■メイン写真
嶽ノ森山の雄岳からみた、とんがり岩峰の雌岳
■今回のコース
道の駅一枚岩→登山口→変則十字路→嶽ノ森雄岳(上ノ峰)→コル→雌岳(下ノ峰)→
コル→豆腐岩→相瀬登山口→道の駅一枚岩
紀伊半島の南端部に、1400~1500万年前に大噴火をした熊野カルデラの一部、
「古座川弧状岩脈」の流紋岩質凝灰岩でできた特異な岩峰がみられる。
国指定天然記念物、その名も「一枚岩」と、古座川を挟んだ対岸の嶽ノ森山だ。
これまで道の駅一枚岩に駐車できていたが、今回、登山者は商売の邪魔になるので
少し手前の駐車スペースにクルマを置くよう言われた。
今後は道の駅には駐車できないので要注意だ。
対岸の「一枚岩」を見ながら、一枚岩トンネル方面に歩を進める。
岩盤も見事だが、古座川の美しい流れにも癒される。
トンネルの手前で右の道に入ると、登山口がある。道標が新しくなっていた。
ミツバツツジもあたたかい南紀ではもう最後かな。
急な岩場が始まる。
黒いキノコを発見。ムラサキフウセンタケか?
ナメトコ(滑床)が始まる。滑らないように足の大きさに岩が刻まれている。
イワヒバ。ヒノキの葉に似たシダの仲間だ。
犬鳴谷の最上流部、ナメトコ岩を歩く。不思議な風景だ。
天柱岩への分岐、峯ノ山への分岐にも新しい標識が立っていた。
植林の谷間から一気に高度を上げると、いよいよ固定ロープが下った岩場が出てくる。
ひと登りすると、絶景が広がる。足元に古座川の清流が蛇行する。
嶽ノ森の雄岳に到着。
紀伊田辺からの6人パーティが昼食中だった。
田辺市内の登山用具店の話題で盛り上がった。
雌岳が見え、山頂直下の白い岩が人を拒むようだ。
雄岳から雌岳へは、いったん急な岩場を下る。
ウバメガシの落ち葉で滑りやすいので用心、用心。
狭いコルに下り立つと、すぐ雌岳への急登だ。
ロープが付けられているが、あまり頼り過ぎないほうがよい。
雌岳に到着。今度は雄岳を振り返る。あちらもものすごい尖峰だ。
雌岳山頂の小さな石の祠の向こうは、さっき見えていた白い岩の上。
スパッと切れ落ちているので高度感は半端ではない。
元の岩場の道を引き返してコルに戻り、南側に下る。最後の難所である。
雌岳直下の南側に回り込んで下っていく。
雌岳の垂壁を下から見上げながら、改めてその峻険さに目を見張る。
ガクウツギが咲いていた。
豆腐岩は、四角い節理が城の石垣のようで面白い。
最後はウラジロが茂る植林の中を下る。
今年の葉が出たばかりの若いウラジロ。なんだか楽しい形だ。
相瀬登山口はもうすぐだ。
帰りにいつもの「道の駅すさみ」で小腹を満たしたり、お土産を買ったり。
まだ明るいうちに和歌山駅に戻れたのは高速道路の充実のおかげだ。
嶽ノ森山の雄岳からみた、とんがり岩峰の雌岳
■今回のコース
道の駅一枚岩→登山口→変則十字路→嶽ノ森雄岳(上ノ峰)→コル→雌岳(下ノ峰)→
コル→豆腐岩→相瀬登山口→道の駅一枚岩
紀伊半島の南端部に、1400~1500万年前に大噴火をした熊野カルデラの一部、
「古座川弧状岩脈」の流紋岩質凝灰岩でできた特異な岩峰がみられる。
国指定天然記念物、その名も「一枚岩」と、古座川を挟んだ対岸の嶽ノ森山だ。
これまで道の駅一枚岩に駐車できていたが、今回、登山者は商売の邪魔になるので
少し手前の駐車スペースにクルマを置くよう言われた。
今後は道の駅には駐車できないので要注意だ。
対岸の「一枚岩」を見ながら、一枚岩トンネル方面に歩を進める。
岩盤も見事だが、古座川の美しい流れにも癒される。
トンネルの手前で右の道に入ると、登山口がある。道標が新しくなっていた。
ミツバツツジもあたたかい南紀ではもう最後かな。
急な岩場が始まる。
黒いキノコを発見。ムラサキフウセンタケか?
ナメトコ(滑床)が始まる。滑らないように足の大きさに岩が刻まれている。
イワヒバ。ヒノキの葉に似たシダの仲間だ。
犬鳴谷の最上流部、ナメトコ岩を歩く。不思議な風景だ。
天柱岩への分岐、峯ノ山への分岐にも新しい標識が立っていた。
植林の谷間から一気に高度を上げると、いよいよ固定ロープが下った岩場が出てくる。
ひと登りすると、絶景が広がる。足元に古座川の清流が蛇行する。
嶽ノ森の雄岳に到着。
紀伊田辺からの6人パーティが昼食中だった。
田辺市内の登山用具店の話題で盛り上がった。
雌岳が見え、山頂直下の白い岩が人を拒むようだ。
雄岳から雌岳へは、いったん急な岩場を下る。
ウバメガシの落ち葉で滑りやすいので用心、用心。
狭いコルに下り立つと、すぐ雌岳への急登だ。
ロープが付けられているが、あまり頼り過ぎないほうがよい。
雌岳に到着。今度は雄岳を振り返る。あちらもものすごい尖峰だ。
雌岳山頂の小さな石の祠の向こうは、さっき見えていた白い岩の上。
スパッと切れ落ちているので高度感は半端ではない。
元の岩場の道を引き返してコルに戻り、南側に下る。最後の難所である。
雌岳直下の南側に回り込んで下っていく。
雌岳の垂壁を下から見上げながら、改めてその峻険さに目を見張る。
ガクウツギが咲いていた。
豆腐岩は、四角い節理が城の石垣のようで面白い。
最後はウラジロが茂る植林の中を下る。
今年の葉が出たばかりの若いウラジロ。なんだか楽しい形だ。
相瀬登山口はもうすぐだ。
帰りにいつもの「道の駅すさみ」で小腹を満たしたり、お土産を買ったり。
まだ明るいうちに和歌山駅に戻れたのは高速道路の充実のおかげだ。