4月は図書館で時間があって絵本を何冊か読んだので、数はそこそこ行きました。
おススメは、『島いぬ』と『オレときいろ』(後半に記録) です。
2015年4月の読書メーター
読んだ本の数:18冊
読んだページ数:2204ページ
ナイス数:318ナイス
島いぬ え!? 私って犬だったの?
★4 瀬戸内海しまなみ海道にある伯方島の一家のもとにやってきた、ジャックラッセルテリアの女の子アロ。アロと子供達の島暮らしを収めた写真集。海や山、自然たっぷりの島でのびのびと躍動する犬と子供達の笑顔が眩しい。お父さんが撮っているから、みんな自然な最高の笑顔。後半はお友達犬や弟分も登場し、犬同士のショットなどもこれまたかわいい。こんな暮らし方も素敵だなと憧れてしまう。こんな風に子供時代に戻って、海や山で日が暮れるまで遊び回れたらなぁ。
読了日:4月3日 著者:阿部高嗣
孤食ロボット 2 (ヤングジャンプコミックス)
★3.5 一人暮らしのご主人の食事をサポートする小さなかわいい(と言ってもキャラクターは色々)アンドロイドとの交流。アンドロイドとのやりとりを通じて、ご主人の人生に色々変化が。新しい組み合わせの話と、再登場の人達も。希巳さんとそのロボット君は、初回のキャラだから思い入れもあるし、希巳さんが男前だから、ちょくちょく出てくれて嬉しい。出てくる自炊ご飯が美味しそうでお腹空いちゃうなぁ。パスタの乳化は知らなかった。やってみたいけど、読んだ限りでは難易度高いのだろうか。
読了日:4月6日 著者:岩岡ヒサエ
くるねこ 15
★3.5 新入り2匹のビジュアルが成長途中で変化して、もっさりしちゃったけど、写真では美猫さんじゃないですか!キャラクターのイメージなんだろうけど、もう少し可愛く描いてあげてよー(笑)。愚連隊は相変わらずの様子で微笑ましい。お引越し編では、胡てつ君と似た性格の子がいたから、心配だったの分かるなぁ。男の子だからか、極限越えると猛獣化するところは違うけど。心配が杞憂に終わって良かった。良かったね胡てつ君。
読了日:4月6日 著者:くるねこ大和
光の旅 かげの旅 (絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)
★3.5 切り絵のような白黒の世界、明け方家を出て街へのドライブ。日が暮れ始めたら家路へつき、夜には帰宅。最後のページで本をひっくり返すと、白黒の世界が逆転し、往路と帰路で違った景色が見える。本の仕掛けは最初から見えているので、大人の目だと「ひっくり返すとこうなるんだろうな」とある程度分かってしまうけど、それでも実際逆さまに見ると新鮮で、なかなか楽しかった。
読了日:4月13日 著者:アン・ジョナス
子連れ同心 (IKKI COMIX)
★4 『さらい屋五葉』に出てきた同心・伊織の幼少期の話。伊織(幼名巳太郎)はへの字口で、逆にお父さん・伊織はいつもVの字口(笑)。その他のパーツはそっくり。八木様の先代(義父)も登場し、基本笑顔の父伊織に「ヘラヘラするな!」と怒っている(でもいい人)。大きな事件が起きるでもなく、江戸の四季の風物詩とともに、父子の暮らしが描かれている。このゆるい感じが良かった。
読了日:4月13日 著者:オノナツメ
おかしな猫がご案内 お江戸はニャンとこうだった
★3 現代に生き辛さを感じている主人公や周囲の人が、タイムトラベルのツアコン(猫)の猫田の人違いで、江戸時代に送られる。当時の暮らしを垣間見て、大変なのは今も昔も一緒、と気付く。
仕事や恋愛に関する章が多かったのは、自分で選択して生きていかなければならない現代と、生まれでほぼ決まってしまうことが多い江戸時代の対比がしやすいからかな。確かに、職業選択や自由恋愛が当たり前の現代だと窮屈でしんどい、いっそ周囲が勝手にお膳立てしてくれる昔の方が気が楽、というのはちょっと気持ちが分かる。
江戸時代でも、家業や決められた相手が嫌で逃げる人はいたし、自分で選んで自分に責任とれる人は今が、与えられたものを受け入れる事に抵抗がない人は昔が楽かもしれない。
それはそうと、江戸時代好きだし作者さんも好きだけど、こういう本より、やっぱり県民性漫画の方が好きです(笑)。
読了日:4月13日 著者:もぐら
鬼灯の冷徹(16) (モーニング KC)
★4 《アイスが食べたい八大地獄の面々と、カレーが食べたい八寒地獄の春一、マキの魔女っ娘役作りのために本物の魔女召還、白澤の壊滅的ファッションセンス、新年会あれこれ、ザ・ムツゴロウさん初江王、地獄の鳥達、座敷童子に笑顔を、辛子さんに取材、リリスとベルゼブブを秋葉原に案内》
白澤の服はもっと見たい、弄りたい。初江庁は動物好きのパラダイス。鬼灯も何かと理由をつけて通ってそう(笑)。チベットスナギツネは思わず検索して吹いた(爆)。努力家のルリオさん、何気に家来3匹の中で一番好き。
読了日:4月13日 著者:江口夏実
→後半へ続く