日々茫然

猫・本・アート・日常生活などを、つれづれと思いつくままに記録

7月に読んだ本(その1)

2013-08-02 | 本と漫画の話

7月は、前半に熱中症で1週間ぐらい熱が出てヘロヘロになり、本を読むどころではなかったので、少ないだろうなと思ったら、意外と数は多かったです(^_^;)
相変わらず、漫画と絵本が数を稼いでくれたようで・・・(苦笑)

それにしても、よんだページ数がキリがよくて地味に気持ちいい♪


2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:4100ページ
ナイス数:461ナイス

球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 04 (ヤングキングコミックス)球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 04 (ヤングキングコミックス)
★4 震災後のプロ野球開幕。関東での試合が少ないため、遠征の多かった4巻。ナゴド、ズムスタ見合いw、交流戦西武ドーム親子断絶w、オールスターはQVCマリン&Kスタ宮城遠征。勝子さんは世代がほぼ同じなので、色々共感する。確かに私もカープの勝敗にほとんど頓着しない時期があった。選手の名前もろくに覚えてない。再び入れ込みだした今の方がイライラする事は増えたけど、それでも今の方がいいな。選手のストッキングも、勝子さんと同じく出てる方が馴染みがあるから好き♪ カープらしく「走るでー!」って感じがする(*^^*)
読了日:7月1日 著者:石田 敦子

球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 05 (ヤングキングコミックス)球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 05 (ヤングキングコミックス)
★4 後半戦(2011年)の5巻。藤井将雄投手の事は知らなかった。津田とオーバーラップしてしまう。前に出てきた盛田投手もだし、病と戦う選手も多いんだなぁ。 最終戦、マエケンのノーノーが目前で消えた試合に凹む(´Д` ) ドラフトの野村単独指名に浮かれる。菅野の騒動にそれぞれの意見を戦わせる。野球って毎年色んな事が起こってるんだなぁ。今年も本当色々…。WBCとか大谷君フィーバーとか統一球とか、故障者とか故障者とか故障者とか…(T_T) 前田神の怪我とか、どう描くんだろう…。
 そういえば、各地の球場に遠征して描き分けてるだけじゃなく、同じ球場でも、○○シートとか、違う客席も色々登場させて、そこでしか味わえない感覚があるってこともちゃんと描いている所もすごい。特殊な席はもちろん、内野席、外野席でも全然雰囲気違うもんね。本当、野球の色んな面が見られて面白い。
読了日:7月1日 著者:石田 敦子

球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 06 (ヤングキングコミックス)球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 06 (ヤングキングコミックス)
★4.5 「野球に出会えて良かったーーー!!\(T▽T)/」と天に叫びたくなった最終巻。《ついに「赤い帽子の人」が。実央は会って謝罪&御礼ができるのか!?》 前半は何だかみんなモヤモヤしたものを抱えてちょっと盛り上がりに欠けるかな、という感じだったけど(マエケンのノーノーもアッサリだったし)、後半は怒涛の展開。最後もしっかり泣かされました(TДT)  実央とは主人公を変えて新シリーズが続くらしく、まだ読めるのが嬉しい。 *ちょいネタの「野球速報のキャッチフレーズ」は、私もちょいちょい笑わせて貰ってますw
読了日:7月1日 著者:石田 敦子

間取り図大好き!間取り図大好き!
★3.5 変な間取りにツッコミ入れていくだけなんだけど、面白い。出入口が見当たらないなど図面上の単純ミスっぽいもの、長過ぎる廊下や変な動線などの無理矢理な設計、お隣さんとバス・トイレ共用の鍵問題や物件内に大家さん専用スペースがあるなどの困惑を呼ぶ物件、書き込みに不動産屋さんの個性炸裂!的なもの、「変」にも色々あって飽きなかった。
読了日:7月1日 著者:間取り図ナイト

ただいま「かくれ人見知り」が平静を装って生活しております。ただいま「かくれ人見知り」が平静を装って生活しております。
★3 んー、私とは「人見知り」の種類が違うのか、共感できるようなできないような。子どもの頃は全く人見知りせず、20代までは一人でも平気、社交性もあったのに、30越えて突如人見知り発動。子どもの頃から筋金入りの人見知りから見ると、それ、人見知りか?と。著者の場合、確かに極端なほど人見知りな点もあるけど、人と関わる事自体は好きみたいだし、要は人見知りはするけど寂しがりや?  一人が苦にならない私とは、その辺りが違うみたい。コミュニケーションは取りたい、けどできない、それが「かくれ人見知り」ってとこかな。
読了日:7月2日 著者:花津 ハナヨ

鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙 
★4 表紙の猫に惹かれて。著者名も知らず、流行りのラノベ風ミステリっぽいのかなと、あまり期待せずに読んだけど、なかなかどうして面白かった。 猫の絵専門の絵描き、通称「猫の先生」と猫のコンビというと『猫絵十兵衛』を連想してしまうけど、設定こそ似ていても、キャラクターも筋書きも全然別物なので、読んでいるうちにあまり気にならなくなった。色々伏線や怪しげな人間を散りばめながら、最後まで上手く引っ張られた。ラストで判明するあの人のキャラがあんなだとは、意外だし拍子抜け(笑)。やられたなぁ。

あらすじ 《通称「鯖猫長屋」では、鯖縞模様の三毛猫サバが一番偉い。頭の良い猫で、過去に住民の命を救ったこともあるからだ。飼主は「猫の先生」こと画描きの拾楽。そんな長屋に、謎の美女や曰く付きの読本書き、手練れの浪人などワケありっぽい人物が越してきては騒動が起こる。そして拾楽にも何やら秘密が…》
読了日:7月2日 著者:田牧 大和

魔性の女挿絵集 ---大正〜昭和初期の文学に登場した妖艶な悪女たち (らんぷの本)魔性の女挿絵集 ---大正〜昭和初期の文学に登場した妖艶な悪女たち (らんぷの本) 
★4 大正〜昭和初期の文学に描かれた「魔性の女」の挿絵を集めた本。当時の社会や文学の変遷とともに年代を追って、鏡花や谷崎、乱歩などの小説家と、挿絵画家を纏めて紹介してあり分かりやすい。挿絵が描かれた本のストーリーも簡単に添えてあるのも良かった(ミステリの結末まで書いてしまうのはどうかと思うけど)。何より、登場する絵がどれもそれぞれに怪しく魅力的で面白かった。橘小夢、水島爾保布(ニオウ)は本書で初めて知ったけどすごく好きな感じ。
 挿絵だからモノクロが中心なのもあるし、実際に影響を受けた作家も多いみたいで、ビアズリーっぽい作品が多い。でもビアズリーの女は顔が醜悪でいかにも悪女なのに対し、日本の作家の描く女の顔はたおやかで色っぽい。これぞ外面如菩薩内心如夜叉(笑)。
読了日:7月4日 著者:中村 圭子

ふかいあなふかいあな
★3.5 トラに追われたカエルが穴に落っこちて、助けようとしたネズミも落っこちて…。と連鎖していくストーリー。他愛ないお話で、特に可も不可もないんだけど、非常に個人的な好みとしては、オチが「そんなぁ〜(´Д`;)」って感じだったなぁ。でも、絵が素晴らしい。版画のタッチや色彩、ユーモラスな動物達の表情、すごく好き。この絵で、他の絵本があれば読んでみたい。
読了日:7月4日 著者:キャンデス フレミング

いいこだ、ファーガス! (児童図書館・絵本の部屋)いいこだ、ファーガス! (児童図書館・絵本の部屋) 
★3.5 表紙のイタズラっぽそうな表情のワンコに惹かれて読んでみたら、とんでもないやんちゃっぷり!(^_^;) 飼主の言葉が手描き文字で入っていて、元気が有り余って色々やらかすファーガスに手を焼いて困り果てたりしている様子がよく分かる(笑)。どんなに手が掛かる子でも可愛い、という気持ちも(*^^*) まあそれにしても、もうちょっと躾できませんかね?とも思うけど(苦笑)。 *ワンコの顔はとても愛嬌があってよく描けてるのに、胴体や足の描写が雑なのは、狙ってるのかな?
読了日:7月4日 著者:デイビッド シャノン

 


 この中でオススメは、『球場ラヴァーズ』『鯖猫長屋ふしぎ草紙』、アート好きさんには『魔性の女挿絵集』も。

『球場ラヴァーズ』は、カープファン以外の野球ファンにも、野球ファン以外のスポーツファンにも、スポーツファン以外のあらゆる方々にもオススメできる漫画だと思います


その2に続く

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7月に読んだ本(その2)

2013-08-02 | 本と漫画の話

いっぱいいるとかわいいねいっぱいいるとかわいいね 
★4 タイトル通り、動物達がいっぱいいるだけでかわいい! しかも大半が赤ちゃんなので、愛らしさMAX! 猫、犬、ハリネズミ、カワウソ、羊、ヤギ、ダチョウ、アヒル、etc.  癒されることうけあいです(*´▽`*)
読了日:7月6日 著者:関 由香

銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon(7) (少年サンデーコミックス)
★3.5 学祭、高校野球北海道大会。八軒の家族との確執、ワケあり気な駒場が野球に打ち込む様子など、登場人物達の苦悩が描かれる話が続いて、農業高校らしい場面が少なめの7巻だった。人間模様ももちろん気になるけど、農高成分ももうちょっとください、って感じ。
読了日:7月7日 著者:荒川 弘

大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ・ヴィンチブックス)大泉エッセイ ~僕が綴った16年 (ダ・ヴィンチブックス)
★3.5 大泉洋さんがまだ大学生の頃(16年前)地元紙で書いていたものから、8年前までのエッセイを収録。ご本人が当時の文章にコメントを付けたり、連載によっては自作イラストもあるし、書き下ろしもあるし、ボリュームたっぷり。ボケ倒してみたり、真面目な事を書いてみたり、亡くなったおじいさんのことで笑わせたりしんみりさせてみたり、移動中に書いてる文章も多くて、当時の大泉さんがどんな風に過ごしていたのか垣間見えた。全国区になった今でも、北海道の「ローカルタレント」と名乗っていたいという自分がいる、という言葉が素敵。
読了日:7月13日 著者:大泉 洋

おつかれっ!  毎日パンダ  上野で働くパンダズの全記録おつかれっ! 毎日パンダ 上野で働くパンダズの全記録 
★4.5 「パンダってこんなポーズするの!?」「こんな角度から見たことない!!」みたいな新鮮な驚きと笑いを堪能☆ 毎日上野動物園に通いパンダを撮影し続けている著者だからこそ撮れる、ちょっと意外な奇跡の瞬間、そこから溢れ出る愛嬌たるや! 狙ってるでしょ?絶対中の人いるでしょ?(笑)。 リーリーとシンシンのキャラの違いもよく分かって親しみが湧いたし、「上野動物園のパンダって寝てばかりなんでしょ?」という先入観も見事に打ち消されました。2頭に会いに行きたくなっちゃう(*^^*)
読了日:7月16日 著者:高氏貴博

オーデュボンの祈り (新潮文庫)オーデュボンの祈り (新潮文庫)
★4 12年ぶりに再読。筋はボンヤリと覚えてたんだけど、細かい展開は忘れていたので、初読に違い感覚で読めた。というか、初読時は「カカシが喋る」などのファンタジー設定に若干戸惑いがあって、少し乗り切れないまま読んだ記憶があるんだけど、今回は当然承知なので世界にすんなり入り込めて、より物語を楽しめた。凡そは分かっているのに、続きが気になって仕方ない、自分の読むペースがもどかしい。やっぱり伊坂さんは初めから面白かったんだなぁ! 同じく初読ではピンと来なかった『重力ピエロ』とかも、今の方が楽しめるのかもしれない。
読了日:7月19日 著者:伊坂 幸太郎

先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学先生、大型野獣がキャンパスに侵入しました!: 鳥取環境大学の森の人間動物行動学 
★4 シリーズ7冊目、相変わらず面白い。色んな動物やテーマが登場するので、沢山読んでると時にはあまり気持ちが乗らない話もあるけど、今回はどれも興味深かった。《学生たちが守ったヒバリの巣/このハチは、もう家族の一員だ!/シマリスはヘビのニオイを体につけてヒグマを追い払う!?/ヤギの放牧場のイイオ池で育った絶滅危惧種のアカガエルたち/大学のヘラジカ林に棲む動物たち/芦津モモンガプロジェクト、NOW/ヤギはイモムシを食べる隠れ肉食類か?》 ハチにすら愛着を覚えてしまう小林マジック!(写真はムリだったけど 汗)
読了日:7月21日 著者:小林 朋道

チョコレート屋のねこチョコレート屋のねこ 
★4.5 猫の行動がみんなを幸せに♪話も素敵だけど、とにかく絵が良い!リアルなのに猫の表情に愛嬌があって、思わず微笑んじゃう。美味しそうなお菓子との共演もたまらない。これはコピーして飾ります! 《チョコレート屋のおじいさんと住む猫。お店は寂れ、おじいさんは笑うこともない。ある日おじいさんはふと思いついて、尻尾にピンクの砂糖をまぶしたチョコレートのネズミを作る。猫がちょっぴりかじってみると…》※猫にチョコは本当はNG。後書に一応書いてあるけど、猫の健康に関わるから、大きな太字とかで注意喚起して欲しかったな。
読了日:7月21日 著者:スー ステイントン

