Mr.Dashのぶろぐ館

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2018年11月7日(水) 快晴の伯母子岳遊歩道を歩く、小春日和ハイク!

2018年11月09日 | 山登りの記録
■メイン写真
さわやかな稜線歩きを経てたどりついた伯母子岳

■今回のコース
伯母子岳遊歩道入口→口千丈山→「牛首山」標識→牛首ノ峰(1,341m)→深タワ→
伯母子岳→大股(小辺路)への分岐→深タワ→(往路を戻る)→伯母子岳遊歩道入口


ほんの2日前までは雨天の予想だったのに、ふたを開ければ抜けるような青空。
天気予報が外れるのはどうかと思うが、悪天候が続いた今年は、良い方に変わるには
ありがたい。

この日の登山教室は、「JTBパブリッシング」日本三百名山[下]に載せたのと
同じルートで、伯母子岳(1,344m)へ。
高野龍神スカイラインからの車窓は紅葉のピークで、それはそれは美しかった。
スカイラインから奥千丈林道にクルマを乗り入れ、伯母子岳遊歩道入口へ。



スタートから標高1,200mを越えており、単純に標高差を求めると、ほとんど平坦な
ように見えるが、途中に幾つかピークがある稜線歩きのため、累計標高差は860mになる。



伯母子岳遊歩道に入ると主稜線はほとんど落葉していたが、代わりに見晴らしがいい。



たまにきれいに色づいたブナなどがあって目を楽しませてくれる。



口千丈山に到着。ピークらしからぬピークだ。



山頂には三角点がぽつん。



はるか彼方に見える地形、いったいどこだろう?
コンパスと地図を出して、みんなで確認する。
ガイドがあっさり答をしゃべってもいいが、こうやって皆で調べるのもいいね。



ブナの白っぽい幹が蒼空に映える。



「牛首山」標識点。ここは「牛首ノ峰(1,341m)」ではないので注意。
よく間違える人が多いのは、りっぱな標識に「牛首山」と書かれているから。
ちゃんと地形図を見ていれば、すぐに分かるはずなのだが。



標識点から、大峰山脈の釈迦ヶ岳を遠望する。



牛首ノ峰が見える。遊歩道は、このピークを巻いて通っているのだ。



大峰山脈の玉置山だろうか(左奥)。



遊歩道を外れ、わざわざ牛首ノ峰に寄ってみた。
山頂直下の大規模なザレの斜面。



そして、牛首ノ峰に到着。山名表示板もない。



いよいよゴールの伯母子岳が見えてきた。
小さなアップダウンの繰り返しがジャブのように効き、意外に体力を使う。



深タワ。ここで右の尾根(直登ルート)をとる。



伯母子岳に到着! 充実感がにじみ出る一瞬。よく歩きました!
この山からは360度のパノラマビューが楽しめる。
伯母子岳は何度か登っているが、恐らくこの日の天気が一番いい。どこまでも見渡せるようだ。

伯母子峠を回って帰るつもりが、小辺路の伯母子峠~上西家跡の崩落に伴う
迂回路の標識の意図が不明確で、迂回路に入ってしまい、これはいかんと途中で引き返す。



結局、時間の関係もあり、伯母子峠には寄らず、大股分岐へ下り、もとの遊歩道に
舞い戻って駐車地に向かった。シロモジの黄葉が美しかった。

帰りにスカイラインから眺めた夕陽の赤さは、この日の締めとして、
地球からの最高のプレゼントだった。


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