![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/30/67cde66fd63234385365f2a9ef73987a.jpg)
■メイン写真
川迫谷にかかる音無滝(一ノ滝)。
■今回のコース
野村別れバス停→(東海自然歩道)→仰木峠→小野山→梶山(童髯山)→音無滝→
三千院→大原バス停
この日の登山教室は、山城三十山で童髯(どうぜん)山として紹介された梶山へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d8/f7b895944d2d70acfd5c4e66bc4d2b18.jpg)
(写真は昭文社の登山地図より)
「梶山」の横書きが「大尾山」と間違えて国土地理院の地形図に載ったことから
久しく「だいびさん/おおびさん/おおおやま」などと間違えて呼ばれて
しまった山だ。今では国土地理院の地形図も「梶山」に訂正されているが、
未だに間違って呼ばれることの多い山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2e/42c60a2ad9e9d868025089e9892f5eaa.jpg)
既に1970年代後半には「大尾山」とされている(写真は昭文社の登山地図より)から、
かなり定着していたようだ。
そもそも大原の三千院の名は明治になってからで、それ以前は「梶井門跡」と
呼ばれていたという。ならば三千院の背後にそびえる山が梶山と呼ばれたのも
自然の成り行きだが、面白くも尾根の向こう側、大津市南庄で「梶山」と
呼ばれていた説もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/cf/867f336ec78525d13f72edf48b13c705.jpg)
(写真は昭文社の登山地図より)
また、童髯山の語源は、ドーゼン谷にあるといわれる。
ドーゼン谷は音無滝より上流を指すらしいが、確証を得ていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ea/1d3cae75bcb3eea9f1b1738f08b7bdb2.jpg)
地名の由来はこのくらいにしておいて。
野村別れバス停から少し戻った信号を渡り、細道に入る。
これは東海自然歩道なのだが、入口にはそれを示す標識はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b8/4f1ad01feec4cfe263a16f83c4ee00b3.jpg)
獣除けのゲートを過ぎると小さな神社があり、スギの植林地に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/75/75648029a4c4476e7cce5b68f97bfa6f.jpg)
おっ、サワガニがいる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/70/9bac78195156f1924c5d5589f1a2598b.jpg)
はじめは快適に歩けたが、いよいよ出てきたぞ、倒木帯。
今年は3回も台風がやってきた近畿地方。中でも京都北山周辺は大いに打撃を受けた。
今回、事前にある程度の情報は得ているが、こりゃ苦労するな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e5/9d15d6e893effdc9dfa24fdfa4a8853c.jpg)
「緑を大切に」って、この状況で(笑)!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5a/0d83a027234345c5d5d2b831ec274e2f.jpg)
ところどころ雑木林があるが、本格的な色づきはまだのようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/97/60f6c641a2853165d9b0c2c0cb11764e.jpg)
仰木峠に着く。かつて滋賀県側の仰木と、京都の大原を結ぶ交易の峠だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/67/24fb47b927695589f4bd8d0a544b1cab.jpg)
比叡山から北へ延びる稜線に乗ると、滋賀県側が伐採されていて琵琶湖が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/85/164548cc61d19032b02a80721164f98a.jpg)
ヒサカキの実が熟していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/37/73609132447f16148cc562de8984e0c0.jpg)
稜線にもところどころ倒木がある。
まったく無事なところもあるのに、ひどいところは目も当てられないほど。
風の通り道ということか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/54/b6c91c1d0c9cd92a4f6a7942c7082b67.jpg)
途中にある小野山(670m)のピーク。ピーク感をあまり感じられない場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c2/1974bc360b8b6b5ca6c3b6d78ed6b3ad.jpg)
ほどなく作業林道に合流する。
ぽかぽか陽気の中、ここでランチタイム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bb/cb6088e094138daf1c0e60151986c7c1.jpg)
コシアブラの黄葉が太陽の光に透けるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/51/3bc13048c20f9990e897299f793ef191.jpg)
カエデもきれいなグラデーションに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e8/7c1873a3254aa7ba2ca120aa694ba293.jpg)
