7月は、前半に熱中症で1週間ぐらい熱が出てヘロヘロになり、本を読むどころではなかったので、少ないだろうなと思ったら、意外と数は多かったです(^_^;)
相変わらず、漫画と絵本が数を稼いでくれたようで・・・(苦笑)
それにしても、よんだページ数がキリがよくて地味に気持ちいい♪
2013年7月の読書メーター
読んだ本の数:27冊
読んだページ数:4100ページ
ナイス数:461ナイス
球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 04 (ヤングキングコミックス)
★4 震災後のプロ野球開幕。関東での試合が少ないため、遠征の多かった4巻。ナゴド、ズムスタ見合いw、交流戦西武ドーム親子断絶w、オールスターはQVCマリン&Kスタ宮城遠征。勝子さんは世代がほぼ同じなので、色々共感する。確かに私もカープの勝敗にほとんど頓着しない時期があった。選手の名前もろくに覚えてない。再び入れ込みだした今の方がイライラする事は増えたけど、それでも今の方がいいな。選手のストッキングも、勝子さんと同じく出てる方が馴染みがあるから好き♪ カープらしく「走るでー!」って感じがする(*^^*)
読了日:7月1日 著者:石田 敦子
球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 05 (ヤングキングコミックス)
★4 後半戦(2011年)の5巻。藤井将雄投手の事は知らなかった。津田とオーバーラップしてしまう。前に出てきた盛田投手もだし、病と戦う選手も多いんだなぁ。 最終戦、マエケンのノーノーが目前で消えた試合に凹む(´Д` ) ドラフトの野村単独指名に浮かれる。菅野の騒動にそれぞれの意見を戦わせる。野球って毎年色んな事が起こってるんだなぁ。今年も本当色々…。WBCとか大谷君フィーバーとか統一球とか、故障者とか故障者とか故障者とか…(T_T) 前田神の怪我とか、どう描くんだろう…。
そういえば、各地の球場に遠征して描き分けてるだけじゃなく、同じ球場でも、○○シートとか、違う客席も色々登場させて、そこでしか味わえない感覚があるってこともちゃんと描いている所もすごい。特殊な席はもちろん、内野席、外野席でも全然雰囲気違うもんね。本当、野球の色んな面が見られて面白い。
読了日:7月1日 著者:石田 敦子
球場ラヴァーズ ー私が野球に行く理由ー 06 (ヤングキングコミックス)
★4.5 「野球に出会えて良かったーーー!!\(T▽T)/」と天に叫びたくなった最終巻。《ついに「赤い帽子の人」が。実央は会って謝罪&御礼ができるのか!?》 前半は何だかみんなモヤモヤしたものを抱えてちょっと盛り上がりに欠けるかな、という感じだったけど(マエケンのノーノーもアッサリだったし)、後半は怒涛の展開。最後もしっかり泣かされました(TДT) 実央とは主人公を変えて新シリーズが続くらしく、まだ読めるのが嬉しい。 *ちょいネタの「野球速報のキャッチフレーズ」は、私もちょいちょい笑わせて貰ってますw
読了日:7月1日 著者:石田 敦子
間取り図大好き!
