今週末は１２月末の寒気到来との予報です！備えましょうね！
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Skin Care School 週刊発行
淳 子 先 生 の お 肌 の 学 校
□ 11月 24日 vol.1066
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発行：株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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１１月のＣＯＮＴＥＮＴ
３日発行済み≫季節のお手入れ
１０日発行済み≫お肌の悩みＱ＆Ａ
１７日発行済み≫豆知識
２４日発行 ≫季節のトラブル
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季節のトラブルー頭皮と髪のトラブルー
昨日は宮城県石巻市に行ってまいりました。夜はびっくりする程の寒さで既にダウンコートを着ている方が多いのも頷けます。
沢山のお客様が来られましたが、どなたもトラブルの無い若々しい肌で、一昔前の肌トラブルが想像もつきません。急な寒暖差で肌荒れを感じている方はお１人いらっしゃり、アトピー肌なのでちょっと敏感になられていたようです。今回は頭皮チェックの日でしたのでスコープで頭皮を見てのアドバイスでした。
そこで、今日はちょっと頭皮と髪について勉強してみましょう。
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石巻でスコープで沢山の方の頭皮を見せて頂くと、こちらではアミノ酸シャンプーをご使用の方が多いようで頭皮のキレイな方が多かったのですが、中には皮脂の汚れが付いている方もいらっしゃいました。毎日シャンプーするのが良いのか悪いのかは別としても、前夜シャンプーしていないお客様はお伝えはしませんが皮脂汚れが多いのですぐわかります。
頭皮環境を整える事が発毛にも育毛にも、とても大切な事なんですね。特にすぐにベタついてしまう方や痒みを感じる方は頭皮が汚れているという事になります。頭皮のベタつきは皮脂や汗、古くなった角質、毛髪用コスメなどの成分が付着して蓄積されていってベタつきの原因となります。チェック方法は夜、頭皮に指を置いて軽く摩擦して指を見て下さい。脂っぽさや匂いを感じたらかなり皮脂が多く、汚れが詰まっているという事になります。そして頭皮環境が整わない場合はフケとなって現れます。特に香辛料を好んだり、タバコを吸われる方は要注意です。
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皮脂が気になる方はベタついたフケが、乾燥で痒みのある方には乾燥したフケが発生しやすくなります。そこで改めてフケとは何でしょうか？
頭皮がどちらかというと不衛生状態で、皮膚のターンオーバーが乱れてくるとフケとなります。フケの成分はタンパク質で、角質細胞が小さな鱗屑として剥離して落ちていく訳ですが、表皮の角化(新陳代謝)過程に変化が生じると目に見える大きさになってフケとなって目立つ訳です。
先程お話したようにフケも２種類発生します。乾性フケと脂性フケに分かれのですが、それに頭皮の汚れから痒みが発生することになります。痒みの原因は菌や変質した皮脂と乾燥が引き金になります。頭皮の汚れや皮脂が蓄積される形になると毛穴が詰まり、炎症を起こして痒みが出ます。その痒みを引っ掻いてしまって悪化させてヒリヒリしたり、ニキビ状の丘疹が出たりフケが出たりします。ここまで来ると皮膚炎になってしまいますが、頭皮のトラブルは抜け毛や薄毛の原因になってしまいますから、きちんと整えてあげなければなりません。どうしようもない時は皮膚科でお薬を貰って使用するのも良いでしょうが、薬＝副作用という事も頭に入れて安易に使用しない方が良いと思います。まずフケの段階で改善方法をしっかり見出してあげる事が大切です。
