![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/91/7214612875100eeb276c59586df844b0.jpg)
■メイン写真
戦国時代、赤井氏の山城があった鬼ヶ城の山頂。標高544mとは思えないみごとな眺望だ。
■今回のコース
観音寺(駐車場)→鬼ヶ城・烏ヶ岳分岐→鬼ヶ城→林道出合→烏ヶ岳→鬼ヶ城・烏ヶ岳分岐→
観音寺
高校時代の同級生たちとのハイキング。
元々は北アルプスの蝶ヶ岳を予定していたが、コロナリスクと上高地付近の群発地震で
今年は断念。その代わりにということで、ささやかではあるが丹波の里山・鬼ヶ城に
軽い日帰りハイキングに出かけた。
酒呑童子の鬼伝説で知られる茨木童子の住処があったともいう。
同級生たちとのおしゃべりと、絶景と、小さな動植物たちに癒された一日だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/7a/5788e6781b61dd27b9b88fd7097d3ad8.jpg)
室生谷山・観音寺の駐車場にクルマを停めさせていただく。
観音寺は714年、行基が開いたという。現在は真言宗のお寺。
奈良の室生寺のご本尊の余材を使い、ここの本尊を作ったという。
全盛期には11坊を数え、1967年に、残っていた観音寺、金剛院、明王院、安養院を
統合して現在の観音寺になったという。写真は仁王門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/b4/f8e649d56b691568f94bff098c7f5549.jpg)
駐車場近くに咲いていたゲンノショウコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b2/865f52540a856196edadfd2492c2c59c.jpg)
登山道に入り、しばらくして路傍にアケボノソウを見つける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/27/3881ff00c89f8e029200541228083d02.jpg)
沢を渡ると、植林の中、小沢沿いの一本道となる。
足元がカサッと揺れる。サワガニが多い。踏みつぶさないようにね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2d/e0154ad37b3d7584f8429562b9c06330.jpg)
ヒキガエルだと思うが、赤い模様が印象的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f5/d3260bf8fc36a683879d4731eb5f71f6.jpg)
前日は台風14号の影響でずっと雨。登山道も水を含んで、ちょっと歩きにくくなっていたが
急登をなんとかしのぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/72/912cde86c9bdcded4e1b968bb0aa8c3c.jpg)
鬼ヶ城・烏ヶ岳分岐。距離も示された親切な標識が立つ。
まずは鬼ヶ城へ行こうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/05/5901c1845a40a8316e7fe404f883aa2d.jpg)
ヤマアカガエル。いろんな小動物に出会う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a0/5d65da53963cc59812fe6bca04cbf1bd.jpg)
歩きやすい幅広の道だ。植林が終わり、カエデなどの落葉広葉樹がきれいだ。
このあたり、紅葉するとすばらしいに違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ce/ecc27d30b75e5405a158a17f1e85e648.jpg)
ガマズミ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d2/0fe0d29dbc2ad11881e38692a0dbcc7f.jpg)
後ろを振り向くと、テレビ電波塔が林立する烏ヶ岳が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d2/615dad8e8f8eedd8ab110391122a8327.jpg)
やがて、いかにも山城があったと思わせる痕跡が出てくる。石垣の跡は城門か。
すぐ上は明らかに人の手が入った平坦地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/53/deee816a434b319501aa4cfd5b2b40aa.jpg)
曲輪の跡を登っていく。山頂直下にあるあずま屋は、ありがたい存在だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f8/2402ef377777c22d6bceadc4f5519cc6.jpg)
山頂に到着。360度のビュー。山座同定を助けてくれる方位盤がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d3/81a57d47ce0cbdec2f47b2f16b59f17f.jpg)
北に大江山。源頼光一行が、酒呑童子ら鬼を退治した山だ。
(鬼退治の現場は、亀岡の老ノ坂峠の南にある「大枝山」との説もある)
このとき、茨木童子だけは生きて逃げることができたという。
その後、源頼光の腹心、渡辺綱との戦いは歌舞伎などのテーマになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c4/818a7201307b6edc9c3807a76dbfac2c.jpg)
山頂に一本、狂い咲きの桜があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/40/cc1f542352989b22c1096c99c6228589.jpg)
山頂で眺めを楽しみ、あずま屋で昼食をとったあと、烏ヶ岳をめざす。
チョットだけ近道をして、行きに通った舗装等出合から再び山道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e8/f2b980a3752b5741f9f25927b917ba45.jpg)
最後は舗装された管理道を上り、烏ヶ岳の山頂へ。
烏といえば天狗だが、天狗や鬼の正体は、漂流してきたロシア人だったのかな
などと雑談。
ウオッカで酔ったのが赤鬼で、二日酔いのが青鬼かと笑い話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0b/6d3b33474314f31ec7804b87fc9a2a3c.jpg)
さっきは雲がかかって見えなかった青葉山(若狭富士)が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c0/ad535be7f761923fb7b5da067d422be0.jpg)
山頂には一等三角点が埋まる。みんなで登頂記念のショット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/dc/6c3157fc9dc8788c3abbf987d286b5b9.jpg)
下山は管理道で。あちらこちらでアケビが実っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b2/7e2b7f0ac13b8346e69d0561ff59f204.jpg)
サルナシも熟していた。「和製キーウィ」なのだが、実を切ってみれば一目瞭然。
本当にキーウィフルーツそっくりだ。
無事に下山し、帰りに寄った道の駅「京丹波 味夢の里」で小腹を満たしたり