赤テープのところで林道から稜線に戻り、ほどなく今日の目的地・梶山(童髯山)に
到着。東側にわずかに眺めが得られ、琵琶湖が"チラ見"できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/9b/c7ba42611e2f08e870934981a5d88d4a.jpg)
大原へ向けての下山ルートは、激下り。
ゆっくりペースで、確実に下っていくのがコツ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/12/f64eca8abb76392967e6394774f4d1c4.jpg)
川迫谷に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1f/561dca39c80aa68ced58b59dd8dc4bec.jpg)
三ノ滝へは、鎖場とハシゴを下る難所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/48/c98acc74ef15bca0f83f96548607f778.jpg)
三ノ滝。水量は少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1d/0e0a9b22ec114b7b2c8e5c18365a479a.jpg)
倒木の嵐となっていたのが、三ノ滝から二ノ滝の間。
とにかくひどかった。一歩一歩、足の置場を指定し、安全を確かめながら下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a1/09d418eb7f134d1321338e263727e64c.jpg)
気を抜けないところほど、綺麗に色づいている木があったりする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7b/36eb5e1c28177a842cac05d06c67180c.jpg)
このあたりは美しい流れだったのに、土砂や流木などで若干、ガサガサした
雰囲気に変わっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/c1/0680faaa004abfe60047edb3f8b3756b.jpg)
苦労のかいあって、音無滝(一ノ滝)に到着。
天台声明や融通念仏宗を興した良忍上人が、この滝で声明の修行をしていたとき、
この滝の音と声明の声が和して、ついには滝の音が聞こえなくなったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/de/063a4d40d38d88a2a0ae7bbd0a2d3f01.jpg)
三千院に下りてきた。カエデの紅葉はちょうど見頃を迎えていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/87/f66bcdc3b768a2e5ba287a3ea3b7eb95.jpg)
平日ならではの光景。これが土日なら観光客でごった返していることだろう。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
川迫谷にかかる音無滝(一ノ滝)。
■今回のコース
野村別れバス停→(東海自然歩道)→仰木峠→小野山→梶山(童髯山)→音無滝→
三千院→大原バス停
この日の登山教室は、山城三十山で童髯(どうぜん)山として紹介された梶山へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/d8/f7b895944d2d70acfd5c4e66bc4d2b18.jpg)
(写真は昭文社の登山地図より)
「梶山」の横書きが「大尾山」と間違えて国土地理院の地形図に載ったことから
久しく「だいびさん/おおびさん/おおおやま」などと間違えて呼ばれて
しまった山だ。今では国土地理院の地形図も「梶山」に訂正されているが、
未だに間違って呼ばれることの多い山である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/2e/42c60a2ad9e9d868025089e9892f5eaa.jpg)
既に1970年代後半には「大尾山」とされている(写真は昭文社の登山地図より)から、
かなり定着していたようだ。
そもそも大原の三千院の名は明治になってからで、それ以前は「梶井門跡」と
呼ばれていたという。ならば三千院の背後にそびえる山が梶山と呼ばれたのも
自然の成り行きだが、面白くも尾根の向こう側、大津市南庄で「梶山」と
呼ばれていた説もある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/cf/867f336ec78525d13f72edf48b13c705.jpg)
(写真は昭文社の登山地図より)
また、童髯山の語源は、ドーゼン谷にあるといわれる。
ドーゼン谷は音無滝より上流を指すらしいが、確証を得ていない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/ea/1d3cae75bcb3eea9f1b1738f08b7bdb2.jpg)
地名の由来はこのくらいにしておいて。
野村別れバス停から少し戻った信号を渡り、細道に入る。
これは東海自然歩道なのだが、入口にはそれを示す標識はない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/b8/4f1ad01feec4cfe263a16f83c4ee00b3.jpg)
獣除けのゲートを過ぎると小さな神社があり、スギの植林地に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/75/75648029a4c4476e7cce5b68f97bfa6f.jpg)
おっ、サワガニがいる!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/70/9bac78195156f1924c5d5589f1a2598b.jpg)
はじめは快適に歩けたが、いよいよ出てきたぞ、倒木帯。
今年は3回も台風がやってきた近畿地方。中でも京都北山周辺は大いに打撃を受けた。
