■メイン写真
象ヶ鼻から見た烏ヶ山
■今回のコース
ホテル大山しろがね→寂静山→中の原スキー場→宝珠山→下宝珠越→中宝珠越→上宝珠越→
ユートピア避難小屋→象ヶ鼻→三鈷峰→上宝珠越→中宝珠越→下宝珠越→大神山神社→
大山寺
楽しみにしていた大山ユートピアルート。
ホテル大山しろがねで目覚めた朝は快晴。これは期待が高まる。
まずは寂静山に寄ってみる。
方位盤が置かれた山頂は北側が開け、弓ヶ浜のカーブが印象的だ。
中の原スキー場へ抜け、ゲレンデをリフトトップまでひたすら上がる。
こういうところは、実際の傾斜以上にきつく感じるから不思議だ。
宝珠山を目指す。取りつきはササのブッシュを分ける。
足元にはちゃんと山道があるので大丈夫。
薮がなくなるとブナなどの樹林の中、はっきりした道になる。
宝珠山は樹木に囲まれて展望はない。
中宝珠越のすぐ手前で、いきなり前方の展望が開ける。
めざす三鈷峰は、崩落が進む険しい岩峰の奥だ。
中宝珠越から先は、アルペンムードになってくる。傾斜も強まり、時折、崩れかけた
微妙な箇所も現れる。
まだ雪渓が残っていた。凍ってはいないので、アイゼンは要らない。
雪が途切れたら、固定ロープの急坂がある。
"登攀"とまではいかないが、ほどほどに登りがいがあるルート。
大山の北壁。
しばらくの間、迫力に圧倒されて眺めていたら、ゴゴゴという地響きがした。
手前の涸れ沢を、すさまじい勢いで無数の岩が流れ落ちてきたのには驚いた。
大山ではこういうのが毎日、続いているのだろう。
ユートピア避難小屋に到着。五角形のユニークな形の小屋だ。
トイレブースはあるが、携帯トイレを使用することが条件。
携帯トイレは置いていないので持参する必要がある。
象ヶ鼻から三鈷峰を眺める。こちらからの三鈷峰は、おだやかな山容に見える。
三鈷峰にも寄ってみた。ルートは少し崩壊ぎみだが、まだしばらくは使えるレベル。
三鈷峰から振子山へのルートは崩壊のため通行禁止だ。
展望は最高で、特に日本海や矢筈ヶ山への雄大さには感動する。
下山は、下宝珠越までは往路をたどる。
下宝珠越からは大神山神社へ、これまた急坂を下る。
疲れた足にはこたえるが、ブナの巨木に励まされる。
大神山神社に到着。距離的にはそれほどでもない今回のコースだが、歩き甲斐があった。
参道を下り、大山寺へ。
この日は宿を変え、大山・山の家シーハイルへ。ウッディな山小屋風の雰囲気がいい。
イタリア料理コースの夕食はたいへん美味だった。
■今回出会った花たち
クルマバソウ。8枚の葉がとてもかわいい。
キケマン。
サンカヨウ。スキー場のゲレンデに多かった。
ダイセンキスミレ。これもゲレンデに咲いていた。
ブナの林床には、ダイセンミツバツツジが満開。
関西で普通にみるコバノミツバツツジに比べて、花の色が少し紫がかっている。
マイヅルソウはまだまだこれから。登山道の両側にびっしりと群落。
花期は壮観だろう。
イワカガミは定番。
ヨウラクツツジ。
タムシバ。数は少なかった。
三鈷峰への稜線に咲いていたフデリンドウ。
下宝珠越から大神山神社へ下る途中で見つけたチゴユリ。
ネコノメソウ。
参道に咲いていたコンロンソウ。
イチリンソウ。
イカリソウ。
春は花が豊富で、新緑の黄緑色も鮮やか。
あっという間に旬が過ぎていく名残惜しさまでも、春の魅力だ。
