テレキャス&ストラトの部屋

RolandのGT-001とzoomMS-50GでDAW制作を楽しんでいるよ

オール単板のアコギを買った

2021年04月26日 | 楽器
昨日、注文していたアコギが届いたのだ

実は諸事情で久しぶりにネットでギターを買うことになった

実は行きつけの楽器店でオーダーしていたギターの入荷が大幅に遅れることになった

欲しがり屋の私は我慢ができない

欲しいとなったら早いのだ

大型連休の前に入手したいという気持ちが強かった


そんなこんなでネット嫌いの私がネットでアコギを選ぶことになった

大凡の予算は決めていた

あくまでも私のメインはエレキギター

良いアコギは不要という考えに変わりはない

という流れから予算は10万円未満

買うなら新品という思いがあった

エレキは購入後の改造や調整で何とかなることもあるが・・

アコギは弄れる部分が少ない

非常に当たりハズレが大きいと感じているのだ

まぁ、ネットでの購入もある種の賭けのような部分があるが・・

中古ギターのそれとは全くことなる賭けなのだ

昨今は値段と品質が比例するようになってきたらしい

ネット販売でも雑なギターを扱っているようでは生き残れない時代

買い手側が口うるさく面倒臭い時代になったのだ

参考までにレビューなどを参照したがあまりの細かさに閉口した

時代を感じてしまった

そんなこんなで自分の中で条件を絞っていた

欲しがり屋の私はゴチャゴチャと検索などしない

検索でヒットしたギター数本を絞り込むというスタイルなのだ

しかしながら、購入候補を決めてから一日くらいは色々と考えていた

購入条件の一つに『単板』がある

以前に使っていたアコギも単板、手元に残したウクレレも単板

合板のアコギやウクレレも何本か買って試したことがある

生楽器にとって最重要なキーワードなのだ

少しでも良い音を知っている場合には合板では飽きてしまう

結局、銭失いになってしまうことも知っている

もう一つの条件は『小ぶりなボディ』

録音がメインの私は座って弾くことが多い

ピックでガシガシ弾くこともあるが基本的には指弾きが多い

大型のボディ(ドレッドノート)では手元も見えない

だんだんと弾くこと自体が面倒臭くなってくるのだ

アコギがメインの人とエレキ弾きでは感覚が異なるのだ

エレキがメインの人は小型で薄型のボディが体に馴染んでいる

遊び用にミニアコギを買う人も多い

無理に大型のアコギを買うよりもむしろ良い選択に思える

その他の条件は少し変わったルックスが良いということ

所謂、誰もがイメージするようなルックスのアコギには興味がない

ザックリとしたイメージだが・・

マーティンタイプよりもギブソンタイプが好みなのだ

アコギにもロックやブルースを感じていたい

良い意味で雑な感じも私の好み

興味ある方は検索してみていただきたい

ギブソンのアコギも歴史が長い

というかエレキよりも先にアコギを作っていたのだ

アコギにピックアップをつけたギターがソリッドエレキの始まりなのだ

借り物だがギブソンのアコギは何本か弾いたことがある

男臭いのだ

そんなイメージも重ね合わせていた

そこそこの価格帯のアコギだけに購入後の改造や調整も視野に入れていた

弦高なども微妙な感じで出荷されるとイメージしていた

自分の好みの調整や改造するのも嫌いではない

購入前からサドルの交換を考える私はクレイジーだと思う

「タスク辺りのサドルに改造するかな?」

「オクターブもキッチリと追い込むかな?」

やる気とワクワク感で盛り上がっていた

在庫があったようで想像よりも早く届いたのだ

「お届けもので~す」

という声で玄関に出ると配達員がギターを抱えていた

段ボールにプチプチシートと厳重な梱包なのだ

個人的には極小の梱包でも良いという考えなのだ

運ぶ側、出荷する側、受け取るユーザー・・

色々と難しい問題もあると思う

コンビニのレジ袋を削減するという動きがある一方で梱包材などは普通に扱われているという部分に違和感を覚える

いずれにしても不思議な国なのだ

一環した何かが感じられない


気になっていた部分はペグ

場合によっては交換も考えていたがまったく問題ない

『オープンギア』という古典スタイルなのだ

憧れていたのだ

剥き出しのギアが何とも男らしい

ブルースの匂いがムンムンなのだ

この仕様にも惹かれていた

サンバーストにピックガード無しも評価ポイント

トップはスプルースの単板

