不安定な天気が続きましたが、ようやく清々しい日々が続いています。初夏の香り…。
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Skin Care School 週刊発行
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│淳│子│先│生│の│お│肌│の│学│校│
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□ 4月24日 vol.0685
O ○ ◯ junko-sensei@ohadanogakko.com ◯ ○ O
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編集・発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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4月のCONTENTS
3日発行済み≫季節のお手入れー導入美容と化粧水の活用ー
10日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
17日発行済み≫豆知識ー眼精疲労ー
24日発行 ≫季節のトラブルーアトピー性皮膚炎ー
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≪季節のトラブルーアトピー性皮膚炎ー≫
桜もほぼ終わり、春の嵐もあり、気温も毎日変化していますが庭の花は確実に春から初夏へ移行しています。クリスマスローズ、パンジー、チューリップもそろそろ終わりになり、モッコウバラはスタンバイOKです。バラも今一番葉がきれいで、この後は手入れ次第です。小さな小さな庭ですが、不思議と一年草以外は自立して育ってくれます!季節のずれはありますが、お花好きやガーデニング好きにとって華やかさが一番あるのがこの季節ですね!
さて、春のスギ花粉も落ち着き、ヒノキなどのアレルギーのない方にはホッとできる季節に入ってきました。今日は久しぶりに美容と体質改善を踏まえ、アトピー性皮膚炎について勉強してみましょう。アトピー性皮膚炎については何度もお話ししてきましたので、今日はなぜこんなにアトピー性皮膚炎で悩んでいる方が増えたのか、その対処はどうしたらよいのか、そのあたりを少し考えてみたいと思います。実は私の昔からのお得意様の息子さんがアトピー性皮膚炎で、何とか薬を使わないようにしてケアしていたのですが、悪化して皮膚科に行かれ、薬をもらって使用したらスッキリ改善し、本人もとても満足していました。お母様から相談を受けたときは「本末転倒だな~」と思いましたが、皮膚科の先生を信頼していることは悪いことではなく、「本人に今辛いことを薦めても無理だから様子を見ていないとね!」と話していました。1年弱経ち現在、やはりというと失礼ですが、薬が効かなくなり、リバウンドでひどい状態になっているようです。しかし薦められて行った病院がステロイド離脱の病院だったようですので、私は心配するお母様に「これはついているかもしれないよ!お医者様が指導してくれるならお兄ちゃんもついていくかもしれないから、できるケアと体質改善の食事だけは頑張らないとね!」と話しました。「息子は今引きこもって病んでいます。」とおっしゃっていましたが、自己免疫力をアップさせて、何とか薬に頼らない体質を作ってほしいと思っています。この例でも分かるように、あくまでも薬類は治してくれているのではなく、一時的に抑えて楽にしてくれているんだという自覚が使用している側にあるのか!ということが問題になります。ただし副作用が強いといわれるステロイド剤が絶対に必要な病気の方もいるんです。“ただ恐い”という考え方はやめ、本当に必要かどうかという考え方が大切です。
(※ステロイドは1950年ノーベル生理学医学賞を3名の先生方が受賞されています。世界で初めて使用されたのは13歳の重症のリューマチ患者の少女で、投与の翌日にはベッドの横でダンスが踊れたというほどの回復力だったそうで、当時は“奇跡の薬”といわれていたそうです。)
1950年のノーベル賞受賞ですので、この薬剤は瞬く間に世界に広がり現在に至っているわけですが、「効果があり過ぎる」=「副作用がある」という考え方は中々表に出なかったようです。一次日本ではステロイドの副作用をマスコミで大きく扱った時代がありましたが、近頃はその意識が薄くなってきているようです。
アトピー性皮膚炎とは痒みが強いのが特徴の皮膚炎であり、寛解(かんかい:良くなること)と増悪(ぞうあく:悪化すること)を繰り返すトラブルです。昔は乳児期特有のトラブルで2歳くらいで半分くらいの方が良くなり、幼児期から10歳過ぎでは、さらに半分くらいになり、成人までによくなるといわれていました。ところが現在では20歳以下で10人い一人とも言われていて、この数字には少しびっくりですが根拠がないわけでもないようです。
アトピー性皮膚炎はとてもつらいトラブルです。痒みが強いという特徴が最もつらいところです。「痒みは痛みより辛いんです」といわれたお客様がいらっしゃいましたが本当ですね!蚊に刺されただけでもその痒みに我慢が出来ない感覚は皆さんもよく理解できると思います。とはいえやはり改善の努力をしていかなければなりません。徹底的に努力をされている方もいらっしゃいますが、できる範囲での改善方法を見てみましょう。いろいろ勉強していますと、食事との関係が最も強い感じがします。アトピー性皮膚炎または痒みの強い皮膚トラブルが起こったら以下のことに注意します。
・白砂糖の摂り過ぎ(チョコレートを含む)
・乳製品の摂り過ぎ
・たんぱく質の摂り過ぎ
・同じものばかりを食べる
・スナック菓子
・ファストフード
これらの食品はできるだけ避けましょう。アルコールやジュース、コーラ類もできるだけ避けましょう。近頃チョコレートが好きな方がとても増えていますが、一般的な手軽なチョコはコスト削減と口当たりをよくするために植物性油脂や乳化剤、香料、甘味料等、添加物が多いものが結構ありますので要注意です。そしてスキンケアではやさしい洗浄剤探しと保湿です。できれば添加物の少ないサラサラの化粧水をつけて保湿剤を使うと保湿作用が長時間期待できます。状態が良い時も悪い時も、薬を使用するときも、保湿剤は毎日使用していただいた方が良く、悪化した部分だけ薬剤を使った方が良いと思います。できればピュアなオイルまたは以前にご紹介した“桃肌爽”という油性クリームを悪化した部分につけてから入浴されると保護してくれますので、入浴後の痒みが少なくなります。もちろん“桃肌爽”は入浴後も使えます。そして身に着ける衣類はできれば柔軟剤は使わない!化学繊維は肌直接は避ける!これもポイントです。そして免疫力をアップさせるためによく笑う生活、ポジティブな思考が大切になります。その他、便通、睡眠、適度な運動もお忘れなく!現代におけるアトピーの原因は食生活と生活習慣が心と体のバランスを乱すから増えているという感じが否めません。まずは自分自身の生活改善、これは外すことができません!そして、アトピーもアレルギーであるということ!その反応を少なくする努力は必要であるということは、しっかり理解して対応していきましょうね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
<ご意見ご相談、ご質問はメールで junko-sensei@ohadanogakko.com>
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