Mr.Dashのぶろぐ館

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2019年8月18日(日) [金剛山]丸滝谷、流れの中を歩いて涼しい遡行、そしてスリル!

2019年08月20日 | リバーウオーク
■メイン写真
奥ノ丸滝はトップロープで確保して登る


■今回のコース
葛城登山口バス停→石筆橋→(丸滝谷遡行)→奥の丸滝→中尾の背→六道の辻→大日岳→
転法輪寺→国見城跡→(千早本道)→金剛登山口バス停


山岳誌「岳人」2016年7月号に書いた、金剛山ノーマルルートでは最難関の丸滝谷に
今年も行ってきた。
もともと沢沿いに何度も渡渉しながら進むルート。もちろん沢登りのレベルではなく
「沢歩き」程度ではあるが、今回は暑さを避けるため、あえて沢の流れに積極的に入り、
ジャブジャブ行った。これ、涼しくていい。




石筆橋を渡り、林道を登る。ヤブミョウガが花をつけていた。



ともちゃんがヒラタクワガタ(メス)を見つけた。金剛山の自然は健在。



流れの中を歩く感覚って、なんとも面白い!



まだ台風の影響が残っていて水量は多め。それが却って嬉しい。



敢えて突っ込んでみる。気持ちいい!



斜めの瀬は滑らないように慎重に。



イワタバコが咲いている。夏の渓谷を彩る貴重な存在。



沢の二俣。石ブテ東谷の6m直瀑を分ける。これは登らずに、右の丸滝谷へ。



これから先は小滝、斜瀑が断続的に現れる。気温は23度という涼しさ!



ここが金剛山とは思えないような山深い雰囲気。



登山道は流れのすぐ横を巻いており、固定ロープも付けられているが、沢靴などを
履いておれば、むしろ流れの中を登る方が楽だし、安全だ。



きれいなV字谷。



クライマックスの奥ノ丸滝を登る。
左岸は昨年の大雨で壁が少し崩れ、そこに張ってあった固定ロープは「たるんたるん」に
なっていて却って危険(今年は少しマシになっていたが腕力勝負になる)なので、
今回はザイルを下ろして滝芯を直登する。Sの字に登っていくと、案外簡単だ。
これなら墜落の心配もない。



一人ずつ引き上げて、全員、見事に登り切った!
皆さん、充実感あふれる笑顔。



水が涸れると、あとは風化花崗岩の急なザレ場が続く。しんどい区間だ。
年々、大雨などで崩壊が進んでいる。



中尾の背でホッと一息ついたあと、ササの尾根を登って六道の辻へ。
ここからはみんなが勝手知ったる金剛山のメインルートだ。



大日岳山頂に咲いていたコオニユリ。夏を謳歌している感じ。



おなじみ国見城跡に到着! WEBカメラの時間には合わなかったが、
そのぶん「貸し切り」で記念写真。



あとは千早本道を下る。



ヤマジノホトトギスが咲く。



下のほうでは早くもシュウカイドウが咲き始めていた。
熱い毎日が続くが、自然は着実に秋の準備を進めている。


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