから気付くことが多く、周りの人はアレッ?アレッ?という感じの中で時間や場所が分からなくなってきたり、新しいことが記憶できなくなります。その為、財布がなくなったとか、誰かがいるとか、徘徊するなどの状態を作るようになります。アルツハイマー型認知症は、異常たんぱく質が脳にたまることで神経細胞が死んでしまうのだそうで、記憶を司る脳の海馬という部分が委縮し、だんだん脳全体に広がってきます。その他にレビー小体型認知症といってレビー小体といわれる異常たんぱく質が脳神経の中に塊で現れます。この認知は実際に見えないものが見える「幻視」や寝ているときに怒鳴ったり奇声をあげたりする異常行動が目立ち、日によってすっきりした感じになったり、ぼーっとしたりします。パーキンソン症のような手足の震えや小刻みに歩くなども症状のひとつのようです。もうひとつは血管性認知症といわれ、脳梗塞や脳出血などによって起こる認知症です。人によって症状が異なり、出来ることと出来ないことがはっきりと分かれていることが多く、脳のダメージによって変わってくるようです。この3つの認知症が三大認知症と呼ばれて全体の50%がアルツハイマー型、20%がレビー小体型、15%が血管性、残りの15%は治るタイプといわれる認知症です。

調べながら大変勉強になります。さて今回の一部の薬からというキーワードが、英イースト・アングリア大学の研究チームが一部の抗コリン薬を大量に摂取した患者さんに認知症が多いことを突き止めた!という内容でした。ただし現在服用している方は医師と相談して勝手に服用を中止しないで下さいとパニックを心配しています。2006年4月から2015年7月の認知症と診断された65~95歳の43770人を対象に調査したもので、ブリティッシュ・メディカルジャーナルに公表されたものです。日本でも「薬剤による認知機能障害」という筑波大学大学院人間総合科学研究科精神病態医学の水上先生が発表されています(2009年)。その中でも抗コリン剤はすでに発表されています。英イースト・アングリア大学研究チームのものは、長期で最大規模の内容ということを理解して下さい。

抗コリン薬とは…副交感神経に信号を送るアセチルコリンを阻害する役割を持つ薬のことです。その抗コリン薬の一部服用者に認知症が多いことが分かってきたようです。うつ病、パーキンソン病、膀胱の病気などに処方されるもので、花粉症や車酔い、腹部痙攣などに処方される一般的な抗コリン剤ではリスクは見つかっていないということも発表されました。日本の文献の中にはオピロイドを含む鎮痛剤やホルモン剤、降圧薬、ぜんそく治療薬なども挙げられていましたので、これも一応知識としては良いと思います。認知症というキーワードは高齢になると、どなたも気にするキーワード、また年齢関係なく身近の方にいらっしゃる場合もありますので、今日は新聞記事から認知症の勉強をしてみました。簡単ではありますがご参考にしてください!

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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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