日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

東アジア選手権 日本VS中国

2008年02月21日 | soccer

初戦は北朝鮮に1-1のドローで終わった男子日本代表。2戦目は開催国・中国と対戦です。中国は初戦に韓国に逆転負けを喫しています。この試合を落としたら優勝の可能性が消えるので絶対に負けられません。中国人サポーターの大ブーイングを静まらせることが出来たのか?

今日のスタメンです
GK 18 楢崎正剛
DF 3 駒野友一
DF 22 中澤佑二
DF 25 内田篤人
DF 2 今野泰幸
MF 5 安田理大
MF 7 遠藤保仁
MF 10 山瀬功治
MF 13 鈴木啓太
MF 14 中村憲剛
FW 12 田代有三
GKには楢崎、北朝鮮で同点アシストを決めた安田がスタメン入り。FWは田代の1トップ。体調不良で欠場した中村もスタメン復帰しました。

試合は前半5分、日本はFKから駒野が狙っていくがゴール左へ外れます。中国は8分にカウンターからジュー・ティンがミドルを放つも枠を捉えられず。この後中国ペースで動きますが、日本DF陣が得点を与えません。
試合が動いたのは17分、遠藤のパスを受けた駒野が左サイドからドリブルで仕掛けてクロス、田代が滑り込むも潰され、ボールは一旦中国GKがセーブするがこぼれ球を山瀬が決めて日本が先制します!
この後中国が反撃開始。19分、中盤で細かいパスのつなぎからワン・ドンの強烈な左足シュートはゴール右へ。26分にはスローインからジュー・ティンのヘディングシュートはゴール上へ。32分、ハーフウェーラインからロングボールを入れると、左サイドのドゥー・チェンユが抜け出すが、楢崎が飛び出してセーブします。この後も中国が果敢に同点ゴールを狙いに行きますが、日本が必死の守りを見せます!
中国の反撃の前になかなか流れが掴めない日本は、前半終了間際に久々のチャンス到来。フリーの田代が危険なタックルで倒されフリーキック獲得。このFKを遠藤が狙うもダメ。48分には鈴木のパスから山瀬がミドルを放つが、ボールはゴール左へ。前半は1-0で日本リードで折り返します。

後半から駒野に代わって加地亮が入りました。前半押し込まれた日本、追加点獲得で試合の主導権を確実にしたいところ。後半開始早々、チャンスが巡ってきます。左サイドの安田が切り込むと遠藤にパス、遠藤のスルーパスに山瀬が反応するも追いつくことが出来ません。
10分、中村憲剛のロングパスから安田が抜け出してシュート!しかしボールは左へ流れてしまう。そして安田はペナルティエリアギリギリのところで中国GKと接触。わき腹に激痛が走り、担架で運ばれて退場。代わりに羽生直剛が入りました。FKを獲得した日本は、決定的な場面で遠藤が外してしまいました…。
中国は22分、右サイドからのロングボールをチュー・ボーが切り込んでいくが、中澤がしっかりとクリアします。24分、日本は憲剛→遠藤とつないで、最後は山瀬がシュートを放つが右に外れます。28分には羽生がペナルティエリア内に侵入して左足でシュートを狙うもGKにキャッチされました。
日本ペースで進む中で迎えた39分、鈴木とリー・ウェイフェンが競り合った後、ウェイフェンが鈴木を突き飛ばすと鈴木もやり返して一触即発状態に。この行為に両者警告が与えられました。ロスタイム直前、山瀬のスルーパスから田代の強烈なシュートが決まって勝負ありかと思われましたが、判定はオフサイド。あまりにも惜しすぎる!
後半もいよいよロスタイム、中国はパワープレイでチャンスを作り上げるが、日本が粘りの守りを見せます。今度は遠藤のクリアボールを鈴木がつないでスルーパス、これを受けた田代が飛び出して、相手DFとの競り合いを制してシュートを放つがゴール右へ外れました。試合は1-0で日本の勝利!苦しみながらも勝ち点3獲得です。

あ~っ、もうイヤイヤ!中国は選手もサポーターも酷いわ!試合後の岡田監督も会見で「またけが人が出た。レフェリングのせいだけではないが、非常に不満を覚える」と激怒していました。まあ勝ったのはいいけどねえ、内容的にあと2,3点獲れてましたよ。遠藤のFK,山瀬の強烈なシュート、終盤の田代のシュートシーンが決まっていたら、中国人も静かになっていたでしょう。
そんな中国人サポーターは、試合終盤にペットボトルや発炎筒を投げつけたり、日本人を侮蔑する言葉を叫べば、負けた腹いせに日の丸を燃やす人もいました。おまけに日本と中国の選手が乗っていたバスを囲んだりとやりたい放題。北京五輪を直前に控えているだけに、汚点を残したのでした。


さて、相手GKに蹴られて負傷退場した安田選手ですが、右わき腹と腰を痛めて病院で検査を受けることになりました。肋骨骨折していないか気になるところですが、難しいですね…。もし骨折していたら北京五輪は絶望的、長期離脱もあり得るでしょう。画像を見てみると、蹴りが脇腹にモロに入っています。痛い…。あまりにも痛い…。負傷者続出の岡田JAPAN、韓国戦に限らず今後のW杯予選にも影響が出てくるかもしれません。
これで勝ち点3を獲得、2試合終了時点で勝ち点4です。次戦対戦相手の韓国は北朝鮮とドローに終わり、勝ち点4で並びました。得失点差でも並んでいますが、総得点で韓国が上回っているそうです。順位は韓国1位で日本が2位ということになりますかな?23日の最終戦は運命の日韓戦!勝って東アジアの頂点に立ってくれ!でもその前に女子の日韓戦が控えてます。こちらも頑張って欲しいと思います。勝てたらいいんだけど…。


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コメント (6)
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