Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2022年5月15日(日) 和歌山・大旗山へ。和歌山電鐵「たま駅長」に会いに行く!!

2022年05月20日 | 山登りの記録
■メイン写真
伊太祈曽駅にやってきた「たま電車」


■今回のコース
大池遊園駅→ビオトープ孟子入口→孟子不動山那賀寺→大旗山(篠ヶ城跡)→宝光寺跡→
地蔵峠→観音寺→伊太祁曽神社→ときわ山古墳→伊太祈曽駅


たまたま日曜の予定が空いていたので、かねて乗ってみたかった和歌山電鐵の沿線で
日帰り登山ができないかと思い、いろいろ調べた。
そして、山としてはちょっと平凡かもしれないが、大旗山に行くことにした。



和歌山電鐵の起点は和歌山駅。「うめぼし電車」がホームで待っていた。
和歌山電鐵の車輌はそれぞれがユニークなテーマに基づいた塗装、内装に
改造されている。車両そのものは前身の南海電鉄のころのものだ。



大池(おいけ)遊園で下車。
大池荘は大池の上に乗り出して建てられている。
しばらく農村風景の中を歩き、ビオトープ孟子(もうこ)の入口で右の細道に入り、
不動谷に沿う。



延命地蔵尊。まだまだ直進。



ビオトープ孟子。希少なトンボや植物が守られている。



孟子不動山那賀寺は、弘法大師が刻んだと伝わる不動明王を本尊とする寺。
岩に滴る滝で行がなされる。
一時、不動谷は薮で閉ざされ、村人がお参りに来るのさえ大変だったそうだが、1998年に
村の有志が薮を切り開いてビオトープ孟子を作り、アクセスがたやすくなったという。



大旗山への最短ルートをセレクト。急登とはいえ、尾根までは近いものだ。
山頂は篠ヶ城跡でもある。三角点があるものの、周りは深い薮に囲まれている。
篠ヶ城は、室町時代の南朝側の城だったという。



見上げるとエゴノキの花。もうそんな季節になったか。



尾根筋を西へ。突然、眺めが広がる。送電線が横切っているため、切り開かれているのだ。



荒れた道を宝光寺跡に下る。根来寺系の真言宗の寺だったようだ。
平坦地と石垣しかないように見えるが、しばらく周辺を歩き回っていたら
わずかに倒れた卵塔や経塔が散乱しているのを見つけた。



ふたたび、荒れた道を地蔵峠へ向かう。倒木にアラゲキクラゲが群生していた。



地蔵峠を経て、観音寺に下りてくる。ここからは里道だ。



伊太祁曽神社は、紀州一ノ宮の大きな神社だ。境内に茶店もある。
ところで紀州一ノ宮は、和歌山に3箇所もあるらしい。なぜ??



神社の向かいには、6世紀に造られたときわ山古墳がある。



伊太祈曽駅に到着。ここは和歌山電鐵の終着駅はなく、車両点検基地がある駅。
この日は「よんたま」駅長がご出勤。



車体にネコの耳がつけられた「たま電車」に乗ったが、車内灯もネコ。
乗るだけで心が和む和歌山電鐵の小旅行だった。

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