10月は当たりもハズレも結構あった印象です(*^^*)
※本当は「ハズレ」はあまり使いたくない言葉なんです…。
自分の好みには合わなかっただけなんですよね。
2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:3689ページ
ナイス数:647ナイス
球場ラヴァーズ~私を野球につれてって~ 2 (ヤングキングコミックス)
★4 WBC(鳥谷!井端!マエケン!)から今季開幕、後半戦始まった辺りまで。前田智徳骨折も…。復活してくれると信じて待っていただけに、この時期に読むのは一際つらいな…。江村へのブーイングもなぁ…。味方選手でもミスすれば酷いヤジが飛んだりするし、物投げたりするマナーの悪いファンとか、本当嫌になる。 *日南子は就職活動と並行してシナリオスクールへ。やりたいこと、評価されること、食べていけること、悩む悩む。野球から学びつつ前へと進む。星形君の消息も? 「今村君の顔が好きさ」には笑ってしまった。仲間〜(笑)。
読了日:10月1日 著者:石田敦子
ペンギンかも しれないな
★3.5 町歩き本の中の、絵本の古本屋さん?を紹介した写真で表紙を見かけて、興味を引いたので。「私が私じゃなかったら、私はなんになってたんだろう」ペンギンなら?カエルなら?ラクダなら?…いろんな生き物になった「私」を想像する他愛ない絵本。絵が丸みのある柔らかいフォルムとベタ塗りの色使いのセンスが素敵で良かった。訳が江國香織さんだったけど、これほどシンプルなら、誰が訳してもあまり変わらないかも?(原文を知らないので勝手な憶測です)
読了日:10月1日 著者:ハイディゴーネル
日本全国もっと津々うりゃうりゃ
★4 何だろう、よくわからないけど1冊目より面白かった。場所の選定が良かったのかな。前回の感想を読み返してみたら「行ってみたらあまり面白い事がなく盛り上がらなかった」っぽい所が多かったみたい。今回はそんな地味目な場所でも、面白い所をちゃんと見つけて楽しんでる感じがした。この調子で47都道府県制覇目指して頑張ってほしいな。
読了日:10月1日 著者:宮田珠己
それいけ!ブブヒコ―ダックスフンド団からにげろ!の巻 (ママとパパとわたしの本)
★3.5 ページの多い絵本みたいな感じ。《ブブヒコは犬だけどスパゲティが大好き。ある時スパゲティを食べていたら、スパゲティがお皿からはみ出てずっーと先まで繋がって、夢中で食べて行くうちにおかしな所へ…》長いものばっかりの「ながいこく」。胴の長い猫ねぇーこ始め、絵が面白い。アクが強くてちょっと不気味。なんじゃこりゃ、凄いパンチ力(笑)。お話も盛り上がって、さぁどうなる!? …ってあれ?どういうこと?ねぇーこは?これってまさかの○○○? と最後に裏表紙を見たらそのものズバリ。そりゃないよ〜!ってことで-0.5
読了日:10月7日 著者:中川ひろたか
これがほんとの大きさ! (児童図書館・絵本の部屋)
★4 動物の実物大を絵(切絵コラージュ風)で表現してある絵本。絵だけどそれなりにリアルでアートとしてもかっこいい。写真で見るより特徴がハッキリ出て面白いかもしれないな。ダイオウイカの目とか凄い迫力! 巨大な虫はちょっと怖い(゜д゜lll)写真の実物大図鑑も読んでみたいと思ってたので、これを機に読み比べてみたいな。
読了日:10月7日 著者:スティーブジェンキンズ
県民ごはん、作ってみました!
