Mr.Dashのぶろぐ館

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2024年7月6日(土) [大峰]龍泉寺から大天井ヶ岳、五番関、洞川温泉へ!

2024年07月11日 | 山登りの記録

■メイン写真
4月25日にリニューアルオープンした洞川温泉センター

■今回のコース
龍泉寺→かりがね橋→大原山→岩屋峰→大天井ヶ岳→五番関→五番関トンネル登山口


恒例のM社の登山ツアーで、大峰山系の大天井ヶ岳をガイドしてきた。

天川村にある龍泉寺がスタート地点だ。
龍泉寺は、真言宗修験(当山派)総本山醍醐寺の大本山で、修験道にとって重要な寺だ。
まずは境内を参拝し、修験道に関する基本的な解説をしてから出発する。

境内を抜け、遊歩道に入る。5分ほどで、かりがね橋へ。
全長120m、高さ50mの天川村最大の吊橋だ。

吊橋からは、村の中心部が一望できる。

展望台、野鳥の観察を経て、ジグザグに坂を上がり稜線に出る。
いちばん上にある展望台は、床板が朽ちていて立入禁止。もはや独特の植生が
できてしまっている。

単調極まる植林の中の猛烈な急登をこなし、岩屋峰へ。
気温はさほどではないが、上り坂で大汗をかく。とにかくゆとりあるペース配分と、
給水が大切である。
岩屋峰から先は、右側に自然林が出てくる。ブナが美しい。

石灰岩がごろごろ出てきた。いよいよ、大峰の山らしさが出てくる。 

2回目の急登は、左側が美しい自然林になるため、最初の急登よりも
気分は悪くない。

ひとがんばりしたら、大天井ヶ岳の山頂にあっけなく出る。
山頂からは、いまひとつ展望がよくないのが玉に瑕である。

山頂からは、吉野から続いている大峰奥駈道に合流する。
両側が自然林になり、古き良き大峰の面影を残すエリアにさしかかる。

ヒノキなどの何種類かの樹木の根っこが複雑に絡まった巨樹。 
天空の城ラピュタみたいだ。
登山道を10mばかり外れて、この樹に近づいてみる。

続いて、ミズナラの巨樹。

これも登山道からちょっとだけ外れたところにある。
お客様にとっては、少しでも登山道を外れるのは新鮮なようだ。
しばらく立ち止まっていると、風の涼しさを感じられる。

木段が朽ちたあと、鉄の杭だけが残って突き出している急坂を下る。
危なくて仕方ないが、赤テープが巻かれていて目立つのが救いだ。
登山道の整備は、メンテナンスをきちっと行ってこそ値打ちがある。

五番関に到着。
女人禁制の山上ヶ岳へ続く道には、女人結界門が立っている。
ちなみに五番関、「五番目の関」ではなく、かつてこのあたりに碁盤の目のような
筋が入った岩があったことによるというが、今は見当たらない。

ラストの急坂を下り、五番関トンネル登山口へ下る。
ゴールには、ともちゃんがクルマを回して待ってくれている。

4月25日にリニューアルオープンしたばかりの洞川温泉センターへ移動。
ウッディな造りが魅力。かなり広くなり、売店コーナーや観光案内所など、
充実されて好感が持てた。
イレズミ入れ放題の若者たちがいたのは少々緊張させられるが、入場制限は
なさそうだった。


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