サイド&バックはマホガニーの単板

というスペック

まさにギブソンアコギそのものなのだ

マーティン系はサイド&バックはローズウッドなのだ

以前に使っていたアコギのスペックはマーティン系だった

それ故に差別化という意味でも他の材のアコギが欲しかった

ボディの厚みもドレッドと比較すると僅かに薄い

とにかく抱えやすい

すでにこのギターを購入した人の熱いレビューに背中を押された

巷のレビューも面白い

ギターを良く知っている人のレビューは一読で分かる

それが分かる私もかなりのギター好きなのだ

当ブログの常駐してくださる読者の皆さんもある意味ではギター通なのだ

おそらく、昨日ギターを始めたような初心者は読んでいても楽しくないと思う

如何だろうか?

マニアほどディープな部分は掘り下げないが・・

精神論的な部分はかなり濃いと思う

あっさりとギターを楽しんでいる人には面倒臭いブログだと思う

自覚しているのだ

ギターの一ネタに10,000文字語ることも多い

面倒臭いというよりは書いていて楽しいのだ

楽しくなければ続けられない


話をアコギに戻そう・・

弦高なども含めて調整する部分がなかった

デフォルトの弦もそう悪くない

しばらく使えそうなのだ

一部のポジションでビビリを感じる

弾き込むことで変化するのか?

弦交換で改善するのか?

ネックの調整で何とかなるのか?

一度、行きつけの楽器店に相談してみるつもりなのだ

現場では90点くらいの出来なのだ

ビビリを克服できれば100点なのだ

ケースが付属しない

手持ちにクラシックギター用のギグバッグがあった

ボディは問題なく入るのだが・・

ギリギリでヘッドが入らない

ヘッドが飛び出しているアコギは格好悪い

ケースの購入は必至なのだ

ギグバッグか? ハードケースか?

セミハードか?

ギターのサイズも微妙なので言うほどの選択肢はない

ブカブカのサイズもダサい

ギターの対してあまりに高価な入れ物もアンバランス

可能ならば出費を抑えたい

外に持ち出したいというのは私の軽い病?なのだ

そんなこんなで安くて軽めのハードケースを探したのだ

サイズ感が微妙だが・・

購入者のレビューを頼りの購入してみた

そんなこんなで今回は画像は無しなのだ

画像無しで言うのも何だが・・

かなりクールな印象のアコギなのだ

超カッコいい!

軽く音も録ってみたが十分に低音も出ている

高音のキラキラ感も録れている

デフォルトのダサ弦でもこの感じなのだ

弦を替えれば必ず化けるはず

底知らないポテンシャルを感じているのだ

音楽制作においても強力な武器になることは間違いない

ウクレレとのコラボも企画しているのだ

ロック系のオケの中でガンガンに弾くのも悪くない

ボトルネックのブルースも楽しそう

連休前にひとつ楽しみが増えたのだ

自宅に籠もってギター三昧の日々を送る予定なのだ

その準備を着々と進めているところなのだ

やはり買い物はテンションがあがる

安物でも興奮できる

買い物に振り回されている人も巷には多いようだが・・

何となく気持ちが理解できる

私はその先の演奏にワクワクしているのだ





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ギターのダラダラ買いはダメ~

2021年04月25日 | 楽器
以前にも似たような記事を投稿した気がする

”結局、ギターは何本くらいが良いのか?”

というようなタイトルだった?ような気がするが・・・


”好きにすれば良い・・”

では話が終わってしまう


読者の皆さんはコレクターを目指しているのだろうか?

それとも優れたプレイヤーを目指しているのだろうか?

仮に後者ならば、ギターの本数は少ない方が良い

究極は1本で良いと思う

修理の際にギターが無いという生活に耐えられるならば一本で良い

同じギターを弾き続けることで見えてくることは多い

何でも良いというわけではない

ここ一番、自分のプレイスタイルや身体に合致したギターであるべき

これがギター選びの最低条件なのだ

この際、ギターの値段はあまり関係ない

廉価のギターでもそれが自分に合っているならばそれで良い

ケチ過ぎて他のギター知らないという人も意外に多い

経験の為に色々なギターに触れることも大事

その結果として落ち着いたギターが自分にとって最良のギター

他人からの借り物は経験にカウントしない方が良い

代車を愛車歴に勘定する人がいるだろうか?