今回、事前にある程度の情報は得ているが、こりゃ苦労するな。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/e5/9d15d6e893effdc9dfa24fdfa4a8853c.jpg)
「緑を大切に」って、この状況で(笑)!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/5a/0d83a027234345c5d5d2b831ec274e2f.jpg)
ところどころ雑木林があるが、本格的な色づきはまだのようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/97/60f6c641a2853165d9b0c2c0cb11764e.jpg)
仰木峠に着く。かつて滋賀県側の仰木と、京都の大原を結ぶ交易の峠だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/67/24fb47b927695589f4bd8d0a544b1cab.jpg)
比叡山から北へ延びる稜線に乗ると、滋賀県側が伐採されていて琵琶湖が見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/85/164548cc61d19032b02a80721164f98a.jpg)
ヒサカキの実が熟していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/37/73609132447f16148cc562de8984e0c0.jpg)
稜線にもところどころ倒木がある。
まったく無事なところもあるのに、ひどいところは目も当てられないほど。
風の通り道ということか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/54/b6c91c1d0c9cd92a4f6a7942c7082b67.jpg)
途中にある小野山(670m)のピーク。ピーク感をあまり感じられない場所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/c2/1974bc360b8b6b5ca6c3b6d78ed6b3ad.jpg)
ほどなく作業林道に合流する。
ぽかぽか陽気の中、ここでランチタイム。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/bb/cb6088e094138daf1c0e60151986c7c1.jpg)
コシアブラの黄葉が太陽の光に透けるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/51/3bc13048c20f9990e897299f793ef191.jpg)
カエデもきれいなグラデーションに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/e8/7c1873a3254aa7ba2ca120aa694ba293.jpg)
赤テープのところで林道から稜線に戻り、ほどなく今日の目的地・梶山(童髯山)に
到着。東側にわずかに眺めが得られ、琵琶湖が"チラ見"できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/9b/c7ba42611e2f08e870934981a5d88d4a.jpg)
大原へ向けての下山ルートは、激下り。
ゆっくりペースで、確実に下っていくのがコツ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/12/f64eca8abb76392967e6394774f4d1c4.jpg)
川迫谷に下りてきた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/1f/561dca39c80aa68ced58b59dd8dc4bec.jpg)
三ノ滝へは、鎖場とハシゴを下る難所だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/48/c98acc74ef15bca0f83f96548607f778.jpg)
三ノ滝。水量は少ない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/1d/0e0a9b22ec114b7b2c8e5c18365a479a.jpg)
倒木の嵐となっていたのが、三ノ滝から二ノ滝の間。
とにかくひどかった。一歩一歩、足の置場を指定し、安全を確かめながら下る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/a1/09d418eb7f134d1321338e263727e64c.jpg)
気を抜けないところほど、綺麗に色づいている木があったりする。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/7b/36eb5e1c28177a842cac05d06c67180c.jpg)
このあたりは美しい流れだったのに、土砂や流木などで若干、ガサガサした
雰囲気に変わっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/c1/0680faaa004abfe60047edb3f8b3756b.jpg)
苦労のかいあって、音無滝(一ノ滝)に到着。
天台声明や融通念仏宗を興した良忍上人が、この滝で声明の修行をしていたとき、
この滝の音と声明の声が和して、ついには滝の音が聞こえなくなったという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/de/063a4d40d38d88a2a0ae7bbd0a2d3f01.jpg)
三千院に下りてきた。カエデの紅葉はちょうど見頃を迎えていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/87/f66bcdc3b768a2e5ba287a3ea3b7eb95.jpg)
平日ならではの光景。これが土日なら観光客でごった返していることだろう。
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!