
(メイン写真は、佐生日吉城址の石垣)
人生のベテランさんたちと、湖東の低山、繖山(きぬがさやま)に出かけた。
今日は、猪子山から繖山へ続く小さな山塊を、一応「完全縦走」し、
下山後は五個荘の古い町並みを散策し、ひな祭りイベントを楽しむ予定だ。

なんだか立派なつくりのJR能登川駅からバスで佐生(さそ)へ。

バス道を横断し、川を渡りすぐ右に入る。墓地の手前にあずまやがある。
ここが登山口。道標に従い、山道に入る。

ほんの少しで佐生日吉城址に着く。
佐々木六角氏の重臣、後藤氏の城だったそうだ。
尾根を詰めていくと、まるで関所のような巨岩が立ちはだかる。
やがて注連縄をした大岩に着く。

北側に回り込むと、北向岩屋観音がある。
洞窟に十一面観音がおわし、立派な祠が密着して建てられていた。

もとの山道に戻るとすぐに猪子山の山頂。三角点があるだけで展望もなく
平凡なピークだ。
336m伊庭山ピークは標識なし。

続いて雨宮竜神社(瓜生山)に着く。
昨晩の雪がまだお社の屋根に積もっている。
小さな社であるが、彫刻の造作が凝っていて美しい。必見である。

急な下り坂を下りる。

展望台からは五個荘の町が一望できる。
一旦、標高216mの峠(地獄越)に下りる。
ここで昼にはまだ早めだが、腹が減ったので一同、ここでおやつ休憩をとる。
ここから繖山までおよそ200mの登りとなる。

見上げる繖山は標高は低いが、ちょっとしたアルペンムード。

途中にある岩の上からは琵琶湖方面の眺めが見事である。
しかし、この眺めは以前の悲劇の代償。
2001年の山火事の痕跡が今なお痛々しい。

稜線上に、焼けただれたこんな切り株を見つけた。

繖山の三角点に着く。三角点が登山道の内側にある。
えらいところに道をつけたものだ。
ここで昼食をとる。座っていると、風が冷たく感じる。
分岐を右へ、激下りしてT字分岐に飛び出し、ここを右へ。

ほどなく観音正寺に着く。西国33番札所でもある。
長い林道をたどり、五個荘の町に下りる。
趣きある古い町並みがいい。
NHKの連続朝ドラ「ごちそうさん」のロケ地でもある。

古い水路には錦鯉が飼われていた

ちょうどこの季節は「商家に伝わるひな人形めぐり」イベントが
町ぐるみで開催されている。立派なひな飾りが展示されており、
下山後の疲れた足にも関わらず、町内を楽しく一周した。
人生のベテランさんたちと、湖東の低山、繖山(きぬがさやま)に出かけた。
今日は、猪子山から繖山へ続く小さな山塊を、一応「完全縦走」し、
下山後は五個荘の古い町並みを散策し、ひな祭りイベントを楽しむ予定だ。

なんだか立派なつくりのJR能登川駅からバスで佐生(さそ)へ。

バス道を横断し、川を渡りすぐ右に入る。墓地の手前にあずまやがある。
ここが登山口。道標に従い、山道に入る。

ほんの少しで佐生日吉城址に着く。
佐々木六角氏の重臣、後藤氏の城だったそうだ。
尾根を詰めていくと、まるで関所のような巨岩が立ちはだかる。
やがて注連縄をした大岩に着く。

北側に回り込むと、北向岩屋観音がある。
洞窟に十一面観音がおわし、立派な祠が密着して建てられていた。

もとの山道に戻るとすぐに猪子山の山頂。三角点があるだけで展望もなく
平凡なピークだ。
336m伊庭山ピークは標識なし。

続いて雨宮竜神社(瓜生山)に着く。
昨晩の雪がまだお社の屋根に積もっている。
小さな社であるが、彫刻の造作が凝っていて美しい。必見である。

急な下り坂を下りる。

展望台からは五個荘の町が一望できる。
一旦、標高216mの峠(地獄越)に下りる。
ここで昼にはまだ早めだが、腹が減ったので一同、ここでおやつ休憩をとる。
ここから繖山までおよそ200mの登りとなる。

見上げる繖山は標高は低いが、ちょっとしたアルペンムード。

途中にある岩の上からは琵琶湖方面の眺めが見事である。
しかし、この眺めは以前の悲劇の代償。
2001年の山火事の痕跡が今なお痛々しい。

稜線上に、焼けただれたこんな切り株を見つけた。

繖山の三角点に着く。三角点が登山道の内側にある。
えらいところに道をつけたものだ。
ここで昼食をとる。座っていると、風が冷たく感じる。
分岐を右へ、激下りしてT字分岐に飛び出し、ここを右へ。

ほどなく観音正寺に着く。西国33番札所でもある。
長い林道をたどり、五個荘の町に下りる。
趣きある古い町並みがいい。
NHKの連続朝ドラ「ごちそうさん」のロケ地でもある。

古い水路には錦鯉が飼われていた

ちょうどこの季節は「商家に伝わるひな人形めぐり」イベントが
町ぐるみで開催されている。立派なひな飾りが展示されており、
下山後の疲れた足にも関わらず、町内を楽しく一周した。