近所をくるくると試運転したことを経験と呼ぶだろうか?

自分の持ち物にするという意味は大きい

これはギターだけに限らない

特にギターは買うべき

これは私の長年の経験から導いた結果なのだ

まぁ、レンタルでギターを使う人の方が少ないが・・

借り物のギターを経験値として誇らしげにカウントする人をチラホラ見かけることもあるので付け加えておいた

ギターが上手くならない原因には幾つかある

その一つがギターが定まらないことにある

大工さんなどの優れた職人さんは道具に浮気しない

手に馴染む道具を壊れるまで使う

それ故のプロの道具選びは慎重なのだ

ギターにも通じる部分があると思う

趣味のギターも志はプロから学ぶべき部分も多い

同じギターを使い続ければ不具合にも気づく

ギターの成長にも気づく

弦やピックなどの違いにも気づく

『同条件』は意外に重要なポイントなのだ

それでもギター好きは何本かギターが欲しくなるもの

そういう場合には重複を避けるべき

同じようなギターの色違いくらい意味がない選択はない

ギターは廉価のシャツではない

気分で色違いを弾き分けることに意味はない

アームのあるなしでも良いと思う

アーム付きのギターはとても勉強になる

他人に依存することなく調整出来るようになれば一人前

アームはセッティングが面倒臭いと避ける人も多い

汚れることが嫌だという理由で黒い服ばかりを着る人と同じ

積極的に黒色を取り入れるファッションとは区別したい

ネガティブ発想に活路はない

調整が長けていれば、アーム付きのギターもチューニングが狂わない

そもそも世のすべてのアーム付きギターのメンテが難解ならば、ストラトは消えている

ブリッジ固定のストラトが登場しているはず

デジタルの時代になっても60年前の設計を踏襲している

6個のネジでブリッジを支えているのだ

車のワイパーと同じなのだ

知恵を絞ってもそれを超える製品が浮かばないということ

ある意味では偉大ではあり奇跡の発明なのだ

ギターの美学の一つだといえる

少し脱線したが・・・


勢い余って色違いのギターを買い揃えた人の末路は無駄なパーツ交換

差別化を図る為にピックアップやペグを交換したりする

そもそも同モデルは音は同じなのだ

それが工業製品なのだ

もちろん、個体差や僅かな違いはあると思う

しかしながら、合格として出荷された製品には大きな差は無い

ギターには色々な謎も多い

ギターの価格差と性能の差も謎多き部分

5万円のギターと50万円のギターのブラインドテストも微妙

YouTubeなどでネタとしてたまに見かける

私は好きなネタなのだ

音色に差は感じるが善し悪しは意外に分かり難い

音量が大きなギターが良いと思っていたら廉価ギターだった

良くある話なのだ

面白いことに弾いている側には圧倒的な違いが分かる

それがギターの醍醐味

しかしながら、弾き手側にもそれなりのスキルが求められる

つまり、経験値が少ない、スキルが低い弾き手がいきなり良いギターを抱えても価格ほどの感動が得られないということ

5万円のギターから50万円のギターに買い換えたと仮定しよう

買ったその日に10倍くらい上手くなるだろうか?

