続きです。
さぁ、羽田空港へ行こう。
スマホで検索してもらおうと、次女に電話をする。
しかし、定期テストの勉強にキャンパスに行っているのか、電話に出てくれない。
次に妻に電話する。
「渋谷まで出て、浜松町からモノレールが一番簡単のはずよ。駅員さんに聞いてみたら?」
改札口の若い駅員さんに尋ねる。
「羽田まで行きたいんですけど・・・」
すると、おもむろに立ち上がり教えてくれた。
「渋谷まで行って、山手線で品川まで、品川から京急で羽田」
しかし、その表情・口調はあきらかに低い。
「すみません」そう心の中で謝まった。そんな印象をこちらは受けたのだ。
これも若い社員さんだったからだろうか?
ちょっと残念な気持ちになった。
さて、教えてもらった経路では妻の経路とは違う。
とりあえず、渋谷まで行った。
そこで、再度改札口で尋ねた。
「モノレールに乗って羽田に行きたいんですけど」
「それでしたら、山手線に乗って浜松町で降りて、モノレールです」
「山手線に乗るにはどう行ったらいいんでしょう?」
「その後ろを上って頂ければ、山手線です」
「ありがとうございます」
山手線の回る方向を間違わないように確認した。
浜松町、そして、モノレール。
無事に羽田に到着。
搭乗時間までには相当ある。
喉は乾いたが、お腹は何とか我慢できるかな。
自販でカフェオーレを買う。
妻にお土産の確認をすると、
「バームクーヘンか人形焼き、または焼きたてのパン。甘くないやつ」とのリクエスト。
時間もあるので、売店をウロウロと見て廻る。
バームクーヘンは「ねんりん家」であろうことが分かった。
人形焼きを探すが見つけられない。
後できいたら搭乗口そばの売店だったんじゃないかと言う話だった。
パンの甘くないやつ?
2階を2往復、3階も見たが、見つけられなかった。
結局、ねんりん家のバームクーヘンを買った。
搭乗口待合へ行くと、
支部長が先に到着していた。
また、喉が渇いたので、カルピスソーダを買って飲む。
長崎空港へ到着。
次女に迎えに来てもらい無事帰宅。
お腹が空いた~。
炊き込みご飯のおむすび2個。
サラダにカップラーメンと食パン1枚。
一気にたいらげる。
「ふーっ、腹いっぱい!」
やっと落ち着いた。
今回の経験で、
私でも一人で東京観光が出来るんではないだろうかと思えた。
まぁ、とにかく、分からなきゃ聞くことだね。
これで、「田舎もん 大都会へ行く」シリーズ完結。
お付き合いありがとうございました。
↓ 面倒なのにポチッと頂き、ありがとうございます。励みになります。