コロナワクチン接種率と変異株の拡大、気になりますね！
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Skin Care School 週刊発行
淳 子 先 生 の お 肌 の 学 校
□ 7月 2日 vol.0957
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発行：株式会社ヴェルジェ http://www.cher-couleur.com/
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７月のＣＯＮＴＥＮＴ
２日発行 ≫季節のお手入れ
９日発行予定≫お肌の悩みＱ＆Ａ
１６日発行予定≫豆知識
３０日発行予定≫季節のトラブル
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季節のお手入れー日本人のスキンケアー
６５歳以上の新型コロナウィルスの１回目予防接種率が５０％を超えました。今日もＴＶで「ワクチンしかないです！」というコメンテーターの方やゲストの方々の声を聞いていました。確かに接種した方で副反応が発症する方はいらっしゃるようですが、やはりワクチン効果は実際のところ、かなり期待できるようです。ある先生がコロナワクチン陰謀論について書いていらっしゃいましたが、コロナワクチンにマイクロチップが含まれていて実は人々の思考を監視するためだ！という陰謀論については冷静に考えていただくと、そもそも注射液に含まれたマイクロチップが注射針を通過できるほどの微小な物は、現在無いそうです。でもアメリカでは約９％の人が、その陰謀論を信じているというデータもあるそうです。アメリカのＳＮＳの８１万件以上の投稿を分析した結果、１２人の反ワクチン主義の方が反ワクチンコンテンツの３分の２を生み出し、それらの方は驚くべきことに４０億円弱の収益を生み出しているという事が言われています。しかし新型コロナウィルス以外のワクチンでも重い副反応で苦しんでいる方もいらっしゃいますのでワクチン接種は正しい理解が必要ですね！
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今日６月３０日、東京都の感染者は７１４人。７００人超えは５月２６日以来だそうです。大阪は１０８人だそうで、やはり東京は増えている感じがしますね！ワクチン接種でこの秋冬、生活がどう変わるか！それまではマスク・うがい・手洗い・殺菌はしっかり頑張りましょう。でも梅雨になり、マスクもちょっとしんどくなってきました。私は某メーカーのマスクがお気に入りで、今年はこのマスクで乗り切る予定です。マスクオタクになっている方は結構いらっしゃるはずですよ！
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新型コロナ禍、１年以上経過してお手入れ不足の方の肌老化はご自分でも気付いていらっしゃる方が多いようです。私の担当するお肌の学校では、随分とスキンケアの見直しを始める方が多くなっています。スキンケアに「簡単に済ませる！」という要素はあまり無いかもしれません。そこで今日は、日本人に向くスキンケアについて勉強してみましょう。
まず、大切なことは欧米人と日本人の肌質の違いです。意外かもしれませんが、日本人の肌は皮脂量が多いということです。約２０％皮脂量が多く、角質層（手で触れられる肌表面～すぐ下の層）が欧米人の３分の２しかないと分析されています。そのため刺激に弱い肌になるわけです。そして、いつもお話する水の違い！これは大きな要素で、欧米女性はシャワーでも顔にお湯をかけないようにする方が多いそうです。これは欧米の水はミネラル分の多い硬質のため肌の保護力を低下、または破壊させてしまうため洗顔習慣がないからです。欧米人からすると、日本人のダブル洗顔は顔の洗い過ぎ！と映るわけです。
欧米では前もお話しましたが、クレンジング→ソープの代わりにフランスのスキンケアメーカーが開発したミセラーウォーターが主流で、夜そのままの肌にミセラーウォーターを含ませたコットンで汚れを拭き取るという習慣です。これはミセラーといわれる界面活性剤で汚れを吸着させて落とすという原理で、アルコールを含んでいないので硬水の欧米地域の女性にはなくてはならないコスメになっているようです。ミセラーウォーターはミセル（粒子）という界面活性剤粒子によるクレンジングで、本家ビオデルマの他にもたくさんのメーカーが出しています。
欧米のステップは現代はミセラーウォーター→エッセンス→クリームというのが夜の主な手入れになっているようです。日本人は皮脂が欧米人より多く角質層が薄く、シミやくすみを気にする民族ですが、欧米では美白という概念がなく、たるみとシワを気にするスキンケアになっていますので、角質を常に柔らかくしていなければならないため、「拭き取る」というのは大切なケアになります。
日本の高温多湿で四季のある風土は、水質の良さを利用して入浴を活用する美容法がとても効果的になるわけです。欧米人と同じように洗顔しないスキンケアでは毛穴が詰まり、トラブルが悪化しやすくなったり、コットン使いで肌が敏感になったりしやすいので、やはり日本人に合ったスキンケアが大切になります。ということは、日本人のスキンケアの基本はクレンジング→洗顔を毎日必ず実行して、油溶性の汚れと水溶性の汚れを上手に取ってあげることから始まります。油溶性の汚れはメイクをしなくても皮脂として分泌される汚れがありますので、優しいクレンジングで毎日クレンジングした方が肌に透明感が出やすくなります。
ここで提案ですが、何度もケアでお話しているクリームクレンジング→ティッシュオフ→ピュアオイルを少し多めに肌にのせて入浴という、クレンジング効果アップと肌の温活を一緒に出来る“クレンジングマスク法”というお手入れ方法をしてみてはいかがでしょうか？ニキビや湿疹のある方や、敏感な方は天然油でできている優しいベーシッククリームを使用して、オーパーリバースというちょっと特殊なピュアオイルを使用すると毛穴がすっきりして、肌の温活作用が高まります。
乾燥肌で特に問題の無い方はクリームクレンジングでないとオイル効果が高まらないのでそこを注意して、ピュアオイル（油成分のみのもの）を使用して是非やってみてください！マスク肌荒れで頬骨部が摩擦で赤みが出たり、メラニン色素が気になってきたら毎日のダブル洗顔にオイルを活用すると肌の力がアップしますよ！入浴後は優しいノンアルコールなどの化粧水をたっぷり肌に浸透させて、エッセンスや乳液・クリームなどいつものスキンケアをしてみてください。
今日は欧米人と日本人のスキンケアをちょっぴりお話してみました。日本人の肌はダブル洗顔と入浴の習慣で世界で一番美しい肌とも言われていますが、日本人女性は、皮膚表面が薄いので「擦る」「すり込む」「叩く」この動作は肌には刺激となりメラニン色素を作りやすくしますので、注意が必要となります。マスク生活で疲れたお肌はあまり手を抜かないで、日焼け止めやメイクを毎日して肌を保護して、夜はゆったりとスキンケアをしてくださいね！
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毎日のお手入れや、生活習慣の改善は大変なことですが、
後天的なトラブルは必ず改善しますので、
いいリズムを習慣化するようがんばってください。
また、ご質問の際、肌の状況、生活、食習慣、年齢など
詳しい情報をいただければ、それだけ適切なアドバイスが
できるかと思います。
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