むしろ、その敏感で感度が良いレスポンスに戸惑うと思う

巷のハムバッカー好きがシングルに踏み込めない理由がそこにある

ハム好きも間違いなく数回くらいはシングルのギターを経験したことがあるはず

「パワーがないから嫌いだわ」

「音の線が細いから好みじゃない」

と言い訳をしてギターを返す


以前にもお話したが・・

私にも同じような経験がある

ストラトも鳴らせるまでに2年くらいかかっている

それまではモヤモヤした感情と後悔の日々だった

ストラトの見た目は好きなのだ

今でも惚れ惚れした気持ちで眺めることが多い


こんなデザインを60年以上前に世に送り出したレオ氏は天才だと思う

それを昇華させたジミヘンはやはり神だと思う

いまだに当時の音源やエピソードに萌えるのだ

音楽やギターは普遍だと思う


少ないギターを弾き続けることで色々と見えてくる

そのギターについてもっと知りたくなってくる

巷の素人ギター弾きは少々勉強不足だと思う

気になるのは販売価格だけなのだ

ギターが抱えるその歴史や名演を生み出したプレイヤーには興味がない

それではギターに飽きてしまう

入れ込んでメンテする気持ちも起きないと思う

言葉はアレだが・・

ギターを抱えて萌えない、楽しくない、飽きてきた・・

まぁ、色々とあると思うが・・

そういう場合に早々に他の趣味に乗り換えた方が幸せになれる

三度の飯よりもギターが好きだという情熱が欲しい

「時間余った~ 暇だからギターでも弾く」

ではダメだと思う

そこに何が生まれるのだろうか?

私の知り合いにも熱意がないおじさんがチラホラ・・

家庭に仕事に色々とあると思う

ギターを始めた頃の情熱が微塵も感じられない

知識だけは豊富なのだ

その知識がまったくもってギターという土壌に反映されていない

ギターに夢や希望が感じられない


今更だが・・

私はギターが大好きなのだ

好きといいう気持ちに関しては誰にも負けない

それに演奏力が伴えば尚良いが・・・

まぁ、とりあえず、気持ちを優先させるということで良いと思う

帰宅して就寝までに楽器に触れない日はない

本格的に弾く時間がない時にも抱える

この感情をどのように表現すれば良いのだろうか?

それ故にギターは出しっ放しが良い

人間が快適な環境がギターにも良いということ

湿気が多くカビ臭い押し入れなどどうにもならない

本数が多ければ、そんな管理のギターも増えるはず

プロは高額をかけてプロショップにメンテと管理を依頼している

スティーブルカサーはギターの維持費(保険含む)に年間で5,000万円かけていた時期もあったそうだ

ギターの管理に湿度管理された倉庫を借りるプロも多い

儲かっているプロは自宅にそんな管理部屋を作ってしまう

ギター弾きの夢であり理想だと思う


私が自分でボチボチと管理できるギターはせいぜい3本程度

現場が限界なのだ

そこのベースやアコギも加わる

完璧な管理を目指すならば、微妙な本数なのだ

まぁ、ギリギリでOKだと思う


希に使い込まれた愛器などをブログなどで紹介している人がいる

何十年も一緒に歩んできたギターの風格に圧倒されることも多い

高額なギターには無反応な私もギターと歩んだ時間には共感できる

羨ましいと感じることも多い

中学生の頃に手に居入れたエレキを持っていれば良かったと思う

どこにいってしまったのだろか?

当時はそのほとんどが日本の弱小ブランドだった

海外から旅行客もギターもあまり入ってこないような時代

珍しい色味のレスポールタイプを持っていた

金属パーツが劣化したという理由で自分でゴシゴシ磨いた記憶が蘇る

汚いギターだった

何故だかギブソンの純正のハードケースを持っていた

記憶が曖昧で断片的なのだ

そんなギターが残っていれば、私のお気に入りの一本になっていたと思う

「タイムマシーンがあればなぁ・・」

と妄想することもある

とにかく一本のギターと徹底的に向き合うことが大事だと思う

本数が増えれば、気持ちも散漫になる

一点に集中するのだ

読者のみなさんはどんな環境でギターを弾いているのだろうか?

複数本のギターをダラダラ弾いている人は一本にまとめてみては如何だろうか?

