まだサッカー日本代表のW杯出場決定の余韻に浸っています。ホークスファンのみなさんも岡田JAPANをテレビの前で応援してましたよねぇ~?見てなかったら周囲から冷たい目で見られるので気をつけた方がいいですよ…。「日本VSウズベキスタン戦」が行われた6日は、マツダスタジアム(新広島市民球場)で広島東洋カープとの最終戦がありました。金曜日はホークスが先制されながらも、6回に大場投手が打たれて逆転され、7回コールドで敗れました。6日の試合は新外国人のジャマーノが初登板初先発。対する広島は5月MVPの大竹寛が登板しました。
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1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(左)オーティズ
4(一)小久保裕紀
5(右)多村仁志
6(中)長谷川勇也
7(三)松田宣浩
8(捕)田上秀則
9(投)ジャマーノ
この日も松中が欠場、オーティズが3番レフトに入り、小久保は4番ファースト、松田は7番サードに入って2試合連続でスタメン出場となりました。
大竹VSジャマーノの先発で始まったこの試合、初回からソフトバンク打線が攻めまくります。1死後に川崎がライトへの2塁打を放つと、オーティズのセンター前タイムリーで1点を先制。なおも1死1塁の場面で、4番・小久保が大竹の4球目のストレートを捕らえ、左中間スタンドに運ぶ2ランで2点追加。初回から3連打で3点を奪います。2回には松田が2塁打を放つと、田上のタイムリーで4点目、初打席のジャマーノが犠打を決めた後、本多のヒット&盗塁で1死2,3塁で川崎の犠牲フライでもう1点、さらにオーティズが2打席連続タイムリーでこの回も3得点。2回終了時点で6-0、広島先発・大竹をKO。3回、2死から田上が2塁打を放つと、ジャマーノが広島2番手・青木孝広の初球を右中間に弾き返すタイムリー2塁打。「まさかのジャマーノ」で7点目。ホークス打線、凄すぎです。
先発のジャマーノは、初回に先頭打者に対しデッドボールを与えましたが、続く打者を2塁ライナー→併殺打に打ち取り、後続も投手ゴロに打ち取って無失点スタート。2回は3者凡退に抑えたんですが、3回に先頭の石井琢朗に3塁打を打たれ、1死後に青木の遊撃ゴロの間に石井が生還して1点を返されます。初失点を喫したジャマーノですが、その後も味方の好プレーで広島打線の反撃を与えない好投が続きました。
6点リードで迎えた5回、長谷川と松田が倒れて2死となった後、田上が青木のストレートを狙い撃ち。レフトポール際に飛んだ当たりはそのままスタンドイン。これでホークスは8点目。打線はまだ止まりません。6回は本多とオーティズのヒットで1死1,3塁、小久保が内野ゴロの間に本多が生還した後、多村が広島3番手・ドーマンの3球目のストレートを左中間スタンドに持っていく2ランを放ち、この回3点追加して11-1。広島との差は10点に拡がりました。
ジャマーノは5回と6回に先頭打者を出しながらも、後続を打ち取って0点に抑える好投が続きます。終盤に突入した7回、先頭の田上がヒットを放ったところで試合中断。結局このままコールドゲーム。2試合連続の降雨コールドは、ソフトバンクの快勝で終わりました。
交流戦 2009/06/06(土)
広 島-ソフトバンク 最終戦
(ソフトバンク3勝1敗、マツダ、14:00、31737人)
H 331 013 0x 11
C 001 000 1
(七回表無死降雨コールドゲーム)
【投手】
(ソ)ジャマーノ-田上
(広)大竹、青木高、ドーマン、森-石原、倉
【責任投手】
(勝)ジャマーノ1試合1勝
(敗)大竹10試合5勝2敗
【本塁打】
(ソ)小久保6号2ラン(1回、大竹)、田上8号ソロ(5回、青木高)
多村3号2ラン(6回、ドーマン)
2試合連続のコールドとなったこの試合、土曜日はソフトバンクが勝利。今のホークスは連敗なんてしません。広島先発・大竹を初回から打ち崩し、2回まで6得点奪ってノックアウト。初回に小久保、5回に田上、6回に多村と3本のホームランが飛び出し、一発攻勢で快勝しました。この2連戦は1勝1敗の五分、広島戦は3勝1敗の勝ち越しに終わりました。
先発のジャマーノは、6回まで打者21人に対して2安打1失点の好投。1軍初登板で見事なピッチングを見せて初勝利、コールドだけど完投しました。打撃面では第2打席でタイムリー2塁打を放ち、投打で猛アピール。これだけの内容からすれば、今後のローテ確定でしょう!オーティズとファルケンボーグに続く頼れる助っ人が出てきた事は、チームにとっても有り難いことです。
打撃陣は7回までチーム全体で14安打11得点と大当たり。田上は4打数4安打2打点の固め打ち。自身初の4安打で、3塁打が出ればサイクルヒットだったけどなあ。ちなみに田上は本塁打の数で小久保を上回ってます。最近ヒットが出ていなかったオーティズは4打数3安打2打点の猛打賞。2打席連続タイムリーで勝利に貢献しました。小久保はホームランと内野ゴロで3打点叩き出しました。復帰した松田は第1打席でヒットを放ちましたが、その後は凡退。まだ1軍の感覚に慣れてないようです。
ソフトバンクは交流戦の優勝マジックが「8」に減り、パリーグ首位・日本ハムが巨人に敗れたため、首位との差が1に縮まりました!首位が近づいてきたぞ~。日曜日からは甲子園球場で阪神タイガースとの2連戦。この2日間は杉内とホールトンが登板予定となってます。阪神は元・西武のブラゼルが加入して打線が強化、オリックスに連勝して3連勝と好調です。阪神ファンが沈黙するような勝ちっぷりを見せてくれる事を祈っています。