goo blog サービス終了のお知らせ 

Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2008年1月20日(日)雪の薄化粧・裏六甲の渓谷巡り

2008年01月22日 | 山登りの記録
寒い寒い気象予報が出ていたこの日、山岳部の例会は裏六甲の石楠花谷から
ダイヤモンドポイントを経て地獄谷を下るテクニカルなルートだ。
とくに地獄谷は、昭文社の地図でも「冬季下降危険」とあるから、楽しみだ。

朝から雪がちらつく神戸電鉄大池駅を起点に住宅街を行く。迷いそうでいて
本能通り歩くと、無事にテニスコートへの分岐に達した。


ここでクルマで来ていたチョイ悪M居氏と合流。総勢11名のパーティとなる。
M居氏、なんと新車に買い替えられていた。4WDでなかったのが残念!

テニスコートの敷地を巻くようにたどり、沢を渡渉する。荒れた感じの
踏み跡を辿ると二股。左に90度折れると、「石楠花谷入口」と書かれた
三角形の石があった。


ほどなく左手に堰堤。太い登山道を捨てて、テープを辿り堰堤に沿うように
して、釜のある小滝のところで石楠花谷本流に降り立つ。


フィックスロープがかかっていなければ危険なところだ。

滑らないように飛び石を拾い遡行。しばらく、堰堤の高巻きと、河原の遡行を
繰り返す。大げさに2重に立ちはだかる第4堰堤を越える。なんでこんな
たくさんの堰堤が必要なのだろうか。


左手にフィックスロープが張ってある。滑りやすい急登だ。沢が二分し、
左股の小滝を巻くのだが、滝が半分凍っている。間もなく最後の登り坂。
ササを分けると、稜線に飛び出る。
あっという間にダイヤモンドポイントに着く。あいにく、播但方面の眺めは
雪で霞んでいる。奥の平坦部で昼食とする。この季節、カップラーメンが有難い。

しばらく林道を進み、駐車スペースの分岐で地獄谷に入る。
事故が多いのか、ビビらせる立て看板がある。


木製の階段がキッチリ整備されていて、石楠花谷よりよさそうだ。
雪は降り続き、うっすらと白い薄化粧。ササの葉の上にも積もり始め、
なかなか美しい光景だ。


途中の小滝の凍り具合がユーモラス。

黒い岩肌の5m滝の真上を渡渉。宇宙人I村さんが、こともあろうに
そこで足を滑らせ、この日3度目の転倒。一同さすがにヒヤッとしたが、
ズボンをずぼんすぼんに濡らしただけで、なんとか転落を免れた。
あまり人のことを悪く言いたくないが、フラットフッティングができない
だけでなく、足運びが軽率なところがある。
大事故につながりかねないだけに、今後、真剣に取り組んでほしい。


フィックスロープの「へつり」もあり、なかなか面白い。
地獄大滝は、水質のせいか、岩肌が赤くなり不気味だ。
さすがは地獄谷、なかなかやるな、である。

しかし、下っていくと建設中の大堰堤があって興ざめ。
間もなく、「人の通らぬ地獄谷」と書いた手製のプレートを見つけた。

これは笑える。

無事に大池駅に着き、そのまま「からと温泉」に寄り、冷えすきた身体を
一気に温めた。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2008年1月12日~14... | トップ | 2008年1月27日(日)... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

山登りの記録」カテゴリの最新記事