ギターを絞ることで気持ちが落ち着くとう考え方も出来る

「俺って何かフワフワしてんだよね」

「何がしたいんだか分からないんだ」

絞ることで目的を明確にするのも一考だと思う


まぁ、そこまで趣味のギターとストイックに向き合う人も少ない気がするが・・

使わないギターを処分して良いギターに一本化

現場の中で最も気にいっているギターを残し激改造化

いずれにしても本数を絞ることを強くお勧めしたい

必ず、ギターを弾く時間が増える

メンテの腕も意識も向上する

そして、ギターが好きになり上手くなる

ダラダラ持ちは血管の血栓のようなもの

新鮮な血液を全身に廻らせることで健康を取り戻す

ギター弾きとしての活力が目覚めるのだ

「何? このおっさんって?」

と思った読者も多いと思う

想定内なのだ

それで良いと思う

当ブログは常にストイックにギターを攻めるのだ





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黒テレキャスのネック調整

2021年04月25日 | 楽器
諸事情から基本的に黒テレキャスは愛車のトランクに積んでいる

家で弾くよりは外で弾く機会が多いギターなのだ

それ故に自宅で保管するよりも過酷な環境下に置かれる

夏場の車内はかなりの高温になる

冬場もギターには優しい環境ではない

屋外で演奏する機会も多い

そんなこんなで私にはラフに使える廉価のギターが必要なのだ

細かい事を気にすることなく使えるギターは本当に重宝する

粗雑に扱うという意味ではない

ダメなギターならば、ピックアップ交換などパーツ交換にお金をかけることはない

何だかんだでギター本体の倍くらいの改造費がかかっている

しかしながら、その満足度は二乗倍という計算になる

高いか? 安いか?は使う側の満足度によると思う

レリック加工も含めて、手放すことは出来ないギターなのだ

使えなくなるまで面倒を見ていく覚悟なのだ

一週間に一回くらいは自宅に持ち帰ってメンテするのだ

緊急用に交換の弦も持ち歩いているが最近はあまり切れることがない

弦の耐久性が向上したのか?

私の技術が向上したのか?

メンテの悪さが原因で弦が切れやすいことも多々ある

概ね、演奏者の力加減が悪いということが多いようだ

読者の皆さんは如何だろうか?

切れた弦だけを交換する方法もあるが可能ならばすべての弦を交換したい

切れる頃にはその他の弦も劣化していることが多い

弾き心地や音色のバランスも崩れる


今回気になった点は弦高

ネックが僅かに順反りしているようだ

私は12フレット付近で約2㎜を基準にしている

カッティングがメインならばもう少し高くても良いと思う

スライドバー(ボトルネック)がメインならばさらに高くても良い

弦の振動を最優先させる

しかしながら、その他のプレイを併用するならば高すぎる弦高も困りもの

その妥協点が12フレットで2㎜という弦高なのだ

ギターの種類を問わず、ベストな設定だと思う

1弦側は少し低めにセットする

その他の弦高は指板のRに合わせれば良いと思う

最近のギターはわりとフラットな感じの指板が多い

指板はフラット、フレットは少し高めがトレンドになりつつある

ヴィンテージのスペックに拘る人も多いがプレイヤーならば弾き易いギターの方が良いと思う

メーカー側の提案に素直に従ってみるのも良いと思う

ギターの値段を問わず、弾き易いとうのもギターの性能だといえる

弾き難いギターには手が伸びない

最悪は私のレスポールのように手放す結果になってしまう

ギターは格好ではない

ギターは値段ではない

良い勉強になったと思う

私は常に公平な目線でギターと向き合っているのだ

弾く為の道具であるという立ち位置に変わりはない

常に演奏性を優先させているのだ

楽器は骨董の壺ではないと思う

眺めるだけのギターならば私はいらない


以前にも紹介した『弦高センサー』

不要なピックを二枚貼り合わせただけ






目視で弦高を確認する人もいるが・・

人間の感覚くらいいい加減なものはない

弾き心地のような感覚部分と数値化する部分は明確しておくべき

数字は常に正確であるべき

弾き心地やセッティングはその都度に変更すれば良いと思う

オクターブ調整やチューニングなども機械を使うべき

音叉よりもチューナーをお勧めしたい

チューナーに価格差があるが何でも良いと思う

オクターブ調整に使えないチューナーは論外

選択の目安にしても良いと思う

私は600円くらいの廉価のチューナーを愛用している

気に入ると浮気しない性分なのだ

すでに3個目くらいになっていると思う

意外に壊れない

廉価な製品は耐久性に優れているのだ

使う層をイメージしているのだろうか?


