5日の福岡ソフトバンクホークスキャンプに、野球日本代表の星野仙一氏が視察に訪れました。
午前10時ごろにアイビースタジアムに到着すると、田淵幸一ヘッド兼打撃コーチらと共に王貞治監督に挨拶を交わしました。星野監督は「アジア予選はよくしのいだと言ってもらえた。うちからはたくさん選んでほしいと言われて心強かった」とコメントしました。この後和田毅と川崎宗則と談笑した星野監督は、午後には西武ライオンズのキャンプに移動。星野監督は9日までに6球団を視察する予定となっています。
さて、この日は久米勇紀と大場翔太の新人コンビがブルペンで共演。久米投手は、星野監督を意識したのか偶然なのか背番号と同じ77球。大場投手はキャンプ最多の130球投げぬきました。明治大学の大先輩・星野監督に「1軍で投げる力はある」と激励された久米投手は、「オーラが違います」と恐縮しておりました。2人とも昨年の北京五輪プレ大会の代表メンバー。結果次第では星野JAPAN入りもあるかもしれません。
第1クールではへんとう炎のため別メニュー調整だった大村直之選手が全体練習に復帰。フリー打撃では、王監督の目の前で復調ぶりをアピールしました。最後に心配なニュースが。新垣渚投手が腹痛で早退しました。でも6日の練習には支障は無い様子。
5日から始まった第2クールは7日まで行われます。6日と7日は晴れ模様で気温は10℃以上に達するキャンプ日和。穏やかな天候の下、ホークスのキャンプは続きます。