日々茫然

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パイレーツ・オブ・カリビアン 2回目!

2007-06-02 | 映画の話

 
早くも2回目見てきちゃいました。

毎月1日はサービスデーで1,000円になるので、妹が見に行くつもりだったのですが、私の「3作目は前2作を見てないと絶対分からないと思う」と言う話を聞いて、都合の合いそうな友人がみんな1・2作目を見てなかったので誘えなかった、と言うのです。
そこで、「もう1回見たい」と言っていた私が付き合うことに。

前回は、字幕版で見ました。
が、画面やストーリーがめまぐるしく変わり、ちょっとした仕草や小道具も見落とせないうえ、字幕も追っていたので、どうしても見逃してしまう部分があって、全体的にイマイチ理解できなかったりしたので、2回目は吹き替えで見てみようかな、と思っていました。
妹は最初やっぱり字幕で見たかったようですが、「まあいいよ」と言ってくれたので、吹き替え版で見ました。

意外にも?吹き替え版の方が大きいシアターじゃん 音の迫力が違う

それはともかく
やっぱり、字幕を追わなくて良い分、ストーリーは分かりやすかったです。(もちろん2回目というのもありますが)
吹き替え版は、字幕と若干表現が違っていたりして、そのあたりも楽しめました。
字幕では短すぎてよく意味が分からなかったセリフも、吹き替えでは「どういう思惑で発言しているか」、というのが分かりやすい気がしました。
字幕の方が、短く纏めなければいけない分、文学的な表現?になってしまうのかな…

妹も、結果的に「吹き替えで良かった、多分字幕だと訳分からん。」と言っていました。
それでもよく分からない所が色々あったらしく、帰り道に「あそこはどういうこと?」「あれは、○○が…」と質疑応答(笑)しながら帰りました。

というわけなので、「英語の聞き取りが出来る」、「キャストの地声で聞きたい」、「吹き替えはイメージに合わない」というような方以外は、この映画に関しては吹き替えの方がオススメかもしれません。
騙されたと思って、吹き替え版、お試しあれ…
(騙されても補償はできません あしからず)


今回のストーリーは、裏切ったり、取り引きしたり、裏をかいたり、敵になったり味方になったり、とそれぞれの人物がホントに目まぐるしく立場?を変えるので、複雑なストーリーに付いて行けなくて、結果的に酷評されてしまっている一面があるようです。
実は、1回目に見終わった時、うまく表現できませんが「読書に慣れていたから、何とかストーリーに付いていけた」ような気がしました。
あっさり「つまんなかった」と言う人の中には、正直、「分かりやすい単純なストーリーに慣れてしまって、“ストーリーを追う力”が足りないんじゃないの?」と言いたい気も…?
複線とか、感情の動きとか、それぞれの思惑とかの、疑問に思っていた細かい部分が分かってくると、ますます「よくできてるなぁ!」と感じます。

1回見ただけじゃ分からない映画なんて、それもどうか…?という気もしますが。
「そこを楽しむ映画なのだ」と気持ちを切り替えた方がいいのでしょうね
ゲームの裏技解説本みたいに、そういう細かい要チェックのポイントを解説した本が出たら売れるかも…

コメント (6)
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