★3.5 県民性漫画描きのもぐらさんが、ご当地料理を作ってみた体験本。テキトーでもできちゃう手軽なものが中心。合間のページではお取り寄せグルメも紹介。広島の料理はなかったけど、岡山のえびめしでオタフクソースを使ったら岡山の友人に怒られた、というのは笑った(^^;) 岡山と広島の関係性とか、そもそもオタフクソースは甘いからウスターソースとはだいぶ味が違っちゃうとか、色々岡山の方は思うところがあったんだろうな(苦笑)。あとハイカラうどんの語源(一説)の京都さんとか(笑)。ご家族も登場して楽しかった。
読了日:10月7日 著者:もぐら
こんにちは! 動物の赤ちゃん
★3.5 赤ちゃんというのはもう無条件で可愛いものです。反則です(笑)。特にネコ科の赤ちゃんの可愛さったら、触ってみたいのに触れないじれったさに身悶えするほどです。可愛いのオンパレードだったけど、今回はホワイトライオンの赤ちゃんが優勝! *スマホで動画が読み込めるのがユニークだった。でもほんの数秒のものが4つだけ、そのセレクトも微妙でちょっと物足りなかった…。赤ちゃんの声が色々聞ける動画だけは長めで、意外と か細い声だったり、渋い声だったり、珍しい声が聞けて良かった♪
読了日:10月8日 著者:NHK「こんにちは!動物の赤ちゃん」取材班
絵本 化鳥
★3.5 泉鏡花の小説を絵本化。鏡花を絵本に?と意外な感じがして手に取ってみた。巻末には小説全文も掲載。橋の渡り賃で暮らす母と子。少年は橋を渡る人々を眺めながら、通る人のこと、学校であったことなどを母につらつらと話しかける。優しくて美しい母親には、過去色々あったようだけど、詳しくは語られない。子供の他愛ない口調で語られてはいるけど、鏡花らしい幻想的な雰囲気のある作品。絵も子供や擬人化した動物が可愛らしく少しコミカルにも見え、でも鏡花の文章が持つ静かさ怖さ神秘性も感じられ、バランスが絶妙。大人が楽しむ本。
読了日:10月14日 著者:泉鏡花
たぶんねこ
★3.5 比較的いつも通りの長崎屋(ちょこちょこと若だんなが騒動に巻き込まれる)話が中心の安定感のある1冊。
◆『跡取り三人』大店の会合で披露された一太郎ら三人の跡取り。両国の大貞親分が「三人のうち誰が一番自分の力だけで稼げるのか」と言い出し、半月競い合うことに。
◆『こいさがし』おたえが知人の娘・於こんを嫁入り準備の行儀見習いとして預かることに。一方若だんなは大貞親分の片腕・富松に頼まれ、持参金付きの縁組を探すことに。*於こんの図々しさにイラっと。それも訳が分かってみれば、ちょっと納得。
◆『くたびれ砂糖』栄吉の修業先に新入りが入り、栄吉が面倒を任されたが、問題児ばかり。おまけに旦那様や番頭達が寝込んでしまい押さえが利かないという。*まー生意気なガキどもでまたイラっと(笑)。
◆『みどりのたま』頭に傷を負い、川で溺れていた男。何とか岸に上がったものの、記憶がない…。 *男の正体はすぐ推測がつく。思い出したきっかけが、ちょっと切ない。
◆『たぶんねこ』神の庭にいた幽霊・月丸が江戸へ帰りたがるので、数日預かってくれと頼まれた若だんな。鳴家が幽霊の入っている巾着を開けてしまい…。
若だんなは自分の体力の無さを分かっているのに結局無茶しがちだし、そもそも妖側は物事の道理が全く通じないし、騒動に巻き込む登場人物も見事に自分勝手なキャラばかり。結構読んでてイラっとする頻度が高い気がする(苦笑)。他の作品でも、作者さんの人物描写はちょっと苦手というか合わない事がちょくちょく。でも読み易さと軽妙さ、可愛いイラストで救われてるし、なぜかこのシリーズは好きなんだよなー。
読了日:10月14日 著者:畠中恵
ダース・ヴェイダーとプリンセス・レイア
★3.5 前作は4才のルークで、今作はレイア姫がどんどん成長して反抗期だったり彼氏ができたり、娘を持つ父の悲哀たっぷり。女の子だし思春期だけに、何だかパパに厳しかったりして、ちょっとヴェイダー卿が気の毒になってしまった(苦笑)。前作の、やんちゃな子供に手を焼くパパっぷりの方が、純粋に微笑ましくて良かったかな。あと、徐々に成長していくのかと思ったら、ページごとの時系列がバラバラみたいで、レイア姫が子供だったり大人っぽかったり、ちょっと混乱した。
読了日:10月14日 著者:ジェフリー・ブラウン
『これがほんとの大きさ!』は、アート的なビジュアルの素敵さと、実物大の迫力が両方楽しめる1冊です