日刊魔胃蹴

暑すぎてつらい。

ヤクルト戦3連勝!交流戦連覇のマジックは「6」になりました。

2009年06月11日 | HAWKS

依然として交流戦首位をひた走る福岡ソフトバンクホークスは、水曜日からセリーグ2位の東京ヤクルトスワローズとの2連戦がスタート。W杯最終予選「日本VSカタール」の試合があった10日は、4試合連続欠場の松中選手が復帰、藤岡好明投手が2勝目を目指して先発登板しました。そしてヤクルトは佐藤由規投手が先発でした。

この日のスタメンです
1(二)本多雄一
2(遊)川崎宗則
3(左)オーティズ
4(指)松中信彦
5(一)小久保裕紀
6(右)多村仁志
7(中)長谷川勇也
8(三)松田宣浩
9(捕)田上秀則
松中は4番DHで先発し、小久保以降は打順を下げる形に。レフトにはオーティズが入ってます。

ホークス先発の藤岡は初回、ヤクルトの1,2番を簡単に2死としますが、青木に四球、ガイエルにはライト前ヒットを許して1,3塁と先制のピンチを迎えます。しかし、松元ユウイチをレフトフライに打ち取って2者残塁。初回のピンチを0点に切り抜けます。その裏の攻撃は、先頭の本多が由規のストレートを叩き、3塁線を破って快足を飛ばして2塁まで進みます。2死後、松中と小久保の2つの四死球で満塁となりますが、好調の多村が2塁ゴロに倒れて3者残塁。絶好のチャンスをモノにできません。
藤岡は2回に先頭の宮本にヒットを許したものの、後続のバッターを抑えてこの回も無失点。しかし3回、2死から青木に投手強襲→センター前ヒットとされ、これで動揺したかどうかわかりませんが、続くガイエルに2球目のスライダーをバックスクリーンに運ばれる2ランを浴びてしまいます。この後もユウイチ、宮本にもヒットを打たれ、2死1,2塁と追加点のピンチとなりましたが、武内をセンターフライに打ち取って追加点を許さず。4回、川端に四球、続く相川のバントを藤岡が2塁悪送球。自らのミスでまたもピンチになるが、川島慶三を2塁ライナー&ゲッツー、福地の場面で藤岡が2塁走者を牽制で刺殺。先ほどのミスを帳消しにしました。
由規を攻略したいソフトバンク打線は、3回に由規の前に本多と川崎が凡退して2死となりますが、オーティズが初球・スライダーを狙い撃ち!左中間スタンドに突き刺さるソロ本塁打で1点を返します。4回には2つの四死球などで2死満塁、この試合2度目の満塁となり、同点または逆転のチャンスの場面で本多が投手ゴロに倒れて3者残塁。マジでもったいないぞ。
藤岡は5回も走者を出しながらも追加点を阻止、6回には初めての3者凡退に抑えたところでマウンドを降りました。藤岡に白星をプレゼントするためにも逆転したいホークスは6回裏、長谷川と田上の四球で2死1,2塁、4回に満塁のピンチを潰した本多に打順が回ります。その本多は由規の2球目のスライダーをレフト線へ弾き返し、ヤクルト左翼手・福地がダイブするも届かず、ボールが転々とする間に1塁走者・田上まで生還します。本多の2点タイムリー2塁打で由規をKO、3-2でソフトバンクが逆転に成功!
終盤は7回に摂津、8回はファルケンボーグがヤクルト打線の反撃を与えない好リリーフを見せます。8回裏に長谷川がヤクルト3番手・萩原からライトスタンドへのソロホームランを放って1点追加。2点差で迎えた9回に守護神・馬原が登場。馬原は1死から連打を浴びて1,2塁のピンチを背負いましたが、デントナ&畠山のヤクルトの代打コンビを連続三振に仕留めてゲームセット。ソフトバンクが4-2で逆転勝ちです。


交流戦 2009/06/10(水)
ソフトバンク-ヤクルト 3回戦 
(ソフトバンク3勝、ヤフードーム、18:00、34041人)
YS 002 000 000   2
SH 001 002 01X   4
【投手】
(ヤ)由規、松岡、萩原-相川
(ソ)藤岡、摂津、ファルケンボーグ、馬原-田上
【責任投手】
(勝)藤岡13試合2勝
(S)馬原19試合1勝1敗11S
(敗)由規7試合2勝4敗
【本塁打】
(ヤ)ガイエル8号2ラン(3回、藤岡)
(ソ)オーティズ8号ソロ(3回、由規)、長谷川3号ソロ(8回、萩原)


