「秋の日はつるべ落とし」といいますが、日に日に夜が長くなるのを感じます。
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Skin Care School 週刊発行
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│淳│子│先│生│の│お│肌│の│学│校│
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□ 11月23日 vol.0846
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編集・発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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11月のCONTENTS
2日発行済み≫季節のお手入れー秋の頭皮、毛髪ケアー
9日発行済み≫ーお肌の悩み、質問 Q&Aー
16日発行済み≫豆知識 ー温活ー
23日発行 ≫季節のトラブル ー唇の荒れー
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≪季節のトラブル ー唇の荒れー ≫
すっかり寒くなりました。近くの公園では落ち葉も増えてすっかり冬景色になりました。犬の散歩をいつもしている友人がこの公園は紅葉に一番大切な赤い色がない!というので改めて見てみると確かに代表的なもみじやイチョウもないんですね!カエデやウルシ科の木やツツジ科の木がないんですね!だからキレイだなぁと感じなかったようで紅葉はやはり赤色がとても新鮮な感じがしますので全体緑色が枯れていくのは美しいという印象がないんだと改めて感じました。ちなみに紅葉名所の多い植物というとイロハカエデ(紅葉)ソメイヨシノ、ナナカマドなど有名ですよね!
今日は石巻に来ていますが、夜寒いどころではない真冬の寒さで、御一緒に食事に出た社長さん、店長さんもこの秋一番寒い日と仰っていました。やはり東北の入口の仙台ではありますが11月中旬ともなれば日中は良い天気に風が強いな!くらいですが、夜にもなりますと関東の寒さとはまったく違っておりました。紅葉はなかなかのものでチラっと見ました新幹線からの景色も赤は少なかったですが、目の保養になりますね!
さて、今回は石巻でもしっかり相談を行っている口唇のトラブルとケアについて復習してみましょう。まず唇は皮膚が他の部分より薄くバリア機能が弱くデリケートな部分、これを簡単に言うと顔の中で唯一粘膜がむき出しになっている部分です。皮脂腺も毛穴もない部分なので自分の力で潤いをキープすることは出来ない部分と考えましょう。何度か取り上げていることですが口唇から口の中、食道と続き、消化器系のトラブルが一番出やすい部分と考えて良いので、ストレスや食べ過ぎ、便秘などの体内的原因と口紅やリップ、食べ物などによる接触性の対外的原因があると考えましょう。その原因がはっきりわからなくても「舐めまわし皮膚炎」という言葉があります。これは外的原因の一つですが、言葉どおり常に口唇を舐めてしまうクセのある方がいます。これはアトピーやアレルギーの方にも多いのですが、気になって舌でペロリと濡らしてしまう、または口唇を結んで皮膚のツッパリ感をまるで確認してしまうような動作をついついしてしまう!そんな女性とても多いのです。この動作を繰り返し行うと口唇は常に唾液が蒸発してしまい、水分も一緒に蒸発するためにかえって口唇が乾いて荒れてしまう状態を作ります。うちの会社に今春入社の女の子もとても綺麗な子ですが口唇がいつも白っぽく乾いています。口唇の上に小さな色素沈着もあるので気にしていましたら、今日一緒に出張することになり口唇の話をすると、急に無意識に口唇を舐めては結んでを繰り返します。特にガサガサしてはいないのですが口唇の話が出ただけで何度も舐めてしまう姿は本人には当たり前の無意識動作ですがそれが口唇の乾燥を招いて、ツッパリ感と違和感を感じてしまって繰り返してしまい口唇の表面はリップクリームの重ね付けで膜が形成され違和感が増してしまう!という繰り返しです。