ギターメンテと同時に工具類なども定期的に見直す必要がある

現場、私のメンテに必要なレンチ類


レンチはやまほど持っているが使わない工具は隔離している

これも作業の効率アップに繋がっているのだ

ギターのネックが反るのは当たり前

調整の効きが良ければ問題ない

やがて落ち着くのだ

大暴れしていたストラトのネックも10年を迎えて落ち着いた

ギターが馴染んできた

もっと言うならば成熟してきたのだ

まぁ、そんな感じ・・

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結局、ギターって自己満足の世界なんだよね

2021年04月25日 | 楽器
首都圏でも三度目の緊急事態宣言に突入することになった

明確なビジョンはあるのだろうか?

国民の不安を煽るだけの国策は微妙だと思う

昨日は諸用で都心の楽器街の近くをウロウロしていた

ものすごい人出だった

緊急事態宣言を睨んでの前倒し行動なのだろうか?

それとも聞く耳を持たないという象徴なのだろうか?

いずれにしても凄い数の人出に驚かされた

この国は何処へ向かっているのだろうか?


ということで本題に入りたい

結局、アコギに戻ってくるのだ

物足りない理由が何なのか?

人間は欲しいという欲求を適度に満たす必要があるように思う

何でもかんでも考えなしに買うのもアレだが・・

我慢ばかりでもダメだと思う

熟考した結果として必要だと感じたものは買うべきだと思う

自分なりにそんな結論に達したのだ

今回購入したアコギはオール単板なのだ

これは生楽器にとっては最重要なスペック

何本も購入したウクレレでも痛感している

値段の差が単板と合板の違いならば迷わず単板を購入すべき

楽器を良く弾く、音の善し悪しがそこそこ分かる・・

という場合には尚更だと思う

アコギの場合、トップ板は単板、サイド&バックは合板というギターも多い

価格と性能を高次元でバランスさせているのだ

廉価なエレキは何とでもなるが廉価なアコギはどうにもならない

音に飽きてしまうのだ

ギターを知っている人はオモチャなアコギではダメなのだ

高級ギターである必要はないが必要条件を満たしている必要はある


とりあえず、アコギの代替ということで黒テレキャスで遊んでいたが・・
昨日、チューニングをレギュラーに戻した



カッティング用にピックも大量に購入したのだ


名手ジョン・フルシアンテが選ぶピックだけに良いピックだと感じた

しかしながら、私には微妙に合わないようだ

まぁ、お試し三枚ということで痛手は皆無

楽しく使って終わりにしたい

むしろ、比較することでヘルコの良さが際立つ

「俺ってそこそこ弾けてるのかな?」

脱初心者の時期になると感じる素朴な疑問

ギターがすべてを物語る

指板の端をご覧いただきたい

最終フレットの辺りなのだ

指板が削れているだろうか?

演奏時間と演奏の激しさが最も表れる部分

削れているような人はかなりの達人だといえる

無傷という場合には何かが足りない証拠なのだ

弦交換の際にフレットもジックリとご覧いただきたい

磨り減っているだろうか?

