食品と一緒に入っている乾燥剤。
以前、水没させた携帯を食品保存用のチャック袋に乾燥剤と一緒に入れて乾燥させる、という技があることを知った。
先日はじめちゃんが携帯をポッチャンしちゃった時のような場合に役に立つとあったのだ。
しかし、それで携帯が復活するという保証は全くない。
私は、過去にUSBメモリーを作業着にいれたまま洗ってしまったことが4・5回ある。
その都度の処置は、とりあえずは通電させず十分乾燥させるという事が鉄則。
2日程乾燥させて、挿してみたらデーターは全く問題が無かった。
以来毎回その方法で処置してきた。今もちゃんと使えている。
その方法を知った時、「そうだ、これに使えるじゃん」と、以来乾燥剤を貯めこんでいる。
しかし、妙なもので、貯めだしてからは一度使っただけ。
ただ、それが乾燥剤なのか、脱酸素剤なのか、なんてお構いなしで貯めていた。
机の上に置きっぱなしにしていたもの。
改めてみると、どうも乾燥剤ではなさそうだ。とすると脱酸素剤か?
調べてみた。
「 ETパック 」
「成分はシリカゲル(二酸化ケイ素)の粉末にエタノールを染み込ませたもの」だそうだ。
「アルコール揮散剤「ETパック」は、食品包装中でアルコール(エタノール)を徐々に蒸発します。
アルコールは食品に付着している微生物の生育を防止しますので、日持ちを向上させる効果を発揮します。
特にカビに対して有効です。」
とある。
なるほど。これは乾燥剤では無かった。
「徐々に蒸発」なんで、もうこれはお役目は終わったということになるかな。
ついでに、容器一杯になっていたので、整理してみた。
生石灰の乾燥剤。
シリカゲルの乾燥剤。
これも乾燥剤なんだって。
ETパックはもう一つ入っていた。
脱酸素剤。
これが分からん。
調べてみた。
どうやら、これはETパックと同じ部類になるようだ。
まぁ、それぞれ他社との差別化の為、ネーミングもあるんだね。
そうそう、石灰乾燥剤の中にもネーミングされているものがあった。
「ドライカル」
「キングドライ」 なんかクリーニング屋さんみたい。
「シケナイ」そうです。 分かりやすい。
しか~し、
私は知らずに集めていたことに気付いてしまった。
いや、忘れてしまっていたのかもしれない。
よく調べると、
乾燥剤には再生できるものと、出来ないものがあるということ。
シリカゲルは加熱することで吸湿機能を取り戻すらしく、これは再利用可能。
生石灰は吸湿して消石灰に変わるらしい。こうなると乾燥剤としての機能は復活できないそうだ。
ただ、或るページ(会社)では、そこの商品は振ってみてまだ顆粒状に残っていれば効力あり、ともあった。
これは、肥料として畑にまくと良い。(これは知ってたんだけど)
それから、
脱酸素剤。中身は使い捨てカイロと同じようなものなんだとか。
酸素を吸着し、湿気を防ぐ効果があるとの事。一応、乾燥剤でもあるみたい。
これは再利用できない。
くわしくは、「捨てないで!まだまだ役立つ乾燥剤の意外な使い道教えちゃいます」 でどうぞ。
そんな訳で、整理した。
今後も使えるのは
「 こんだけ~ 」
乾燥剤を貯めてたというより、肥料(消石灰)を貯めてたってことね。
でも、すっきりした。
さぁ、新しい目標が出来た。
これ一杯貯めるぞ~。
シリカゲルの乾燥剤を!
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