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東洋医学では髪の毛は『血余(けつよ)』といって、血液の一部と考えられています。血液は栄養ですから、十分に髪が潤ってツヤツヤ状態であれば健康状態も良いという事になります。逆にツヤが無くパサついた状態ならば貧血であったり、ストレスの多い状況という事になります。特に髪は血余と言われながら東洋医学では『腎の華』と言われ、性ホルモンの影響もかなり受けます。腎の衰えは生殖器との関係がありますので、白髪や薄毛・脱毛・細毛の原因となります。
毛髪は栄養とストレスの影響をうけると考えて頂く事が一番です。特に食べ物・飲み物が自分に合っていないと乾燥する秋・冬にトラブルが出やすくなります。痒みやフケが増えてくると体調にも影響が出てきます。本来は体調から頭皮・地肌環境が悪化するのだと考えて下さい。
乾燥タイプのフケの方は胃腸の働きを高めて増血して下さい。特に芋類・豆類・トマト・人参・大豆や豚肉の赤身・ゴマなどが食事には大切で良質のタンパク質を上手に摂る事が大切です。
脂性タイプのフケの方は脂質代謝が悪く、身体に熱や老廃物が溜まりやすいので『痰湿の食材』といって脂質の代謝を高めるビタミンＢ群が必要です。玄米・根菜・海藻類・きのこ・緑豆(春雨)などが必要となります。そしてどちらのタイプもスナック菓子やファストフード・チョコなどは控えて頂かないといけません。その上でのケアとなります。
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頭皮・毛髪の為のヘッドケアで１番大切なポイントはシリコン・天然毛のブラシを用いたブラッシングです。３０分位ゆっくりブラッシングをしてあげる前に、乾燥肌フケタイプはピュアオイルを地肌につけてからでも良いですね。脂性フケタイプは動物系オイルであまりアルコール分の効いてないものを地肌につけてブラッシングして下さい。
ブラッシングは頭の上にある、ちょっとへこんでいる百会のツボをめがけて力を入れないで行って下さい。下からも百会のツボをめがけて頂くと良いですが、ロングヘアの方は下へ流して頂くブラッシングと百会のツボを力を入れないでトントンと叩打して頂いても良いでしょう。２０回くらい力を入れずに叩打してみて下さい。これはショートヘアの方も良いと思います。このツボは自律神経を整え、リラックスさせてくれ全身の神経を整える効果があります。軽いブラッシングで頭皮の血行を整えて、入浴時によく予洗いした後シャンプーです。できるだけ毎日が良いのですがフケの出やすい時、ブラッシング→シャンプーをして下さい。トリートメントやコンディショナーは地肌に傷のある時はオススメできませんから毛先だけつけてすすぐか、ピュアなオイルを２～３滴垂らしてよく混ぜたお湯を少しずつかけて頂いてリンス代わりにするのも良いでしょう。
そして頭皮の痒みやフケは生活面もちょっと注意！
・刺激物や揚げ物、スナック菓子やラーメンのスープなど油っこいものは避けましょう
・睡眠不足は頭皮バランスを崩すので夜更かしも禁物です
・野菜をたっぷり摂りましょう。バランスの良い食事はとても効果的です
脂性タイプの痒み・フケは特にこれらに気を付けて下さい。
１日７０～１００本位の抜け毛は正常ですが、地肌が弱って痒み・フケのある時は要注意と考えて下さい。特に今年のように暑い夏は水分の摂りすぎで地肌が弱りやすく、代謝の乱れが起こりますからブラッシングは実行してみて下さい。
「気のバランスは頭皮が大切！」なるほど、納得ですね！
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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『お肌の学校』バックナンバーはここから
https://www.cher-couleur.com/mail_magazine/
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発行：株式会社ヴェルジェ
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『お肌の学校』はverger,Inc.
