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ベネルスク3ヶ国&ドイツ西部周遊♯4日目 AM 【ベルギー】アントワープ

2015-05-17 23:25:46 | ベネルスク3ヶ国&ドイツ西部

4日目AM 平成27年4月6日(月)

【ベルギー】ブリュッセル近郊→ 【ベルギー北東部】アントワ―プ→【オランダ】アムステルダムへと移動する。



朝食 6:30

ツアーの人達とも、顔見知りになり旅の疲れも少々でてきた4日目の朝。

出発時間は、ちょっとゆったりめの時刻なので、早めに食事をすませ、

ホテル近くの中央駅を散策、日本でいうコンビニに入りお土産を物色しホテルに戻る。

荷物出し 8:30

出発 9:30

ホテルからバスで30分の場所にある、

グランビガ―ル城へ。

春の1カ月間限定で開園するベルギー最大のフラワーショ―。

チュ―リップもちょうどいい感じでありました。



14ヘクタールの園内は、100株以上の花々が賑わう。



 11:00 グランビガ―ル城発。

1時間程移動してベルギー最後の観光地は、ベルギー第2の都市 アントワ―プへ。

アントワ―プは、ブリュッセルから北へ45キロ、オランダン国境までわずか30キロのベルギー北部に位置する、人口約50万人の街。

アントワ―プはヨ―ロッパ最大の石油都市 、バロック・ル―ベンスの街ともいわれ、

一番わかりやすいのが日本でも有名な『プランタースの犬』の舞台になった場所。

フランダ―スの犬が日本で紹介されたのは大正時代。ベルギーで紹介されたのが1905年。



☆【世界遺産】ノ―トルダム大聖堂 鐘楼



1352年から約170年の歳月をかけて建設された、ベルギーで一番大きなゴシック教会。

塔の高さは約123メートルで、かつては港に入ってくる船の目印だったという。

そしてノ―トルダム大聖堂といえば!ル―ベンスの最高傑作3連祭壇画はあまりに有名でありますね。

フランダースの犬の主人公 ネロ少年のように、私も聖堂の中に入ってみました。

中央の祭壇です。

ネロ少年とパトラッシュは、クリスマスの晩この前にうずくまって亡くなりました。

中央の祭壇画のアップです。

 上昇していくマリア様の微笑み「マリア被昇天」

 まさに、中央祭壇を飾るのにふさわしい絵だと思いました。 

絵画はもちろん、大聖堂内の内部の造りの見事さにも驚かされます。来て良かった!改めて実感が沸きます。

中に入ると天井は見上げても見上げても目が届かないほど高く、

広々とした空間に繊細な建築技術が盛り込まれ、静かで神聖な感じを受けました。

周りを見渡せばステンドガラスが埋め込まれとても綺麗で異空間であります。

そして、これがネロ少年が一番見たかったルーベンスの「キリスト降架」。

縦421cm、横311cmにも及ぶ大作で、磔刑に処されたイエスの亡骸が降ろされる場面が描かれている。

ルーベンスの最大の傑作と言われています。

ゴルゴタの丘で十字架にかけられるイエス「キリスト昇架」

「キリストの復活」

キリストの姿が、意外なくらい力強く描かれていたのが印象的でした。

私、絵にはまったく興味もなかったのですが、ルーベンスの絵画には圧倒しまくりであり、

歴史が詰まっいる凄いものを観てしまったのだと、つくづく感じました。

人の心に響くものって、いつまでも大切に保管されていくのですね。

 

ノートルダム大聖堂前の広場から、路地を抜けるとマルクト広場が広がります。

マルクト広場を囲むように・・・



市庁舎や

かつてのギルドハウスがずらりと並んでいます。

昨日観光したブルージュはフランドルの重要な港町でしたが、

15世紀になると運河に土砂が溜まり港としての機能を失ってしまいました。

代わって発展したのがアントワープ。

特に15~16世紀にかけては「黄金のアントワープ」と讃えられ、

市庁舎やギルトハウスの上には、金のオブジェが乗っています。

 

新しい発見の数々、楽しい旅はまだまだ続きがあります、

さてさて次は・・・ オランダへ向かいますが。

長くなってきたので、PMのオランダのお話しは次回とさせて頂きます。

 


 



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