姑獲鳥の夏 1 (怪COMIC)姑獲鳥の夏 1 (怪COMIC)
★3.5 ついにデビュー作『姑獲鳥の夏』登場! 『狂骨』に比べたら漫画化は楽だと思うけど、それでも例の場面とかどんな風に表現されるのか、今から楽しみ。1巻ではまださわりの部分なので、見所は学生時代の関口と京極堂や榎木津との出会いシーンや、久遠寺涼子のビジュアルかな。涼子はビジュアルはともかく、意味ありげな表情が多くて、いかにも何かありそうな怪しげな人物になってるのがちょっともったいないかな。個人的な印象は《涼子=普通、梗子=異常》だったんだけどな。 でも志水先生の漫画化には信頼感があるので、今後に期待。
読了日:7月23日 著者:志水 アキ

社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
★4 オードリー若林さんのエッセイ。「人見知り芸人」「読書芸人」など、妙に共感する気になる芸人さんだったので読んでみた。人見知りもだろうけど、世間を斜に見る癖があるんだろうな。自分のものさしがあって、人間関係のためにそれを曲げたり、言葉や態度をオブラートに包むような事が苦手。「それじゃダメなの?」ととんがってたのが、徐々に柔軟に変化していくのが印象的。「ディフェンスがトリッキー過ぎて攻撃になっちゃってるよ」とか、分かるなぁ(笑)。 高級グルメ&豪邸訪問の件頻発には食傷したけど、文章も読み易くて面白かった。
読了日:7月23日 著者:若林正恭

 


この中でオススメは、『いっぱいいるとかわいいね』『毎日パンダ』『チョコレート屋のねこ』
可愛い動物には弱いです

その3に続く

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7月に読んだ本(その3)

2013-08-02 | 本と漫画の話


シニガミさん〈2〉シニガミさん〈2〉
★3.5 《ウサギちゃんの墓の前で「僕があんなこと言ったから」と泣きながら謝るブタくん。「ウサギちゃんのところへ連れてって」と頼むブタくんに、シニガミさんが「なぜそうしたいのか」と尋ねると…》 切ないすれ違い。こじれにこじれて、取り返しのつかない事に…。 *“死神”なんだから、もっとシニカルにガツンと効く感じでくるのかなと思ったら、正攻法で諭してくれるとは、大人目線で読むとちょっと優等生的で物足りなかったかな(苦笑)。シニガミさんは優しい(*^^*)
読了日:7月23日 著者:宮西 達也

死のほん死のほん
★3 “死”についてユーモア交じりに分かりやすく描かれた(ちょっと漫画的な)絵本。…なんだけど、作者がスウェーデン人で基本は西洋の考え方なので、天国とか埋葬とか、日本人には馴染まない部分も多く、表現もシュールな所があるし、個人的には微妙だった。 唯一「とてもとても疲れてしまって、何もすることができなくなった時。死ぬことで安らかになるの。」という言葉にはハッとした。なるほどなぁ。
読了日:7月23日 著者:ペニラ スタールフェルト

ケープドリとモンドリアンドリケープドリとモンドリアンドリ 
★4 《モンドリアンドリは新しい未来を探しに。ケープドリは「待ってたら、いつか未来になるでしょ?」と探す必要なんかないと思っている。でも気になってモンドリアンドリの後を追ってみると…》背景がアートでカッコいい。モンドリアンだけじゃなく、古今東西のアートをデジタルにスマートに取り入れてて、唸ってしまう。 *街で犬のツングステンとはぐれてしまい…。ラストは「町のネズミと田舎のネズミ」みたいなオチを想像してたら、何だかちょっぴりシュールなオチだった。結論をはぐらかされたような気もするけど、愉快だからアリ(笑)。
読了日:7月26日 著者:ワウター ヴァン・レーク

ガブルくんとコウモリオニ-改訂版-ガブルくんとコウモリオニ-改訂版-
★3.5 《オオカミのガブルくんは料理が得意。ご馳走になりに来たお月様から「100年ぶりに実をつけた、この世で一番おいしいチョコラボンボンの実をお土産にと思ったけど、コウモリオニに見つかって失敗しちゃった」と話を聞き…》絵に味があって面白い。ガブルくん達もあまり可愛らしくないし(笑)、コウモリオニも鬼らしくない(笑)。キッチンや食卓、魔物だらけの森のシーンとか、一見ごちゃごちゃしてるけど細かい所まで変な物が描き込まれていて楽しめる。ストーリーには目新しさはないけど、絵と相まってユニークな絵本になってる。
読了日:7月26日 著者:高谷まちこ

