■メイン写真
鞍掛岩を登る。フリクションはしっかり効く岩質だ。
■今回のコース
飯福田寺→(行場道めぐり)→油こぼし→岩屋本堂→小天井→大天井→亀岩→鞍掛岩→
蟻ノ戸渡り→小尻返し→飛岩→平等岩→元居ヶ原→飯福田寺
※2016年の模様は、「ここをクリック」!!
春のはじめの定番となりつつあるが、今年も伊勢山上の行場めぐりを楽しんできた。
伊勢山上は、飯福田寺(いぶたじ)の行場道で、礫岩などでできた奇岩怪石の、
スリル感あふれるルートである。
慣れておれば2時間班程度で一巡できるコンパクトさだが、岩に慣れていない人は
少々手こずるかもしれない。しかし、そこを無事に歩ききれば、なんともいえない
満足感に浸れることだろう。
飯福田寺の山門前に駐車スペースがある。
行場道に入るには、この飯福田寺で入山料500円を支払う必要がある。
行場道は、あくまでお寺の持ち物であり、本来は修行エリアであることは
忘れてはならない。
岩場の初心者もいるので、我々はヘルメット、ハーネス等で完全武装してスタートだ。
薬師堂の左から山道に入り、5分ほどで「油こぼし」の岩場が現れる。
ロープを流したら、およそ23mくらいになった。
皆さん、いきなり出現した岩壁に息を呑んでおられたが、一人ひとり、トップロープで
確保された状態で登って頂いた。
全員、みごとに登りきった!!
それなりに高度感がある中、緊張して登られたので、皆さん、充実の表情だ。
鉄製の手すりに導かれ、細い岩場を登って岩屋本堂へ。
岩が屋根上に頭上を覆う、珍しい地形だ。
時計を見ると、もうお昼。岩屋本堂の前で「もぐもぐタイム」にした。
岩屋本堂から右手へ、ボルダリングのようにして「鐘掛け」の行場を進むこともできるが、
リスクが高いので、抱付岩の横を巻いていく。巻き道とはいえ、狭い岩場だ。
大きな岩を回り込むと、しばらくは普通の平和な山道になる。
なにやら気配を感じたと思ったら、立木の大きな瞳に見つめられていた。
小天井を経て、周回コース最高点の大天井に到着。標高380mだ。
大天井の標識を見ながら、「井」の字じゃなくって「丼」だったら、
「だいてんどん」になるなぁ。伊勢エビの天ぷらが乗っていそうだなどと
冗談が飛び出す。
「亀岩」から先が、このルートのハイライトとなる。
飯福田寺や大天井からはまったく見えないのだが、連続する岩場が眼前に広がる。
「鞍掛岩」は、狭い岩尾根を直登するので、一瞬ひるむが、岩のフリクションはよく、
意外と難しくない。ただ、両側が切れ落ちているので、その迫力にびびってしまうと、
急に難しく感じられる場所でもある。
この日は念のため、フィックスロープを張って通過した。
続いて、「小尻返し」。ここは、登りはなんということもないが、下りが厄介。
かなり急な鎖場になっているので、懸垂下降で下ろした。
懸垂下降は初めての方も多く、ドキドキの体験だったに違いない。
飛石への登り。ハイライトも終盤だ。
平等岩の下で休憩してから、普通の山道を下る。
途中、岩屋本堂が見える場所がある。離れて見ても、特異なカタチをしている。
神社跡から、136段あるという石段を下りると、短くも中身の濃い山旅のフィナーレだ。
いやー、ここはやっぱりいつ行っても面白いな。おつかれさま~!
※初心者から楽しめる遊山トレッキングサービスの登山教室は、「ここをクリック」!!
鞍掛岩を登る。フリクションはしっかり効く岩質だ。
■今回のコース
飯福田寺→(行場道めぐり)→油こぼし→岩屋本堂→小天井→大天井→亀岩→鞍掛岩→
蟻ノ戸渡り→小尻返し→飛岩→平等岩→元居ヶ原→飯福田寺
※2016年の模様は、「ここをクリック」!!
春のはじめの定番となりつつあるが、今年も伊勢山上の行場めぐりを楽しんできた。
伊勢山上は、飯福田寺(いぶたじ)の行場道で、礫岩などでできた奇岩怪石の、
スリル感あふれるルートである。
慣れておれば2時間班程度で一巡できるコンパクトさだが、岩に慣れていない人は
少々手こずるかもしれない。しかし、そこを無事に歩ききれば、なんともいえない
満足感に浸れることだろう。
飯福田寺の山門前に駐車スペースがある。
行場道に入るには、この飯福田寺で入山料500円を支払う必要がある。
行場道は、あくまでお寺の持ち物であり、本来は修行エリアであることは
忘れてはならない。
岩場の初心者もいるので、我々はヘルメット、ハーネス等で完全武装してスタートだ。
薬師堂の左から山道に入り、5分ほどで「油こぼし」の岩場が現れる。
ロープを流したら、およそ23mくらいになった。
皆さん、いきなり出現した岩壁に息を呑んでおられたが、一人ひとり、トップロープで
確保された状態で登って頂いた。
全員、みごとに登りきった!!
それなりに高度感がある中、緊張して登られたので、皆さん、充実の表情だ。
鉄製の手すりに導かれ、細い岩場を登って岩屋本堂へ。
岩が屋根上に頭上を覆う、珍しい地形だ。
時計を見ると、もうお昼。岩屋本堂の前で「もぐもぐタイム」にした。
岩屋本堂から右手へ、ボルダリングのようにして「鐘掛け」の行場を進むこともできるが、
リスクが高いので、抱付岩の横を巻いていく。巻き道とはいえ、狭い岩場だ。
大きな岩を回り込むと、しばらくは普通の平和な山道になる。
なにやら気配を感じたと思ったら、立木の大きな瞳に見つめられていた。
小天井を経て、周回コース最高点の大天井に到着。標高380mだ。
大天井の標識を見ながら、「井」の字じゃなくって「丼」だったら、
「だいてんどん」になるなぁ。伊勢エビの天ぷらが乗っていそうだなどと
冗談が飛び出す。
「亀岩」から先が、このルートのハイライトとなる。
飯福田寺や大天井からはまったく見えないのだが、連続する岩場が眼前に広がる。
「鞍掛岩」は、狭い岩尾根を直登するので、一瞬ひるむが、岩のフリクションはよく、
意外と難しくない。ただ、両側が切れ落ちているので、その迫力にびびってしまうと、
急に難しく感じられる場所でもある。
この日は念のため、フィックスロープを張って通過した。
続いて、「小尻返し」。ここは、登りはなんということもないが、下りが厄介。
かなり急な鎖場になっているので、懸垂下降で下ろした。
懸垂下降は初めての方も多く、ドキドキの体験だったに違いない。
飛石への登り。ハイライトも終盤だ。
平等岩の下で休憩してから、普通の山道を下る。
途中、岩屋本堂が見える場所がある。離れて見ても、特異なカタチをしている。
神社跡から、136段あるという石段を下りると、短くも中身の濃い山旅のフィナーレだ。
いやー、ここはやっぱりいつ行っても面白いな。おつかれさま~!
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