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Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2019年10月26日(土) 険しいパワースポット、[京都]醍醐寺の奥ノ院へ!

2019年10月28日 | 山登りの記録
■メイン写真
醍醐寺の奥ノ院は、行場ルートにある洞窟だ。


■今回のコース
日野野外活動施設→方丈石→地蔵堂→供水峠→日野山→パノラマ岩→ユーレイ峠→
醍醐寺奥ノ院→上醍醐→下醍醐→醍醐駅


醍醐寺といえば下醍醐の桜や、上醍醐の五大堂などの重要文化財群が有名だが、
山深い急斜面にある奥ノ院の洞窟はあまり知られていない。
むしろ上醍醐が奥ノ院だと思っている人も多いほどだ。



六地蔵駅からタクシーで日野野外活動施設へ。供水峠へ続く山道に入る。
雨は降らない予報ながら、灰色の雲に覆われ、蒸し暑い。



すぐに方丈石に着く。
ここは、鴨長明が晩年に板張りの小庵(方丈)を建て、「方丈記」を著したという場所だ。



岩の上部に巻き上がると、鴨長明をしのぶ石碑がある。小屋を建てるスペースは
あるかないか、ギリギリといったところ。



私製の標識にも助けられ、高度を稼ぐ。



ちょうどいいところにある地蔵堂で休憩。



左奥の大岩から冷たい水がこんこんと湧き出ている。
弘法大師が穿ち出したという。役行者像がある。



数十体の仏像が並ぶ中、ひとつだけ仏像ではない、髷を結った座像がある。
誰なのだろう。この石仏を作らせた御仁なのだろうか。



供水峠で尾根道に入ると、ひと登りで日野岳だ。石積みがあるだけの地味なピークだ。



ルートが尾根を外れ西側をトラバースするようになると、ほどなくパノラマ岩だ。



岩の上からは醍醐の街並みが一望できる。向こうに男山、ポンポン山なども見える。



目を凝らすと伏見桃山城の天守も!



ユーレイ峠。由来がよくわからないコンクリートの建造物がある。



東へ谷筋を下る。昨日まで雨が降っていたので水量が多く、ちょっとした渡渉も
難所と化していた。



林道に下りて、さらに東側の尾根に登り返す。尾根をたどって、目立たない分岐を
下ると「東の覗」の行場に着く。絶壁の岩の上から代わる代わる下を覗いた。



急な木段の道を下ると、この日のメインデッシュ、醍醐寺奥ノ院に到着。
奥ノ院と云ってもお堂はなく、この横穴洞窟そのものに、不動明王、役行者、理源大師聖宝の
石仏が安置されている。それにしても神秘的なところだ。各自、中に入って「参拝」。



上醍醐の開山堂の前で大休止。午後から天気が回復し、霞がかっていた景色も
少し晴れてきたため、梅田のビル群やあべのハルカスも見えた。



あとは簡単。下醍醐に下山し、仁王門の前を通って醍醐駅へ向かった。
最後の最後に青空が広がっていた。


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