★3.5 変な間取りにツッコミ入れていくだけなんだけど、面白い。出入口が見当たらないなど図面上の単純ミスっぽいもの、長過ぎる廊下や変な動線などの無理矢理な設計、お隣さんとバス・トイレ共用の鍵問題や物件内に大家さん専用スペースがあるなどの困惑を呼ぶ物件、書き込みに不動産屋さんの個性炸裂!的なもの、「変」にも色々あって飽きなかった。
読了日:7月1日 著者:間取り図ナイト
ただいま「かくれ人見知り」が平静を装って生活しております。
★3 んー、私とは「人見知り」の種類が違うのか、共感できるようなできないような。子どもの頃は全く人見知りせず、20代までは一人でも平気、社交性もあったのに、30越えて突如人見知り発動。子どもの頃から筋金入りの人見知りから見ると、それ、人見知りか?と。著者の場合、確かに極端なほど人見知りな点もあるけど、人と関わる事自体は好きみたいだし、要は人見知りはするけど寂しがりや? 一人が苦にならない私とは、その辺りが違うみたい。コミュニケーションは取りたい、けどできない、それが「かくれ人見知り」ってとこかな。
読了日:7月2日 著者:花津 ハナヨ
鯖猫(さばねこ)長屋ふしぎ草紙
★4 表紙の猫に惹かれて。著者名も知らず、流行りのラノベ風ミステリっぽいのかなと、あまり期待せずに読んだけど、なかなかどうして面白かった。 猫の絵専門の絵描き、通称「猫の先生」と猫のコンビというと『猫絵十兵衛』を連想してしまうけど、設定こそ似ていても、キャラクターも筋書きも全然別物なので、読んでいるうちにあまり気にならなくなった。色々伏線や怪しげな人間を散りばめながら、最後まで上手く引っ張られた。ラストで判明するあの人のキャラがあんなだとは、意外だし拍子抜け(笑)。やられたなぁ。
あらすじ 《通称「鯖猫長屋」では、鯖縞模様の三毛猫サバが一番偉い。頭の良い猫で、過去に住民の命を救ったこともあるからだ。飼主は「猫の先生」こと画描きの拾楽。そんな長屋に、謎の美女や曰く付きの読本書き、手練れの浪人などワケありっぽい人物が越してきては騒動が起こる。そして拾楽にも何やら秘密が…》
読了日:7月2日 著者:田牧 大和
魔性の女挿絵集 ---大正〜昭和初期の文学に登場した妖艶な悪女たち (らんぷの本)
★4 大正〜昭和初期の文学に描かれた「魔性の女」の挿絵を集めた本。当時の社会や文学の変遷とともに年代を追って、鏡花や谷崎、乱歩などの小説家と、挿絵画家を纏めて紹介してあり分かりやすい。挿絵が描かれた本のストーリーも簡単に添えてあるのも良かった(ミステリの結末まで書いてしまうのはどうかと思うけど)。何より、登場する絵がどれもそれぞれに怪しく魅力的で面白かった。橘小夢、水島爾保布(ニオウ)は本書で初めて知ったけどすごく好きな感じ。
挿絵だからモノクロが中心なのもあるし、実際に影響を受けた作家も多いみたいで、ビアズリーっぽい作品が多い。でもビアズリーの女は顔が醜悪でいかにも悪女なのに対し、日本の作家の描く女の顔はたおやかで色っぽい。これぞ外面如菩薩内心如夜叉(笑)。
読了日:7月4日 著者:中村 圭子
ふかいあな
★3.5 トラに追われたカエルが穴に落っこちて、助けようとしたネズミも落っこちて…。と連鎖していくストーリー。他愛ないお話で、特に可も不可もないんだけど、非常に個人的な好みとしては、オチが「そんなぁ〜(´Д`;)」って感じだったなぁ。でも、絵が素晴らしい。版画のタッチや色彩、ユーモラスな動物達の表情、すごく好き。この絵で、他の絵本があれば読んでみたい。
読了日:7月4日 著者:キャンデス フレミング
いいこだ、ファーガス! (児童図書館・絵本の部屋)
★3.5 表紙のイタズラっぽそうな表情のワンコに惹かれて読んでみたら、とんでもないやんちゃっぷり!(^_^;) 飼主の言葉が手描き文字で入っていて、元気が有り余って色々やらかすファーガスに手を焼いて困り果てたりしている様子がよく分かる(笑)。どんなに手が掛かる子でも可愛い、という気持ちも(*^^*) まあそれにしても、もうちょっと躾できませんかね?とも思うけど(苦笑)。 *ワンコの顔はとても愛嬌があってよく描けてるのに、胴体や足の描写が雑なのは、狙ってるのかな?
読了日:7月4日 著者:デイビッド シャノン
この中でオススメは、『球場ラヴァーズ』『鯖猫長屋ふしぎ草紙』、アート好きさんには『魔性の女挿絵集』も。
『球場ラヴァーズ』は、カープファン以外の野球ファンにも、野球ファン以外のスポーツファンにも、スポーツファン以外のあらゆる方々にもオススメできる漫画だと思います
その2に続く