弾かないギターのフレットは減らない

フレット交換とは一生無縁なのだ

履かない靴の靴底と同じなのだ

歩かないのだ

足腰が鍛えられるはずもない

靴を眺めていても一歩も前に進まない

ギターも同じなのだ

磨いて眺めているだけでは一生上手くならない

自分が満足できる音に到達することは出来ない

極上のトーンは試行錯誤の先に待っているのだ

試行錯誤に至らないという人も多いようだ


ギターや周辺機材を買っただけで満足してしまう人も多い

安易に売ったり買ったりが出来る時代になった

そんな時代背景も少なからず影響していると思う

ギターの売り買いが難しかった時代には知恵と努力があった

買ったギターや機材は壊れるまで使ったものなのだ

そもそも、楽器屋さんが買い取りや下取りをするようになったのはここ十年くらいの話

それ以前からギターを弾いている私は不要なギターの処分に苦慮していた

使い倒したギターを他人に譲るのも気が引ける

結局、自分で使ってしまう

「何か音が悪いなぁ・・」

弾き倒すことで見えてくる

その原因の多くが自分自身のテク不足、知識不足であることに気づく

そんな感じで引き出しを増やしてきたのだ

ギターの最大の魅力のひとつなのだ

創意工夫が音に反映されることも楽しい

「音が悪いわ 買い替えようかな?」

「あっ 良さげなギターがあったぜ」

モヤモヤする原因を追及することなく散財することになる

そんな中古楽器が巷に溢れているのだ

楽器の購入にはある種の中毒性がある

「もっと高いギターが欲しい・・」

「高いギターは良い音するかも?」

呪縛に取り憑かれるのだ

「廉価な楽器って?」

と安価な楽器を馬鹿にする層がいるのも事実

気持ちはわかる

言いたいことも分かる

ご存じのように私は廉価が楽器や機材が大好きなのだ

廉価な楽器にはある種の可能性を感じてしまう


趣味が家計を圧迫してはダメだと思う

お金をかけないで楽しむのだ

知恵と工夫で乗り切るのだ

散財傾向が見られる人の多くは工夫が足りない

先にも述べたように音の悪さや不満を楽器に当てこする

悪いのは楽器ではない

音が悪い原因は自分自身にあるのだ

それに気づけば散財も止まるのだ

買ったギターや機材は徹底的に弾き倒す

それでもダメなら諦める

使うことなく次に目移りしているようではダメなのだ

読者の皆さんは如何だろうか?

中途半端な価格のギターの購入を検討しているならば、改造をお勧めしたい

音に不満があるならば改善の余地はある

「高いの欲しいわ そろそろ買いたいわ」

というブランド欲が勝っているならば改造は無用

お金を貯めて2ランクくらい上のギターを買った方が幸せになれる

次の一歩を踏み出すまえに熟考してみると良いと思う

「俺って何を求めているんだ?」

自問自答の時間は大事なのだ

結局のところ、最終的な決断を下すのは自分自身

他人にアドバイスを仰いだところで満足しない

如何だろうか?

芯がぶれている人は一生決められない

何も決められない

場合によるとギターを諦めるという選択もある

「俺って・・ギター向いてないかも?」

「俺の性格にギターって合ってないかも?」

これも一つの選択だといえる

向いていない趣味に時間とお金を費やすのも勿体無い

向いている趣味や癒やしが他にある可能性もある

「ギターってどう人が向いているの?」

コツコツ努力を続けることが出来る人

創意工夫があるという二つの条件を満たすことが出来る人

上手い下手はその先の話なのだ

そもそも、ギターを楽しめるか?

という部分が大事になってくる


楽しむために始めたギターにストレスを感じるようではダメ

本末転倒なのだ

軽く悩む程度はむしろ心地良い

「どうすれば、もっと良くなるかな?」

楽しい時間なのだ

「わぁぁ~ 俺 まったく成長してね~」

「結構、金使ってるのによ 何でだよ?」

「俺が欲しい音じゃね~わ 何でだよぉ?」

「いくら金使えばいいんだよ? どうする?」

楽器屋さんにとっては大歓迎のお客さんなのだ

行きつけの楽器屋さんにもそんな常連さんがチラホラ・・

楽器屋さんも丁寧に愚痴に耳を傾けている

先日も高額なアンプヘッドが一台売れたそうだ

「こんなご時世だけに貴重ですよ~」

「購入単価が高いお客さんは貴重です!」

これは商売人の本音だと思う

私のようなお客は実はあまり歓迎されないのだと思う

レリック加工に廉価な楽器では単価が上がるはずもない

楽器屋さんはお客というよりは友達感覚で私と接しているように思える

そんな気楽な関係性も悪くない

私の楽器への情熱は良い刺激になっているようだ

何と言うか・・

ムードメーカーのような存在なのだ

私の声が製品にフィードバックされたことも多々あるのだ

「これってどうにかならないかな?」

「ここを直せばもっと売れると思うよ」

聞く耳を持たないブランドは消えていく

エンドユーザーの小さな声に耳を傾けるブランドには勝算がある

単価アップばかりを追い求めていてはダメなのだ

実際にそれを使っているユーザーの声が大事だと思う

ここに興味深いデータがある

単価が高い楽器を好んで買い求める層の多くはあまり弾かない

買うという行動に重きを置いているからなのだ

買うまでのプロセスが楽しいという層が少なからずいることも事実

「検索で探してる時は最高に楽しいんだよね」

「買うと何だか萎えちゃうんだよね 何で?」

という人も多い

次なる刺激を求めて売り買いを続けることになる

5万円のギターを楽しく使っていた時代もあった

気が付けば50万円のギターにも不満タラタラなのだ

100万円のギターを買えば満たされるのだろうか?

