■メイン写真
標高わずか676mだが、眺めといい、登りがいといい、1000m級の山かと思わせる
■今回のコース
本法寺対岸の駐車スペース→北畑の渡渉ポイント→柚之木峠→錫杖ヶ岳→休憩所→
本法寺→駐車地
布引山地の北東端にあたる鋭峰・錫杖ヶ岳。尖った山頂部の形から、
地元では「雀頭」と呼ばれ、かつては雨乞いの山でもあった。
コンパクトながら登っていて楽しい山なので、何年かに一度は必ず訪れている。
本法寺の対岸に車が7~8台駐車できる路肩があり、そこに停める。既に4台先客がいる。
まずは錫杖ヶ岳を見上げながら、車道を西へ移動する。
抜けるような青空で、まさか午後から雨が降るとは思えないくらいだ。
北畑の渡渉箇所。この日は安濃川の水量も少なく、たやすく渡れた。
谷道に入る。はじめは植林の薄暗い中だ。
やがて沢沿いの滑りやすい岩盤のトラバース箇所が出てくる。
古い固定ロープも張ってある。慎重に行けば問題ない。
沢の左岸(進行方向右手)が明るい雑木林に変わる。
山主さんが植林をやめて、恐らく山崩れの防止策であろう、落葉広葉樹を
植えているようで、よく見るとイチョウも観られる。
急登一番、尾根に出ると、そこが柚之木峠だ。
名阪国道の向井ICから近い登山口からの道が分岐する。
ヤセ尾根に乗るとすぐに、南側の展望が開ける。
経ヶ峰の北側の前衛あたりが見えていると思う。
木の根を階段代わりに、なかなかの急登を行く。
途中、何ヶ所かに休憩ベンチが作られており、低山とは思えない手の入れように感動。
ただ、ウッドデッキは崩壊しかけていた。
いよいよ山頂まであと少しというところで、鎖場が連続する。
ちょっぴり緊張するところだが、ここも慎重にさえ行けばさして困難ではない。
この日は、3点確保のレクチャーをちょっと丁寧に行い、実践して頂いた。
息もつかせず、幾つも続く鎖場。んー、楽しいっ!!
山頂に到着。鈴鹿山系を思わせる、累々とした岩の山頂。
標高は676mにすぎないが、全方位の大絶景が楽しめる。
南東に錫杖湖。その向こうは伊勢湾だ。
北を見ると鈴鹿山系、南を見ると経ヶ峰をはじめ、布引山地の名もない山々が連なる。
この日の山頂部は、なぜか小さな羽根アリがいっぱい飛んでいた。
山頂直下には屋根付きの休憩舎がある。
天気が心配になってきたので、ここで「まったり」せずに、そのまま下山。
下山の序盤は、鎖場はないものの、激下りである。
途中で雨がぽつぽつ降り始めた。
左に沢が沿うようになってくると、しだいに傾斜が緩み、何の変哲もない
登山道になって、本法寺の横にひょこんと出てくる。
クルマに戻ってしばらくすると、雨は本降りに。早めに下山してよかった。
標高わずか676mだが、眺めといい、登りがいといい、1000m級の山かと思わせる
■今回のコース
本法寺対岸の駐車スペース→北畑の渡渉ポイント→柚之木峠→錫杖ヶ岳→休憩所→
本法寺→駐車地
布引山地の北東端にあたる鋭峰・錫杖ヶ岳。尖った山頂部の形から、
地元では「雀頭」と呼ばれ、かつては雨乞いの山でもあった。
コンパクトながら登っていて楽しい山なので、何年かに一度は必ず訪れている。
本法寺の対岸に車が7~8台駐車できる路肩があり、そこに停める。既に4台先客がいる。
まずは錫杖ヶ岳を見上げながら、車道を西へ移動する。
抜けるような青空で、まさか午後から雨が降るとは思えないくらいだ。
北畑の渡渉箇所。この日は安濃川の水量も少なく、たやすく渡れた。
谷道に入る。はじめは植林の薄暗い中だ。
やがて沢沿いの滑りやすい岩盤のトラバース箇所が出てくる。
古い固定ロープも張ってある。慎重に行けば問題ない。
沢の左岸(進行方向右手)が明るい雑木林に変わる。
山主さんが植林をやめて、恐らく山崩れの防止策であろう、落葉広葉樹を
植えているようで、よく見るとイチョウも観られる。
急登一番、尾根に出ると、そこが柚之木峠だ。
名阪国道の向井ICから近い登山口からの道が分岐する。
ヤセ尾根に乗るとすぐに、南側の展望が開ける。
経ヶ峰の北側の前衛あたりが見えていると思う。
木の根を階段代わりに、なかなかの急登を行く。
途中、何ヶ所かに休憩ベンチが作られており、低山とは思えない手の入れように感動。
ただ、ウッドデッキは崩壊しかけていた。
いよいよ山頂まであと少しというところで、鎖場が連続する。
ちょっぴり緊張するところだが、ここも慎重にさえ行けばさして困難ではない。
この日は、3点確保のレクチャーをちょっと丁寧に行い、実践して頂いた。
息もつかせず、幾つも続く鎖場。んー、楽しいっ!!
山頂に到着。鈴鹿山系を思わせる、累々とした岩の山頂。
標高は676mにすぎないが、全方位の大絶景が楽しめる。
南東に錫杖湖。その向こうは伊勢湾だ。
北を見ると鈴鹿山系、南を見ると経ヶ峰をはじめ、布引山地の名もない山々が連なる。
この日の山頂部は、なぜか小さな羽根アリがいっぱい飛んでいた。
山頂直下には屋根付きの休憩舎がある。
天気が心配になってきたので、ここで「まったり」せずに、そのまま下山。
下山の序盤は、鎖場はないものの、激下りである。
途中で雨がぽつぽつ降り始めた。
左に沢が沿うようになってくると、しだいに傾斜が緩み、何の変哲もない
登山道になって、本法寺の横にひょこんと出てくる。
クルマに戻ってしばらくすると、雨は本降りに。早めに下山してよかった。