ウリンボー (とぴか)ウリンボー (とぴか) 
★3.5 図書館の新着棚で荒井良二さんの可愛いウリボーの表紙が目に入って、何気なく手に取ったんだけど…。何と福島の原発が爆発して…という話だった。神話やファンタジーも盛り込みながら、福島のイノシシ達が自然の再生に一役買う。このイノシシがやってる事って、本当なのかな? 色々気になるし考えさせられる絵本。
読了日:7月26日 著者:荒井良二,椎根和

水木少年とのんのんばあの地獄めぐり水木少年とのんのんばあの地獄めぐり
★3.5 水木さんが幼少時にのんのんばあと通ったお寺の地獄絵を思い出しながら描いた絵本。コンセプトは『絵本 地獄』と同じ感じ。水木さんの絵にしてはおどろおどろしさ控えめというか、描き込みがあっさりした印象だけど、描かれている場面自体はきっちり手加減なくスプラッタ。絵がすっきり明快で、色鮮やかに血みどろな分、もしかしたら『絵本 地獄』の色褪せた地獄絵図より子どもには分かりやすくてショッキングかもなぁ。それとも水木少年がそうだったように、年代物の地獄絵図の方が、分からないなりに恐ろしかったりするのかな。
読了日:7月27日 著者:水木 しげる

なごり歌なごり歌 
★4 朱川さんの得意技、ノスタルジックで切なくて少し怖い(今回はそうでもないけど)連作短編集。昭和50年代前後の団地が舞台。
 団地内の祠で雷獣を見た少年『遠くの友だち』、新婚夫婦に波風を立てた謎の男『秋に来た男』、美人で完璧な従姉にコンプレックスを感じていた主婦『バタークリームと三億円』、同級生の少女の秘密に挑むミステリ好き少年『レイラの研究』、子供を亡くした男と“飛行機おじさん”の交流『ゆうらり飛行機』、妻を亡くした男が拾った奇妙な生き物『今は寂しい道』、恋人を殺された男の犯人探し『そら色のマリア』。
 各話の主人公は違うけど、ほとんどは、大切な人を失ったり何かに傷ついていた人が、ちょっと不思議な体験を通して少し楽になったり、成長したり。団地内の人間関係が微妙に繋がっていて、それぞれの人生の背景や細かな謎も少しずつ明らかになっていく。最終話で明かされる謎は少し拍子抜けだったけど、全体を通して流れる雰囲気が凄く良かった。下町や商店街など、共通の舞台に暮らす人々の連作短編、このパターンの朱川作品、本当に好きだ。
読了日:7月27日 著者:朱川 湊人

九十九怪談 第六夜九十九怪談 第六夜 
★4 このシリーズも6冊目。今回は面白い怪談が多かった印象。『新耳袋』のスタイルは継承しつつ、1話1話のインパクト(orクオリティ)についてはちょっと薄くなったかな、と思ってたけど、今回はなかなか濃くて新鮮味のある話が詰まっていた。第四夜「港区のマンション」の後日談が出てたけど、怪異は止むどころか拡大している。まだまだ続きそう…。
読了日:7月27日 著者:木原 浩勝

猫楽園猫楽園 
★4 表紙のまるで太極拳をしてるような猫に釘付け! 中身も「どうやったらこんな瞬間撮れるの!?」と聞いてみたいようなイイ瞬間を捉えている。著者は台湾の女性で、猫写真を撮りながら、ひなびた炭鉱町を観光地「猫村」に変えるなど、地域猫のボランティアとしても活動。 台湾の人々が猫に寛大なのか、猫達の表情が人間を警戒してない写真ばかり。著者のコメントも、心がほっこりするような温かい気持ちに溢れている。猫に会いに台湾に行きたくなっちゃう本。
読了日:7月31日 著者:猫夫人

読書メーター
 


なんか死や死後の世界づいてる7月後半ですが、たまたまです(笑)

オススメは、『なごり歌』と『猫楽園』
特に『猫楽園』は、猫好きさんにはぜひ

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辛勝 ■Twitter,8/1

2013-08-02 | Twitter

当たってる梵にバントは…。ベイスタファンも怖いバッターの所でアウト一つ貰って有難がってるじゃん(-_-;) #carp


ルイス、二軍から帰ってきて活躍し出したよね。まじで堂林も二軍で鍛え直した方がいいんじゃないの? #carp

ひなにゃんこさんがリツイート | 1 RT

ミコさんはここんとこ毎回毎回必ず1点は取られると思って計算しないといけない感じですか…(;´Д`A #carp


ありがとうございます。こんなお言葉をかけていただけるベイスタファン素敵です。 RT @kantenbaystars: 両軍のファンの皆さん応援お疲れ様でした。 広島ファンの皆さん勝ち越しおめでとうございます。  また会う時まで互いに頑張りましょう! #baystars #carp


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