繰り返しになるが・・

楽器屋さんにとってはそんなお客さんは大歓迎

「いらっしゃいませ~ どうぞこちらに!」

「良いギターを揃えてお待ちしてました!!」

一流の販売員はそういう嗅覚に長けている

これもプロの世界だと思う

ギターを弾く人もプロ

ギターを売る人もまたプロなのだ

プロフェッショナルなのだ

ギター演奏も私を含む素人の遊びとは区別したい

私は承知しているのだ

それ故に身の丈を超えた楽器には手を出さない

プロが仕事で使うような楽器には興味がない

そこにお金を費やす意味を感じない

趣味としての線引きは明確にあるつもり

どんなに頑張ってもプロに肉薄することは無理

しかしながら、創意工夫で素人の頂点に立つことは出来る

素人のギターはテクニックだけではない

いかに遊べるか?

いかに楽しめるか?

楽しんだ者が勝つのだ

買った楽器を味わい尽くすということは

まさに至福の時



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黒テレキャスとボトルネックでブルース弾いてみた

2021年04月24日 | 楽器
結局、アコギを買うことに決めたのだ

すでにオーダー済みなのだ

大したギターではないが買い物はワクワクする

ボトルネックとアコギは相性が良い

今回は代用ということでエレキで弾いてみた


金属製のボトルネックも持っているのだ

かなり重い

長時間の演奏では疲れる

面白いもので素材や質量が音に表れるのだ

今回はあえてガラス製で弾いてみた

金属製よりもキラキラ感が増すという印象を受ける


ボトルネックはオープンチューニングが基本

つまり指一本(ボトル一本)で演奏できるという優れもの



ペイジ師匠は変則チューニングの達人なのだ

独特の響きのオリジナルチューニングを数々生み出した

同時に氏はアコギの名手でもある

ジミヘンも同様なのだ

ギターが上手い人はエレキとアコギの二刀流が多い

エレキも良いがアコギにも独特の楽しさがある

ロック的なアプローチでアコギに接するのも良いと思う

レスポールの名手であるガンズのスラッシュのアコギもカッコいい

レスポールのリックをそのままアコギに流用するあたりがロックっぽい

嫌いではない

要するにカッコ良ければ何でも良いのだ

ギターは理屈で理解する部分と本能で感じる部分を併せ持つ

どちらも大切な要素なのだ


今回はブラックスターのミニアンプをマイク録りしてみた

アンプの前段にはzoomMS-50Gを接続してみた

電池駆動のミニアンプがフェンダー系のコンボアンプに化ける

ブラックスターもピグノーズとは違った質感で良い感じ

もともとはベース用に購入したのだが最近はすっかりギター用なのだ

むしろ、これが使い易い

同社のギター用は歪みエフェクトが内蔵されている

私の場合にはアンプに歪みは求めない

スタジオなどの真空管アンプも歪みはエフェクトで作るタイプなのだ

マイクはアンプのキャビネットに近接するオンマイク


かなり太い音が録れるのだ

今回のアンプの音量は近隣に迷惑がかからないくらい

テレビの音量くらいだろうか?

そんな小さな音でもそこそこ良い感じに録れる

このマイクも10年くらい使っているのだ

マイキングが趣味?という楽器店のお兄さんのお勧めなのだ

定番のマイクをあえて外してみた

高級品でもなく廉価品でもない

私のレベルには丁度良いと思う

ヘッドフォンと同様にあまりに安いマイクは銭失いになる

失敗が少ない選択は定番買いだと思う

所謂、定番の製品と同じくらいの価格帯の製品を選べば大きな失敗はないと思う

残念ながら、お買い得品は皆無なのだ

やはり、性能は価格に比例するものなのだ


お得感に拘るよりも自分の好みに寄せた選択が賢明だと思う

今回はペイジ師匠の有名曲の雰囲気を少し真似てみた

氏はボトルネック奏法をする際にはギブソンのフルアコを用いるようだ

何を抱えてもカッコいい!

まぁ、私の中でペイジ師匠はこのイメージだが・・・





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