ソフトバンクが6回に本多がヤクルトの先発・佐藤由規から2点タイムリーを放って逆転勝利!チームも2連勝を飾り、VSヤクルト戦3連勝で勝ち越しを決めました。広島・阪神に続いて3球団目ですよ。この日は広島がロッテに勝ったため、交流戦連覇のマジックは1つ減って「6」となりました。パリーグ首位・日本ハムは横浜に勝利、ゲーム差「1」は変わりません。どちらも負けませんな。
先発の藤岡は、6回までヤクルトの打者26人に対して96球、被安打6・3奪三振・3四死球・2失点という内容。5回までは毎回のように走者を出し、3回にはガイエルに2ランを浴びた後、ユウイチと宮本にも打たれて4連打とされましたが、追加点を与えず。4回には悪送球のミスを帳消しするプレーもありました。味方の逆転もあって今季2勝目を挙げ、前回の横浜戦に続いて2連勝です。
打撃陣は全体で7安打4得点を叩き出しましたが、この日は満塁のチャンスをモノにできなかったという印象を受けました。初回に2死満塁の場面で多村が凡退、4回には本多が投手ゴロ。なんで絶好の場面で打てないんだ…。これが影響してヒットの数より多い9残塁という結果になりました。それにしてもよく勝ったもんだわ。先発復帰の松中は4打数無安打、この日のヒーロー・本多は5打数2安打2打点の活躍を見せ、由規から2塁打を2度放ちました。8回に3号ソロを放った長谷川は、3本中2本がヤクルト戦で打ちました。オーティズは約2週間ぶりの本塁打。この一撃がきっかけでまた調子を上げてきそうです。
木曜日の先発は、ソフトバンク・大場翔太VSヤクルト・館山昌平と予想。う~ん、最多勝の館山がここで登場ですか。セリーグのエース級の投手を何人か打ち崩してきたんだけど、館山には敵わない様な気がします。それにホークスの先発が大場だから、あまり期待できない…。どうか館山から1点を奪えますように。



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【W杯最終予選】 日本VSカタール  負けに等しいドローでした…。

2009年06月11日 | soccer

6日のウズベキスタン戦で勝利し、W杯出場を決めたサッカー日本代表。ここからは1位通過を目指す戦いに入ります。2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選の第7戦は、横浜国際総合競技場(日産スタジアム)でカタール代表と対戦しました。この試合は前回の試合で退席処分となった岡田武史監督がベンチ入り禁止のため、大木武コーチが監督代行を務めることになりました。更には長谷部誠が出場停止、遠藤保仁、長友佑都の主力選手がこの試合欠場するため、控え選手の活躍に期待がかかりました。対するカタール代表は7試合終えて1勝4敗2分け・勝ち点5、この日本戦が最終戦で、3位以内に入るためには勝たなければなりません。1試合限定の「大木JAPAN」がW杯予選のホーム最終戦で白星を飾りたいところだったんですが…。


スタメンは次の通り
GK 1 楢崎正剛
DF 2 中沢佑二
DF 4 田中マルクス闘莉王
DF 6 内田篤人
DF 15 今野泰幸
MF 5 阿部勇樹
MF 7 橋本英郎
MF 9 岡崎慎司
MF 10 中村俊輔
MF 14 中村憲剛
FW 11 玉田圭司
前回欠場した玉田と内田が先発復帰し、今野が左サイド、長谷部&遠藤の代理には阿部と橋本を起用しました。新エース・岡崎慎司もスタメン入りです。

