宣言の再々延長!ワクチンの遅れが経済を追い込みます!
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Skin Care School 週刊発行
淳 子 先 生 の お 肌 の 学 校
□ 5月 28日 vol.0952
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発行:株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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5月のCONTENT
14日発行済み≫お肌の悩みQ&A
21日発行済み≫豆知識
28日発行 ≫季節のトラブル
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季節のトラブルー接触性皮膚炎ー
新型コロナウイルスも変異型が主流になりつつあり、新たな脅威になってきました。すでに一年半くらいになりますが、新型コロナウイルスにはやはりワクチン接種が一番の対策のようです。現在日本は先進国の中では最も新型コロナウイルスワクチンの接種が遅れているといわれています。世界的に見てワクチン接種がやはり一番効果的なようですが、ウイルス感染免疫学の教授は「ワクチンの効果は感染の予防ではない。あくまで発症と重症化の予防である」と強調されています。それでも接種率の高い国ではかなりの効果が上がっているようです。
日本は先進37ケ国中最下位の接種率です。5月10付で日本人の1回接種率は2.4%日本より開始が遅かった韓国は7.1%で、日本が196ケ国中129位韓国は98位となっています。ちなみに国軍の武力弾圧が続くミャンマーが3.2%ということで日本より高いというのも不思議です。
OECD加盟国ではイスラエルが59.9%で1位、イギリスが53%2位、アメリカ45.8%3位と感染率の高かった国はワクチン接種が早いですね!ただ日本人の感染者数、死亡者数の少なさは京都大学山中教授のいう「ファクターX」を忘れないでください。ファクターXはBCGワクチンと交差免疫の存在なのではないかといわれています。(交差免疫は過去に感染した病原体に似ている病原体に対して働く免疫)それと生活習慣がとても大きく影響しています。変異株によってまた感染拡大の兆しがありますが、マスクの着用、うがい、手洗いはしっかり励行していきましょう。新型コロナと闘い、2度目の夏が来ます。今年はマスクはたくさんあるし、消毒用アルコールもありますから、抜かりなく乗り切りましょうね!
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さて、そんな新型コロナ禍、今年はカブレのお客様のお肌の相談がとても多く、今日も3名の方の相談を受けました。そこで今日はマスク荒れ同様に顔全体がかゆくなる“カブレ”について勉強してみましょう。カブレとは皮膚表面のバリア機能が外からの刺激に負けて発生するトラブルです。本来ならば肌は外的な刺激から肌を守る力があります。これをバリア機能と呼びますが、このバリア機能は一人一人の肌の質、汗、皮脂量、スキンケアなどによって変わってきます。正常な肌はバランスの良いバリア機能を持っているので赤味やカブレは起こりにくいのですが、弱った状態の肌は、外的な接触物、例えば化粧品や合成洗剤、金属、衣類など刺激物質の接触が原因となります。現在ではマスクの接触がマスク肌荒れといわれ、かさつきや赤味、痒みの発症が多くみられます。
カブレとよく似たトラブルに蕁麻疹もあり、これは内部からの影響が大きく、食品や薬、皮膚病や多汗によるアセモもあります。ここでチェックポイントですが、カブレは正式には接触性皮膚炎という病名があり原因になる物質に接触することで起こります。アレルギーを持っている人のアレルギー性のものとは違い、先ほど挙げた物などが原因になります。
そしてもう一つ新型コロナ禍ではストレスがカブレを発症させる大きな原因となっています。例えば会社に行けない、友人に会えない、遊びに行けない、食事に行けないなどかなり行動が抑制され、心理的にプチ鬱状態を起こしているときは、肌表面のバランスもホルモンバランスなどの影響で乱れてしまい、乾燥から痒みが出て、傷を付けて悪化!という悪循環を繰り返す方が増えています。マスクでふさがれた顔の大部分はムレと乾燥の繰り返しでかなり悪条件がそろいます。肌同様唇の荒れも同じです。今日は顔中に痒みを感じている方、同じ部分がいつもカブレてステロイドホルモンの外用剤を使用している方、湿疹が出て赤くただれている方などが相談にみえました。まず大切なことはトラブルを起こさない肌作りで、全身的に保湿や洗浄剤の見直しはしていただきたいところです。そしてすぐに赤くカブレているところ、かき壊してしまったところのケアは皮膚科の先生からの薬だけの対応でよいのでしょうか?薬はすぐに効果が出ますが、また繰り返してしまう!ということに気づかれている方も多いと思います。ポイントは上手に薬を使用することだと思います。先生から塗り薬使用時の説明で「スキンケアは何も使用しないでください」といわれた方は従ってください。ただ、先生から特に注意がない場合は、優しいケアをしてから薬を使用、または薬の使用が終わった後の肌作りの大切さも理解してください。
そしてカブレと似ているトラブルで、乾癬という皮膚内部からくるトラブルもあります。カブレは適切な処置で回復できるトラブルですが、乾癬となると皮膚内部からの角化異常で炎症性角化症と呼ばれています。原因不明といわれていますが、ストレスや食生活などが影響していると思われます。
皮膚にカブレは発生したら肌表面は自分の力では保護できない状況にあると考えてください。単純に傷だらけなので、紫外線、汗、風、寒い、暑いがすべて悪化原因になります。何よりも痒みが強い方が多く、かいてしまうので悪化すると考えてください。そのためケアには以前もご紹介した“桃肌爽”という油性クリームがおすすめです。入浴前、メークの上からカブレている部分にテカるくらい乗せて、30分くらい放置してからクレンジングをします。入浴の最後に洗顔をして、赤味、痒みのある時は桃肌爽を薄く押さえるようにつけてからスキンケアに入ってください。その時香料やアルコールは注意してください!洗顔も優しいアミノ酸系のものがおすすめです。そして最後に押さえるようにもう一度桃肌爽を重ねていただけるとよいでしょう。薬ではありませんが、肌をやさしく守ってくれます。桃肌爽やは部位にこだわった馬油と和製ハーブエキスが穏やかに肌を整えてくれます。もし日中もカサついたら少量を重ねてカサカサさせないこともコツになります。
ただしマスク着用でメークをしなくなった方にカブレが発生しやすいのでファンデーションやパウダーは必ず使用し素肌でのマスクは避けていただいたほうがよいでしょう。マスク素材の不織布やポリエステル、綿。シルクとやはりすべてが接触性の原因となりますので、「メークをしてからマスク」を日中の常識として、カブレを起こさない肌作りをしてくださいね!
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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