先日のこと。
現場に届いた流し台とガス台。
受け取った出荷案内書を見て「才数」なるものが気になりました。
幅が1500ミリの流し台が30才、幅700ミリのガス台が10才、ガス台のバックガードは0才となっています。
数量欄もちゃんとあり、それぞれ「1」となっています。
どうやら容量らしいことは分かるのですが、どういう単位なのか?
そこで電気屋さんと設備屋さんとにたずねてみました。
「才数」って何?
電気屋さん「あぁ、見たことありますよ。自分も何かなぁって思いました。調べてないですけど」
設備屋さん「一輪車に何才って書いてあったよ」
「あぁ、そうそう。『一輪車 3才』ってあった、あった」
今までこの手の伝票は何度も受け取って見てましたが、気にもしてなかったですね。
そこで調べてみました。
才(さい)は、尺貫法の体積(容積)の単位
1才は1辺が約30.3センチメートルの立方体
運送業界などでよく使う単位らしいです。
たとえば、30cm×30cm×60cm なら 2才 となります。
これでトラックの荷台にどれくらい積めるかを計算するんですね。
確かに3個じゃ、どれ位のボリュウムなのか分かりませんもんね。
「このトラックの荷台には 巾 ○才、奥行き ○才、高さ ○才までなら積める」
みたいに使うのかなぁ。
段ボールに 2才 なんて表記があるものもあるとか。
ちなみに、
10才 = 1石(こく)だそうです。
「 千石船 」 とは、千石積める船 という事だそうですよ。
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