早い内から試合が動き出し、開始2分にカタールが右サイドでFKのチャンスを迎えましたが、阿部がヘッドでクリア。直後に日本はカウンターを仕掛け、俊輔のパスを受けた内田が右サイドをドリブルで仕掛けてクロス、岡崎に合わせたボールは相手に直撃してゴールイン。オウンゴールで日本が先制点を奪いました。9分には玉田が左サイドを駆け上がってクロス→岡崎が詰めるもゴール左に外れます。追いかけるカタールは10分、マジド・ハサンのクロスにマジディが頭で合わせるも枠を捉えられず。17分、マジドがスルーパスに抜け出すが今野が体を張って阻止します。19分、日本はスローインから憲剛が右足で狙うもGKの正面で終わります。
カタールは20分にFKからヤハヤ、23分にはモンテシンがミドルを狙うも同点ならず。日本は25分、玉田のクロスに前線まで上がっていた闘莉王が合わせるもGKがパンチング、こぼれ球を俊輔が胸でトラップしようとしたがハンドを取られました。30分、左サイドでチャンスを作ると、今野の低いクロスに橋本がヒールシュートを見せましたが、ボールは僅かに外れていきました。42分、カタールは阿部からボールを奪うと、楢崎との1VS1の場面でマジディが左足シュートを放つが、ゴール右に外れます。日本にとっては非常に危ないシーン。前半終了間際、俊輔のCKを岡崎が飛び込むもダメ、ボールは玉田に当たり、こぼれ球を闘莉王が押し込んで2点目かと思ったら、玉田のハンドでノーゴール。前半は1-0で日本リードで折り返す事に。
エンドが変わった後半、序盤からカタールのペースで進み、6分に中澤がエリア内でマジドを倒してPKを献上してしまう。このPKをヤハヤが直接決めてカタールが同点に追いつきます。でも引き分けではW杯出場の夢は消えます。追いつかれた日本は、後半12分に内田のクロスに岡崎が飛び込むも相手にクリアされます。13分、阿部に代えて松井大輔を投入。16分に玉田が右サイドを切りこんでクロスを入れるも誰も合わせてくれない。17分には憲剛パス→玉田シュート→こぼれ球を闘莉王がミドルを放つが、相手DFに当たってCK。続くCKは決定的なシーンは生まれず。
22分、日本は玉田を下げて興梠慎三が入ります。23分に憲剛&俊輔の「W中村」のパスから松井が右足で狙うも相手に直撃。24分には俊輔のスルーパスを受けた興梠がシュートするもGKに抑えられました。松井が投入してから日本ペースで進むも勝ち越し点が奪えません。29分からはカタールの反撃。まずカウンターからユセフが左サイドを突破し、最後はヤハヤがミドルを放つも失敗。31分には中澤のバックパスを奪ったユセフが抜け出すが、楢崎が飛び出して阻止。
33分からはまたも日本がペースを握り、33分に岡崎、34分に松井がシュートするも決まらず。36分、日本は最後のカードとして、俊輔を下げて本田圭佑が入ります。直後に本田が右サイドでクロス→岡崎ダイビングヘッドを見せますが、枠を捉えられません。41分、岡崎のパスに本田がシュートするが、威力がなくてGKにキャッチされた。ロスタイム前、松井も本田と同様力ないシュートを見せてしまう。結局1-1でタイムアップ。ホーム最終戦はドローに終わりました。


日本の得点は前半2分のオウンゴールのみで、再三シュートを放ったんだけど、2点目が奪えない試合でした。玉田のハンドさえ無かったら勝ってたのに…。遠藤・長谷部・長友といった主力が不在だったのが響きました。終了直前に威力ゼロのシュートが続いたのはガッカリ、もうちょっと強烈に打てば決まってたはずなんですがねえ。それに守備のミスも相次いでました。前半42分に阿部がミス、後半には中澤がバックパスを取られるというのがありました。それに中澤は同点の原因となったファウルを犯したんだもんな…。
今回の試合は前回のウズベク戦と同様審判が相手寄りでした。また「中東の笛」ですよ。今回のレフェリーは東南アジア系の人で、日本が倒された場面でファウルを取らないんですよ。どんだけ中東びいきなんだよ。カタール戦は正直言って日本の負けに等しい試合でした。こんな試合運びでは、本番でベスト4どころか予選敗退に終わるでしょう。これで日本がホームの4試合は1勝3分けで終了。勝った試合は3月のバーレーン戦だけ、ウズベク・豪州・カタールは引き分けです。ホントにホームで勝ち切れない試合が多かったですね。「無敗じゃん」と楽観視する人もいると思いますが、ホームの試合は勝たなきゃダメなんですけど。

さて、この日はアジア予選が横浜以外でも各地で行われ、A組首位のオーストラリアはホームでバーレーンと対戦し、後半に2得点を奪って快勝。勝ち点を17に伸ばして首位キープ。日本は勝ち点15で現在2位となってます。バーレーンは以前勝ち点7のまま。カタールは勝ち点6で全日程終了、勝ち点でバーレーンを上回れなかったため敗退決定。バーレーンVSウズベキスタン(勝ち点4)の直接対決で勝った方が3位となり、B組3位と対戦することになっています。
B組では、韓国VSサウジアラビアは0-0の引き分け、イランVSアラブ首長国連邦(UAE)は1-0でイランが勝利。韓国のB組1位通過が決定し、北朝鮮・サウジ・イランの3チームが2位争いを展開。B組最終戦は韓国VSイラン、サウジVS北朝鮮という組み合わせ。南アフリカ行きの条件は、①サウジと北朝鮮の勝者、②イランが韓国に勝つ&サウジVS北朝鮮が引き分けた時はイランが行ける。③2試合ドローなら北朝鮮が2位通過です。
岡田JAPANのW杯最終予選も残すところあと1つ。最終戦の17日は、アウェーでオーストラリアとの直接対決です。1位通過をするためには勝たなければならないんですが、次戦は俊輔と遠藤、本田圭佑を帯同しないそうです。って事は、控え組主体で戦うってことか?日本代表を支える選手が揃って欠場するのは痛手だと思いますよ。完全決着となる17日の豪州戦は、絶対に勝ってA組1位を決めてほしいけど、本当に大丈夫なのか…。



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コメント (4)
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