そして舐めまわし皮膚炎と同様に「リップクリーム皮膚炎」の存在も確認しておきましょう。例えばリップクリームには化粧品のものと医薬部外品のもの、医薬品のものもあります。当然化粧品分類は特に薬効成分はありません。部外品はある程度の効果が認められ、医薬品は治す効果があります。リップクリームは殆どが白色ワセリンや精製ラノリン、流動パラフィンなどに香料で変化をつけています。どなたでも知っているリップの有効成分はlメントールとdlーカンフル剤です。これは安い所では200円くらいで売っています。このリップクリームは医薬部外品です。という事は副作用もあり得るという事になります。化粧品のものでもクセのようにつけていると油膜が発生したり摩擦によって敏感になったりします。特に先端の皆さんが一度は使用したことのあるリップの有効成分メントールなどはスーっとする感覚がクセになり、何度も使ってしまうという事があるかもしれません。リップクリームの使用法にも問題があるかもしれませんが、これは適度な刺激を与えて細胞代謝を促すタイプだそうです。ポケットに入れてマメにつけている方は皮膚炎も注意しなければなりません。リップは1日3回程度の使用にとどめ、長くても半年くらいで新しいものに変えるようにしましょう。毛穴や内在メラニンを見るもので肌をチェックすると口唇にベッタリと黄色に脂膜がついている方が結構います。肉眼で見ると何もついていない状態ですが、乾燥している方が多いので、脂性の汚れがデリケートな口唇から毎日きちんと取れていない!という事が分かります。“口唇が荒れる”という事は体内外に原因があるということですね!しかも空気の乾燥する冬場は口唇の荒れが特に起こりのやすいので、ますますのケアが大切です。日中はリップクリームを何度か使用するとしても、夜はお肌同様に口唇もお手入れをしてみましょう。優しいクレンジングであれば毎日口唇クレンジングが必要ですね!ただしクレンジングの中には界面活性剤などが多いものもあり、そのようなものは刺激になりやすいので本当に軽くをおすすめします。そしてスキンケア後、リップでもスキンケア用クリームでも良いので少し多めにつけましょう。
そこで再生度が高い粘膜質に対して、週1度くらいのケアで優しく荒れている部分を代謝させて再生させるケアを紹介しましょう。ここに使用したいのは天然オイルなのですが、オイルは軽くて使用感がもうひとつのものもあるので、特におすすめは油性クリーム状(バーム)の天然油です。その中でも馬のたてがみ部位の脂だけ使用し、生薬エキスの入った油性クリーム“桃肌爽”をおすすめします。特にαーリノレン酸が含まれているので痒みや保湿作用、美白作用が期待できそう!生薬の紫根、当帰、カミツレを含み、防腐剤も入っていない肌に優しい油性クリームなのですが、口唇に使いやすい小さいサイズは1,600円なので使いやすいですよ!この桃肌爽、または他の天然油を使用してケアしてみましょう。
まず口唇のクレンジングをします。お顔に使用しているものと同じもので軽くクレンジングをして化粧水(ノンアルコールのものが良いです)をコットンに含ませて拭き取ります。次に桃肌爽またはオイルを口唇に付けて指先で上下、そしてくるくると回すようにマッサージです。1分程でよいでしょう。その後コットンをお湯で押さえて口唇にあて、ラップを重ねて下さい。5分くらい(手で押さえてくれると良いです)したらコットン、ラップを外してコットンでそれを拭き取ります。その後もう一度桃肌爽またはオイルを重ねて終了です。皮むけは拭き取るようにして、とれたものはとっていただいてもすぐに回復しますよ!再生能力がとてもあるのが口唇ですから週1~2回のケアはとても効果的!冬の寒冷・寒風対策に活用して下さいね。
舐めまわしの癖のある方は、日中口紅を付けなおして頂くと癖がとれる方がいますのでおすすめです。エモリエント効果のある御自分に合う口紅をすぐにつけられるように持ち歩いてフォローして下さい。乾燥が口唇の荒れには大敵ですからね!そして口唇の荒れは食べ過ぎ、飲み過ぎでも起こりますから12月は特に気を付けて下さいね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、後天的な
トラブルは必ず改善しますので、いいリズムを習慣化するよう
がんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など詳しい情報を
いただければ、それだけ適切なアドバイスができるかと思います。
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