象ヶ鼻から見た烏ヶ山
■今回のコース
ホテル大山しろがね→寂静山→中の原スキー場→宝珠山→下宝珠越→中宝珠越→上宝珠越→
ユートピア避難小屋→象ヶ鼻→三鈷峰→上宝珠越→中宝珠越→下宝珠越→大神山神社→
大山寺
楽しみにしていた大山ユートピアルート。
ホテル大山しろがねで目覚めた朝は快晴。これは期待が高まる。
まずは寂静山に寄ってみる。
方位盤が置かれた山頂は北側が開け、弓ヶ浜のカーブが印象的だ。
中の原スキー場へ抜け、ゲレンデをリフトトップまでひたすら上がる。
こういうところは、実際の傾斜以上にきつく感じるから不思議だ。
宝珠山を目指す。取りつきはササのブッシュを分ける。
足元にはちゃんと山道があるので大丈夫。
薮がなくなるとブナなどの樹林の中、はっきりした道になる。
宝珠山は樹木に囲まれて展望はない。
中宝珠越のすぐ手前で、いきなり前方の展望が開ける。
めざす三鈷峰は、崩落が進む険しい岩峰の奥だ。
中宝珠越から先は、アルペンムードになってくる。傾斜も強まり、時折、崩れかけた
微妙な箇所も現れる。
まだ雪渓が残っていた。凍ってはいないので、アイゼンは要らない。
雪が途切れたら、固定ロープの急坂がある。
"登攀"とまではいかないが、ほどほどに登りがいがあるルート。
大山の北壁。
しばらくの間、迫力に圧倒されて眺めていたら、ゴゴゴという地響きがした。
手前の涸れ沢を、すさまじい勢いで無数の岩が流れ落ちてきたのには驚いた。
大山ではこういうのが毎日、続いているのだろう。
ユートピア避難小屋に到着。五角形のユニークな形の小屋だ。
トイレブースはあるが、携帯トイレを使用することが条件。
携帯トイレは置いていないので持参する必要がある。
象ヶ鼻から三鈷峰を眺める。こちらからの三鈷峰は、おだやかな山容に見える。
三鈷峰にも寄ってみた。ルートは少し崩壊ぎみだが、まだしばらくは使えるレベル。
三鈷峰から振子山へのルートは崩壊のため通行禁止だ。
展望は最高で、特に日本海や矢筈ヶ山への雄大さには感動する。
下山は、下宝珠越までは往路をたどる。
下宝珠越からは大神山神社へ、これまた急坂を下る。
疲れた足にはこたえるが、ブナの巨木に励まされる。
大神山神社に到着。距離的にはそれほどでもない今回のコースだが、歩き甲斐があった。
参道を下り、大山寺へ。
この日は宿を変え、大山・山の家シーハイルへ。ウッディな山小屋風の雰囲気がいい。
イタリア料理コースの夕食はたいへん美味だった。
■今回出会った花たち
クルマバソウ。8枚の葉がとてもかわいい。
キケマン。
サンカヨウ。スキー場のゲレンデに多かった。
ダイセンキスミレ。これもゲレンデに咲いていた。
ブナの林床には、ダイセンミツバツツジが満開。
関西で普通にみるコバノミツバツツジに比べて、花の色が少し紫がかっている。
マイヅルソウはまだまだこれから。登山道の両側にびっしりと群落。
花期は壮観だろう。
イワカガミは定番。
ヨウラクツツジ。
タムシバ。数は少なかった。
三鈷峰への稜線に咲いていたフデリンドウ。
下宝珠越から大神山神社へ下る途中で見つけたチゴユリ。
ネコノメソウ。
参道に咲いていたコンロンソウ。
イチリンソウ。
イカリソウ。
春は花が豊富で、新緑の黄緑色も鮮やか。
あっという間に旬が過ぎていく名残惜しさまでも、春の魅力だ。