お土産を買ったり。秋の癒しの休日だった。
戦国時代、赤井氏の山城があった鬼ヶ城の山頂。標高544mとは思えないみごとな眺望だ。
■今回のコース
観音寺(駐車場)→鬼ヶ城・烏ヶ岳分岐→鬼ヶ城→林道出合→烏ヶ岳→鬼ヶ城・烏ヶ岳分岐→
観音寺
高校時代の同級生たちとのハイキング。
元々は北アルプスの蝶ヶ岳を予定していたが、コロナリスクと上高地付近の群発地震で
今年は断念。その代わりにということで、ささやかではあるが丹波の里山・鬼ヶ城に
軽い日帰りハイキングに出かけた。
酒呑童子の鬼伝説で知られる茨木童子の住処があったともいう。
同級生たちとのおしゃべりと、絶景と、小さな動植物たちに癒された一日だった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/7a/5788e6781b61dd27b9b88fd7097d3ad8.jpg)
室生谷山・観音寺の駐車場にクルマを停めさせていただく。
観音寺は714年、行基が開いたという。現在は真言宗のお寺。
奈良の室生寺のご本尊の余材を使い、ここの本尊を作ったという。
全盛期には11坊を数え、1967年に、残っていた観音寺、金剛院、明王院、安養院を
統合して現在の観音寺になったという。写真は仁王門。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/b4/f8e649d56b691568f94bff098c7f5549.jpg)
駐車場近くに咲いていたゲンノショウコ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/b2/865f52540a856196edadfd2492c2c59c.jpg)
登山道に入り、しばらくして路傍にアケボノソウを見つける。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/27/3881ff00c89f8e029200541228083d02.jpg)
沢を渡ると、植林の中、小沢沿いの一本道となる。
足元がカサッと揺れる。サワガニが多い。踏みつぶさないようにね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/2d/e0154ad37b3d7584f8429562b9c06330.jpg)
ヒキガエルだと思うが、赤い模様が印象的。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/f5/d3260bf8fc36a683879d4731eb5f71f6.jpg)
前日は台風14号の影響でずっと雨。登山道も水を含んで、ちょっと歩きにくくなっていたが
急登をなんとかしのぐ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/72/912cde86c9bdcded4e1b968bb0aa8c3c.jpg)
鬼ヶ城・烏ヶ岳分岐。距離も示された親切な標識が立つ。
まずは鬼ヶ城へ行こうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/43/05/5901c1845a40a8316e7fe404f883aa2d.jpg)
ヤマアカガエル。いろんな小動物に出会う。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/a0/5d65da53963cc59812fe6bca04cbf1bd.jpg)
歩きやすい幅広の道だ。植林が終わり、カエデなどの落葉広葉樹がきれいだ。
このあたり、紅葉するとすばらしいに違いない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/ce/ecc27d30b75e5405a158a17f1e85e648.jpg)
ガマズミ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/d2/0fe0d29dbc2ad11881e38692a0dbcc7f.jpg)
後ろを振り向くと、テレビ電波塔が林立する烏ヶ岳が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/d2/615dad8e8f8eedd8ab110391122a8327.jpg)
やがて、いかにも山城があったと思わせる痕跡が出てくる。石垣の跡は城門か。
すぐ上は明らかに人の手が入った平坦地。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/53/deee816a434b319501aa4cfd5b2b40aa.jpg)
曲輪の跡を登っていく。山頂直下にあるあずま屋は、ありがたい存在だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f8/2402ef377777c22d6bceadc4f5519cc6.jpg)
山頂に到着。360度のビュー。山座同定を助けてくれる方位盤がある。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/d3/81a57d47ce0cbdec2f47b2f16b59f17f.jpg)
北に大江山。源頼光一行が、酒呑童子ら鬼を退治した山だ。
(鬼退治の現場は、亀岡の老ノ坂峠の南にある「大枝山」との説もある)
このとき、茨木童子だけは生きて逃げることができたという。
その後、源頼光の腹心、渡辺綱との戦いは歌舞伎などのテーマになっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/c4/818a7201307b6edc9c3807a76dbfac2c.jpg)
山頂に一本、狂い咲きの桜があった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/40/cc1f542352989b22c1096c99c6228589.jpg)
山頂で眺めを楽しみ、あずま屋で昼食をとったあと、烏ヶ岳をめざす。
チョットだけ近道をして、行きに通った舗装等出合から再び山道に入る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/e8/f2b980a3752b5741f9f25927b917ba45.jpg)
最後は舗装された管理道を上り、烏ヶ岳の山頂へ。
烏といえば天狗だが、天狗や鬼の正体は、漂流してきたロシア人だったのかな
などと雑談。
ウオッカで酔ったのが赤鬼で、二日酔いのが青鬼かと笑い話。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/27/0b/6d3b33474314f31ec7804b87fc9a2a3c.jpg)
さっきは雲がかかって見えなかった青葉山(若狭富士)が見えた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/c0/ad535be7f761923fb7b5da067d422be0.jpg)
山頂には一等三角点が埋まる。みんなで登頂記念のショット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/dc/6c3157fc9dc8788c3abbf987d286b5b9.jpg)
下山は管理道で。あちらこちらでアケビが実っていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/b2/7e2b7f0ac13b8346e69d0561ff59f204.jpg)
サルナシも熟していた。「和製キーウィ」なのだが、実を切ってみれば一目瞭然。
本当にキーウィフルーツそっくりだ。
無事に下山し、帰りに寄った道の駅「京丹波 味夢の里」で小腹を満たしたり
お土産を買ったり。秋の癒しの休日だった。