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Skin Care School淳子先生の『お肌の学校』
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昨日は宮城県石巻市に行ってまいりました。夜はびっくりする程の寒さで既にダウンコートを着ている方が多いのも頷けます。
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そこで、今日はちょっと頭皮と髪について勉強してみましょう。
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石巻でスコープで沢山の方の頭皮を見せて頂くと、こちらではアミノ酸シャンプーをご使用の方が多いようで頭皮のキレイな方が多かったのですが、中には皮脂の汚れが付いている方もいらっしゃいました。毎日シャンプーするのが良いのか悪いのかは別としても、前夜シャンプーしていないお客様はお伝えはしませんが皮脂汚れが多いのですぐわかります。
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先程お話したようにフケも２種類発生します。乾性フケと脂性フケに分かれのですが、それに頭皮の汚れから痒みが発生することになります。痒みの原因は菌や変質した皮脂と乾燥が引き金になります。頭皮の汚れや皮脂が蓄積される形になると毛穴が詰まり、炎症を起こして痒みが出ます。その痒みを引っ掻いてしまって悪化させてヒリヒリしたり、ニキビ状の丘疹が出たりフケが出たりします。ここまで来ると皮膚炎になってしまいますが、頭皮のトラブルは抜け毛や薄毛の原因になってしまいますから、きちんと整えてあげなければなりません。どうしようもない時は皮膚科でお薬を貰って使用するのも良いでしょうが、薬＝副作用という事も頭に入れて安易に使用しない方が良いと思います。まずフケの段階で改善方法をしっかり見出してあげる事が大切です。
∴‥∵‥∴‥∵‥∴‥∴‥∵‥∴‥∵‥∴
東洋医学では髪の毛は『血余(けつよ)』といって、血液の一部と考えられています。血液は栄養ですから、十分に髪が潤ってツヤツヤ状態であれば健康状態も良いという事になります。逆にツヤが無くパサついた状態ならば貧血であったり、ストレスの多い状況という事になります。特に髪は血余と言われながら東洋医学では『腎の華』と言われ、性ホルモンの影響もかなり受けます。腎の衰えは生殖器との関係がありますので、白髪や薄毛・脱毛・細毛の原因となります。
毛髪は栄養とストレスの影響をうけると考えて頂く事が一番です。特に食べ物・飲み物が自分に合っていないと乾燥する秋・冬にトラブルが出やすくなります。痒みやフケが増えてくると体調にも影響が出てきます。本来は体調から頭皮・地肌環境が悪化するのだと考えて下さい。
乾燥タイプのフケの方は胃腸の働きを高めて増血して下さい。特に芋類・豆類・トマト・人参・大豆や豚肉の赤身・ゴマなどが食事には大切で良質のタンパク質を上手に摂る事が大切です。
脂性タイプのフケの方は脂質代謝が悪く、身体に熱や老廃物が溜まりやすいので『痰湿の食材』といって脂質の代謝を高めるビタミンＢ群が必要です。玄米・根菜・海藻類・きのこ・緑豆(春雨)などが必要となります。そしてどちらのタイプもスナック菓子やファストフード・チョコなどは控えて頂かないといけません。その上でのケアとなります。
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ブラッシングは頭の上にある、ちょっとへこんでいる百会のツボをめがけて力を入れないで行って下さい。下からも百会のツボをめがけて頂くと良いですが、ロングヘアの方は下へ流して頂くブラッシングと百会のツボを力を入れないでトントンと叩打して頂いても良いでしょう。２０回くらい力を入れずに叩打してみて下さい。これはショートヘアの方も良いと思います。このツボは自律神経を整え、リラックスさせてくれ全身の神経を整える効果があります。軽いブラッシングで頭皮の血行を整えて、入浴時によく予洗いした後シャンプーです。できるだけ毎日が良いのですがフケの出やすい時、ブラッシング→シャンプーをして下さい。トリートメントやコンディショナーは地肌に傷のある時はオススメできませんから毛先だけつけてすすぐか、ピュアなオイルを２～３滴垂らしてよく混ぜたお湯を少しずつかけて頂いてリンス代わりにするのも良いでしょう。
そして頭皮の痒みやフケは生活面もちょっと注意！
・刺激物や揚げ物、スナック菓子やラーメンのスープなど油っこいものは避けましょう
・睡眠不足は頭皮バランスを崩すので夜更かしも禁物です
・野菜をたっぷり摂りましょう。バランスの良い食事はとても効果的です
脂性タイプの痒み・フケは特にこれらに気を付けて下さい。
１日７０～１００本位の抜け毛は正常ですが、地肌が弱って痒み・フケのある時は要注意と考えて下さい。特に今年のように暑い夏は水分の摂りすぎで地肌が弱りやすく、代謝の乱れが起こりますからブラッシングは実行してみて下さい。
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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